マップカメラ鉄道倶楽部

3度目の改名を迎える駅

東京スカイツリーの高さが最高点である634mに到達した事を記念して、東武鉄道より記念のメダルとストラップ
が発売されました。
メダルにはスカイツリーと東武鉄道の特急「スペーシア」がデザインされており、一方のストラップには最寄駅
である「業平橋駅」の切符がデザインされています。
業平橋駅 記念品
業平橋駅は来年4月のスカイツリー開業に合わせ、駅名が「とうきょうスカイツリー駅」に改名されることが発表
されており、業平橋の駅名とスカイツリーを一緒に記録した記念品はぜひ入手したいアイテムです。
ということで記念品の入手を兼ね業平橋へ行ってきました。
Nikon D700 +AF-S ED17-35mmF2.8D Nikon D700 +AF-S ED17-35mmF2.8D
駅名板には小さい字で「2011年春「とうきょうスカイツリー」に改称」と追記されていました。
以前は駅のホームに立つと工事現場を見渡すことができましたが、周囲の建設が進むにつれ障害物が増え見通し
が悪くなっていました。
タワーの高さばかり気にしていましたが、周囲も大きく変わってきているようです。
Nikon D700 +AF-S ED17-35mmF2.8D Nikon D700 +Ai24mmF2S
その象徴的なのが足下を流れる北十間川。以前は多くの生き物の気配が感じられた川も護岸が整備されることに
よって、近代的な風景に変わろうとしていました。それでも工事現場を抜け少し離れると、ツツジが咲く自然な
風景も。歴史ある下町は、少し歩くだけでいろんな景色を演出してくれます。
皆様も散策されてはいかがですか?

今回は鉄道写真がが少なかったので、少し前のアルバムから補充を。
Nikon D700 +AF-S ED17-35mmF2.8D Nikon D700 +AF-S ED17-35mmF2.8D
写真左:2011年3月撮影(高さ634m) / 写真右:2010年12月撮影(高さ511m)

Nikon D700 + Tokina AT-X16-28 F2.8PRO FX Nikon D700 +AF-S ED17-35mmF2.8D
写真左:2010年10月撮影(高さ488m) / 写真右:2010年9月撮影(高さ470m)

Nikon F3 +Ai24mmF2S Nikon D700 +AF-S ED17-35mmF2.8D
写真左:2010年4月撮影(高さ349m) / 写真右:2010年1月撮影(高さ281m)


今回入手した記念品の台紙に業平橋駅の沿革が記されていました。
これを元に調べてみると意外な過去が見えてきました。

業平橋駅は明治35年、東武伊勢崎線の起点駅として開業します。当時は「吾妻橋」駅という名称でした。
明治時代の技術では隅田川に鉄橋を架けることが出来ず、市街中心部から川を渡った東側に起点駅が作られたの
です。
一方、千葉方面へ向かう総武鉄道(現在のJR総武線)も同様の理由から起点駅は隅田川東岸の「両国」駅でした。
吾妻橋駅と比べ市街中心部に近く、都電とのアクセスも良かった両国駅に目を付けた東武鉄道は、明治37年に
吾妻橋駅の1駅手前の曳舟駅から総武鉄道の亀戸駅までの連絡線を作り、両国駅まで乗り入れをすることになりま
す。これが現在の東武亀戸線です。そしてこの乗り入れ開始と共に、吾妻橋駅はわずか2年で廃止となってしまい
ました。
ところが総武鉄道が国有化されると東武鉄道の乗り入れが出来なくなり明治43年、業平橋駅は再び起点駅として
よみがえります。その際、駅名も「浅草」駅に改名されました。
その後昭和6年、念願の墨田川越えが叶った東武鉄道はに起点駅を「浅草雷門」駅(現在の浅草駅)に移した際、
業平橋駅は現在の駅名に改名されました

時代の流れに合わせて何度も変わってきた業平橋駅。
スカイツリーの開業でまた新たな歴史を刻んで行くことになります。
この駅が今後どのように変わっていくのか?
興味を持たずにはいられません。

※使用機材は写真にカーソルを合わせると表示されます。


written by コリドラス
この記事のカテゴリーは『撮り鉄(車両/設備関連)』です | この記事は2011年05月03日現在の情報です。


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