日中は暑さは残りますが、朝夕はすっかり涼しくなり過ごしやすくなってきた気がします。
秋空は澄み渡るようにすっきりと晴れ渡り、青空に白雲が薄く高く広がり爽快な季節です。
有名なことわざにもあるように「天高く馬肥ゆる秋」などとありますが、秋には空が高くなるという表現はよく使われまして
調べてみますと夏は太平洋からの湿った空気を含む高気圧が来るので雲が重く、水蒸気を多く含んでいるため入道雲のようなものが多く、雲は低いところまで来る。つまり「空は低く」なり、秋は大陸からの乾いた空気を含む高気圧が来るので、晴れ渡る際には水蒸気が少ないため澄み切った空となり、雲もイワシ雲のようなものが中心になるため高い位置に来る。つまり「空が高く」なるそうです。
最近、天気も良いので近隣で見晴らしの良いところを探して散歩に来ました。
千葉県立 印旛沼公園
千葉県最大の湖沼である印旛沼湖畔のこじんまりとした公園です。
ここの展望台から見える景色はなかなか素晴らしいので立ち寄ってみるのもいいかと思います。
私が訪れた時は地元の方でしょうか、何組かが芝生で思い思いに集まって食事をしている光景が見られました。
少し休憩するにはいい場所なのでしょう。
ここの公園は季節ごとにいろいろと見どころがあります。
梅林もあるし、桜の季節には周辺の見物客が多く訪れる見事な桜を見ることができます。
今の季節は曼殊沙華が咲き始めています。
印旛沼を見下ろす小高い丘には空堀が残っておりまして、鎌倉時代よりあった師戸城の城跡なのだそうです。地元の人は龍ヶ谷城(りゅうがやじょう)と呼んでいたとか。
「曼珠沙華」彼岸花の名で知られるこの花は「葉見ず花見ず」と呼ばれ花のある時期には葉がなく、葉のある時期には花がないという特徴のある花です。
秋に咲く代表的な花ですがその独特な雰囲気が人をひきつけます。
まだ、一部しか開花していなかったのですが写真におさめてみました。
他に通称「おばけススキ」、イネ科の植物であるパンパスグラスが植わっていました。
3m以上に成長するとても大きな植物です。
ひたち海浜公園で見たことはありましたが近所に存在するとは知りませんでした。
散歩がてらにいろいろと撮影しながら楽しみました。
使用した機材はNikon Z7 24-70mmF4 kit
ミラーレスカメラとはいえフルサイズでありコンパクトで持ち運びは軽快であります。
風景やスナップにも万能に対応でき、高画素機でありながら気軽に運用できるところは素晴らしいと思います。
ZマウントのレンズでありZ 24-70mm F4 Sという明るさと画質を高いレベルでまとめた、この組み合わせはZシリーズを楽しむには良い組み合わせだと思います。
隅々まで素晴らしい解像を見せるZレンズは写真撮影を楽しいものにしてくれるでしょう。
この公園のすぐ近くでコスモスが咲き始めていました。とはいえまだごくごく一部。見ごろはまだ先になるでしょう。
Z7のピクチャーコントロールで少し遊びながら撮影してみました。
少し変わった雰囲気の写真になりますがこういうのも楽しいものです。
皆様もNikonのZシリーズで今週の写真撮影を楽しんでみてはいかがでしょうか。
<!–なるた 1244–>