
2026年も上半期が終了し、ついに7月が到来しました。今年は例年に比べて比較的過ごしやすい気温のように感じます。
気温が丁度良いと外に咲く花や植物を撮影したいという欲が湧いてきます。
今回は高画素と広いダイナミックレンジが特徴的なNikon Z7IIと、高い機動力とマクロ撮影が可能なNIKKOR Z MC 50mm F2.8の組み合わせによるスナップ撮影をお送りします。
まずは家族が飼っているシシバナヘビの体表です。せっかくのマイクロレンズなので目いっぱい近付いて撮影させてもらいました。
遠目で見れば白と茶色のカラーリングが印象的だなと思う程度なのですが、こうして近接で改めて見ると白と茶色の二色以外にも色があり、滑らかなグラデーションがかけられている発見もありました。
家族が飼い始めて約3年以上は経ちますが、筆者は未だにおっかなびっくりしてしまうので、今年こそはこの手で肌を撫でられるようになりたいものです。
撮影日はとても良い天気でしたので近くに咲いていたムシトリナデシコを撮影してみました。
お昼頃というのもあり、逆光の光を帯びたおしべの葯は非常に煌びやかで、美麗な印象を与えています。
中央を際立たせるように背景の植物が良い具合にほろほろとボケており、その華やかさを鮮やかに彩ってくれました。
緑の中にひっそりと隠れていたたぬきの置物を撮影してみました。一般的に信楽たぬきと呼ばれているこの置物は「他を抜く」という語呂合わせからたぬきをモチーフに作られたようです。
元々首を傾げている姿が葉っぱからこちらへ顔を出して覗いているように見えて、とてもあざとく可愛らしいです。
どうやらたぬきが首を傾ける造形なのは、どこから来るお客さんや福を見逃さないように周囲に気を配って見渡している。という意味が込めれているそうです。
そんな気配りができるように筆者もなりたいものです。
木漏れ日の隙間からスポットライトのように照らされていた切り株が目についたので撮影してみました。
ピント面の切り株の中心はシャープに解像されており、断面の筋や模様を克明に写しております。
これから気温も暑くなると思うので、この夏もしかしたらここが昆虫たちが集うフィールドになったりはしないかと淡い期待を寄せております。
雨上がりの翌日に撮影したので地面にはこんな落し物がありました。
筆者はあまり生き物に詳しくないのですが、おそらくカタツムリが背負っていたであろう抜け殻だと思われます。
Z7Ⅱはチルト式モニターを採用しているので、カメラを地面に着くギリギリまで近づけて撮影が可能です。
モニターを真正面に構え、じっくりとシャッターを切るマクロ撮影とは相性が良いと感じました。
畑に植えたじゃがいもに花が咲きました。星形に広がった花弁と大きく突き出た黄色いおしべが特徴的です。ゲームに登場しそうな可愛らしい花だなと初めは思いました。
この薄紫色の綺麗な花が実はじゃがいもに咲く花だとは、筆者が初めて目にした時は考えられませんでした。
まさに「芋っぽい」なんて言葉とは無縁の存在です。
陽気な西日に照らされたじゃがいもの花は、ピント面の花弁やつぼみの周りに生えた産毛をきめ細やかに描写されています。
じゃがいもの収穫時期はまだ一か月先で、花が枯れてからになりますので、料理にありつけるのは少し先になります。収穫の時期が今から楽しみです。
こちらは別日に撮影したものになります。紫陽花を撮ろうとしたところ、巨大な蜘蛛の巣を発見しました。
小さな虫どころか人すら引っかかってしまいそうな程、立派な蜘蛛の巣でした。
曇天という天候もありますが巣の一歩奥に紫陽花があるため、紫陽花に気を取られている筆者は危うく引っかかるところでした。ここに巣を設置した蜘蛛はかなりの強者だと思います。
F4.5で撮影したのもあり、木の隙間から漏れた光が良いボケ感を生んでいます。中々見ないサイズの巣なので紫陽花より熱中して撮影していました。
蜘蛛の巣の奥に咲いていた紫陽花です。
紫陽花を撮ろうと出かけた日は必ず曇り空なのが心残りではありますが、曇天時は光の明暗差が減るので紫陽花の鮮やかな発色をニュートラルに描写することができました。
紫陽花のつぼみにどうしてもピントを合わせたかったので、フォーカスエリアをピンポイントAFに切り替えて撮影しました。細かいピント位置の調整が可能なので小さな被写体やマクロ撮影をする時には大活躍するフォーカスエリアになります。
Nikon Z7IIは約4575万画素とトリミング耐性にも強く、撮影した被写体に更に寄っても潰れず繊細に描写できるのが強みです。
また、チルト式モニターを採用しているので、NIKKOR Z MC 50mm F2.8と合わせると、身体の中心でどっしり構えて撮影に没頭できます。
レンズは約260gと非常に軽量なのでグリップ部の深いZ7IIと合わせて安定した撮影が可能です。
軽快さと安定感、そして高精細な描写を楽しむのに丁度良い組み合わせでした。
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