【Photo Movie】Canon PowerShot G10
【進化のモダンデザイン Canon PowerShot G10】
キヤノンPowerShotシリーズのハイエンド機に位置付けられるGシリーズ「Canon PowerShot G10」は、2008年に登場しました。2000年に初代のG1が登場してから8代目となるGシリーズに相応しい風格を感じさせるクラシカルなデザインG10の最大の注目点は、レンズが広角側にシフトしたことです。Gシリーズのアイデンティティーのように言われていた大口径レンズと可動式液晶モニターの両方が6代目となるG7からなくなってしまったが、このG7から続くモダンデザインこそGシリーズと言えます。
【G10最大の魅力】
3回目となる「Photo Movie」Canon PowerShot G7で、これまでの「PowerShot Gシリーズ」を簡単に紹介しましたが、7代目となるG9までは広角端が35mm相当から始まるズームレンズでした。そしてこのG10最大の特徴となるレンズが28mm相当にワイド化したことにより、コンデジの広角ズームレンズ時代が始まります。
広角端が35mm相当から28mm相当に広がったのは大きいと思います。これまでの写真にも大きな変化が生まれ、写真を撮る楽しさや喜びを感じるきっかけとなるカメラがPowerShot Gシリーズであり、広角28mmで魅力が増した高級コンパクトカメラが「PowerShot G10」だと思います。
またどのダイヤルも見た目はクラシカルでカッコ良く、アルミ削り出しらしい質感も良い。クリック感もほどほどで操作していて楽しいと感じるカメラです。
【Gシリーズのコンセプト】
常に進化を続けるキヤノン「PowerShot Gシリーズ」は「作品が撮れるコンパクトカメラ」というコンセプトで始りました。そして「クラシックとデジタルが融合したモダンデザイン」と言うとおり、ちょっとクラシックカメラのテイストが盛り込まれ、外装素材はもちろん金属製でボタン類はアルミ削りだしのパーツを使用するなど、操作部材に対する手触りや高級感を感じることができるカメラです。
外観上の特徴でもあるノスタルジックな操作系は、こういうのが好きな人には楽しいと感じるカメラなので、おかげでシャッター数が増えてしまうのが難点と言えなくもないですが、そういうところも楽しいカメラだと思います。
【新Gシリーズ】
2020年現在のGシリーズは主にG1 X Mark III、G5 X Mark II、G7 X Mark II、G7 X Mark III、G9 X Mark IIの5モデルを中心に展開、それぞれに特色あるモデルをラインナップ。やや大柄でも高画質を追求したモデルから高画質と小型軽量を両立させたモデルまで、自分の撮影スタイルに合った機種が選択できます。
『キレイを実現する、キヤノンテクノロジー』として、暗いところでノイズを抑える『高精細CMOSセンサー』、高屈折率を実現する『キヤノンレンズ』、進化を続ける『光学手ブレ補正』、独自開発の映像エンジン『DIGIC』などキヤノンが培ってきたこだわりが凝縮されたモデルGシリーズの進化はこれからも続くことでしょう。
【Canon PowerShot G10 Movie】
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今後も「PhotoMovie」では過去から未来へ時代とともに、皆様の期待に応える新製品から懐かしいカメラまでご紹介していきますのでよろしくお願いいたします。次回の「PhotoMovie」はどんなカメラが登場するのか、お楽しみに!