わたしの推し単焦点~広くダイナミックに広角編~
CanonNikonPanasonicSIGMASONYSONY G Master/G lensα9III 120コマ/秒対応わたしの推し単焦点
単焦点レンズがいいって聞くけど、何ミリがいいんだろう。
そんな疑問に答えるべく5人のマップカメラスタッフがそれぞれのお気に入りの単焦点レンズ=推し単焦点をご紹介する本連載。
それぞれの画角でどの範囲が写るのかを中心に、スタッフが実際に撮った写真をご紹介します。
単焦点レンズの購入を考えている皆様の参考になれば幸いです。
今回、ご紹介するのは35mmよりも広い範囲を写すことができる広角レンズです!
カメラを右手に持って、前に伸ばした左手を撮影すると、この距離感でこれだけ広く写ります。
焦点距離:14mm
まずは私が最も使いやすいと感じる20mmから。
Nikon AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
広角レンズはなんと言っても、その画角の広さとパースの効いた写真が特徴です。
広い画角を撮ることの多い風景写真との相性は抜群です。
以下の写真は、Nikon 「D750」と「AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED」の組み合わせで撮影しています。
自然の景色はもちろんですが、超高層ビルが立ち並ぶ都心でもその良さは引き立ちます。
広角レンズを使用することで、その迫力をそのままに表現することができます。
超高層ビルだけではありません。
くねくねとビルの隙間を縫って建設された首都高のジャンクションはまるで巨大な大蛇のような迫力があります。
広角レンズには単焦点レンズの他にもズームレンズがありますが、単焦点は何より明るい。
そのため、絞り込むだけでシャープな写りと綺麗な光条が出現します。
また何故20mmが使いやすいのか。
14mm近くの画角もよく使用しますが、メインの被写体がある場合、広い画角だとその被写体が小さくなってしまいます。
ところが、20mmの画角は適度にパースも取れつつ、被写体をメインにおいても紛れることの無い画角であるため、非常に使いやすいと感じます。
ただ広大な景色や天の川を写したいという時には、やはり14mmという画角は手放せません。
SIGMA Art 14mm F1.8 DG HSM
14mmのF1.8となるとレンズは重く大きくなります。しかし、非常にキレのある写りをしてくれます。
星空を撮る時にはやはりその単焦点ならではの明るさが役に立ちます。
様々な場所に行く機会があるのでしたら、バックのポケットに一本忍ばせておくと
いざという時に助かる広角単焦点レンズ。
もし、もう少し寄りたいという時にはクロップで凌ぐといった使い方もできます。
標準域のレンズとはまた違った良さが広角レンズにはあるのではないでしょうか。
ぜひ、ダイナミックな写りを体感していただきたいです!
次は望遠編です。
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