マップカメラ鉄道倶楽部

渋滞緩和を目指す京王線


普段車を運転しないコリドラスでも、テレビやラジオで八王子方面から都心に向かう中央道がよく渋滞をすることを耳にしますが、
これと並行して、新宿と八王子を結ぶ京王電鉄京王線でも連日渋滞を繰り広げているのはご存じでしょうか。
この度この渋滞を緩和すべく、調布駅が新しく生まれ変わります。様相が一変してしまう調布駅を見に行ってきました。

ホームからの空も見納め 工事運休を知らせる改札口
新しい調布駅は地下駅になります。ホームから青空を望むのもこれが最後。ちょっと寂しくも思いますが連日の猛暑を考えると、空調
の効いたホームが待ち遠しくも感じます。改札口は工事に伴いプレハブの簡易な作り。最後の線路切り替えの大工事を控え、列車運休
を知らせる案内板が大きく掲げられていました。

京王線の渋滞の要因。それは八王子方面から来る京王本線と多摩センター・橋本方面から来る相模原線が合流する調布駅の平面交差に
あります。

本線と相模原線が同時に接近
JR中央線とスピード勝負をしている京王線は特急などの優等列車との接続を良くするため、相模原線と京王線がほぼ同時刻に調布駅に
到着します。(左側:木の茂みより相模原線上り急行列車が接近、右側:京王線上り準特急列車(新宿方面行)が接近)

下り列車の通過待ち
相模原線上り列車が調布駅に入線するには、京王線下り(八王子方面行)の線路を跨ぐ必要があります。そのため下り列車が通過する
まで相模原線はポイント手前でしばらく停車。

相模原線の入線
下り列車が通過しポイントが切り替わるのを待って調布駅に入線します。写真でも分かるように駅手前には踏切がありその間は遮断機
が降りたまま。相模原線の乗客の方もそうですが、踏切待ちの方も結構待たされます。

調布止まりの列車
調布駅より新宿へは合流した2線が同じ線路を走ります。そのため運転本数が増えすぎてしまうため、一部列車は新宿へは向かわず調布
駅で折り返します。

下り線を待たせての折り返し
この折り返しもネックです。専用の折り返し線が無い調布駅は、上り本線を数百メートル走行し、途中にある下り線との渡り線を使って
引き返してきます。そのため新宿からの下り列車も、この折り返し作業が終了するまで駅手前で待たされるのです。

上り線も開通待ち
もちろん、続行の上り列車も折り返し列車が本線から退くまで出発できません。

新しい調布駅はこれらを解消すべく、上り線と下り線の駅を2層化して平面交差を無くします。
上り線と下り線の横並び
よって調布駅で上り線と下り線が並ぶ姿を見るのもこれが最後。

列車の本数が一番少ない平日の昼間の時間帯でもご覧の渋滞ですから、ラッシュ時はさぞかし大変な事でしょう。
土日には東京競馬場とを結ぶ直通列車も増発されます。
調布駅を出る列車
接続を良くするために組まれたダイヤが仇になってしまった渋滞もこれで緩和されます。見慣れた景色が変わってしまうのは少々寂し
いですが、安全で快適に生まれ変わる新駅も楽しみです。


使用機材:Nikon 1 V1
     1NIKKOR VR10-30mmF3.5-5.6
     マウントアダプター FT1
     AF-S 24-70mmF2.8G ED

written by コリドラス
この記事のカテゴリーは『撮り鉄(車両/設備関連)』です | この記事は2012年08月17日現在の情報です。


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