マップカメラ鉄道倶楽部

JR東日本鶴見線の旅《国道駅》

21世紀の現代でもなお、いまだ昭和の雰囲気が色濃くだたよう、駅構内の元商用スペース。その昔、鶴見臨港鉄道の旅客駅として開業した当時は「臨海デパート」という名称で雑貨や食料品店が軒を連ねて賑わっていたそうです。国道(こくどう)駅の駅名の由来は、駅の下に国道15号線があるからとか。国道駅自体、戦前の1930年(昭和5年)に開業とのことですが、いまも駅舎には建設当時の構造や意匠がそのまま残っています。(外壁ではグラマンの機銃掃射によるといわれる弾痕を見ることも出来ます。) このような場所も、再開発が激しい首都圏内ではかなり少なくなってしまいました。保存建築のような特別な建物ではないのに、歴史の重みが感じられる、いまや首都圏内では貴重なスポットです。今回は、そのような雰囲気を克明に捉えるべく、あえて大判カメラで撮影に挑んでみました。

使用機材:エボニー45S

駅構内の券売機周辺。
休日の昼間に立ちよりましたが、構内は真っ暗。看板のある店舗もありますが、今も営業されているかはわかりませんでした。奥の旧店舗部分のいくつかは釣り船屋や住居となっているようです。使用機材:ニコンD200+AF-S DXズームニッコール ED 18-70mm F3.5-4.5G(IF)(この項3点とも)
駅舎外観。アーチ型の構造など当時のまま。青い鉄骨はホームの支柱。このとき訪問した限りの印象では、周辺に住まわれている方よりも、見学にみえたと思われる方のほうの人数がはるかに多かった。建築趣味系/鉄道趣味系の方々の隠れた人気スポットだとしても、納得です。 国道駅のホームより。
1996年までは「クモハ12」というクラシックな車両が走っていたとのことですが、現在は、超現代的な205系のみ運行しています。車両だけ、新しすぎて風景から浮いて見えますねぇ。こういった撮影は、やはり一眼レフデジカメが有利ですね。

 JR鶴見線は、川崎と横浜の中間にある鶴見川周辺の臨海工業地帯を走る路線。電車の中に張ってある東京近郊路線図をみると、真ん中の下の方に、短く枝分かれした小さな路線がありますよね。あの、いつかはいってみたいと思わせる奇妙な形をした路線。それが鶴見線です。沿線には、廃線、廃駅跡などもあり、鉄路の魅力が凝縮された路線でもあります。一日もかからず全線全駅乗降制覇ができるので、全線制覇の入門編(?)としても、おすすめ。
 なお、全線制覇挑戦の際のお弁当は、(東芝工場の敷地内にあるため)駅の外に出られないことで有名な「海芝浦駅」付属の公園で、海を眺めながらがグー。(笑


written by マップカメラEC営業部(T)
この記事のカテゴリーは『乗り鉄(旅/名物関連)』です | この記事は2007年07月04日現在の情報です。


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