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秩父鉄道の国電リバイバルカラー続編

以前、のり氏のレポートにあった秩父鉄道1000系(旧国鉄101系)の国電色の復刻。
2007年9月1日のオレンジバーミリオン色の登場以後、10月14日にスカイブルー、11月24日にカナリアイエローと
色数を増やしていき、先日の4月5日に復刻の第4弾としてウグイス色の電車が登場しました。

ゴールデンウィークも終わり人出が少なくなった頃を見計らって、4色の1000系を見に秩父まで行ってきました。
三峰口駅に揃う1000系
三峰口駅に色違いの1000系が並ぶ姿を発見。(使用機材:Nikon D300 + AF-S ED80-200mmF2.8D)
京浜東北線と同じスカイブルー色と、中央線と同じオレンジバーミリオン色が並ぶと東京〜神田間を想像させます。
その脇に見えるのが秩父鉄道のオリジナルカラーの1000系。

秩父鉄道のオリジナルカラー白地に青と赤いラインのカラーリングは、長瀞の荒川の流れと有名なライン下りを
連想させる配色です。
秩父鉄道オリジナルカラーの1000系
三峰口~白久間にて (使用機材:Nikon D300 + AF-S ED28-70mmF2.8D)
オリジナルカラーの1000系関西線色の1000系
オリジナルカラーの1000系(御花畑駅にて)とウグイス色の1000系(写真右:影森駅にて)

ウグイス色というと東京では山手線の色ですが、山手線に101系が走っていた当時はカナリアイエローの車両が
使われており、ウグイス色の101系は過去に存在しませんが、運転席の下にある黄色い帯(田園地帯でも電車が
目立つようにと入れられた警戒色)が入ると、かつて関西線を走っていた車両と同じカラーリングになります。
国鉄色復刻へのこだわりを感じるワンポイントです。

ただ残念な事に車内に乗り合わせた若い女性が、この電車を見て「変な色、パステルカラーにすれば人気出ると
思ってるのかね。」と話しているのが聞こえてきました。
確かに関東の人や若い人から見たら「ガチャピン」みたいな色としか思えないかもしれませんね。
ガチャピンにはピンクのラインも入りますが...。

車内も冷房改造されている事を除けば、昔とさほどかわらない姿を維持していました。
久しぶりに乗った101系。薄緑色の車内と青い椅子は懐かしいの一言。(写真左)
1000系の車内1000系の窓枠
窓も昔懐かしい上に開ける2段式。冷房車が当たり前の現在は窓を開ける事も無くなりましたが、窓を全開にして
発電ブレーキが発する床下から上がる熱気と走行中入る強い風を浴びるのが好きで、よく顔を出しては親に怒られ
たものです。(写真右)

空調の扇風機も健在。国鉄マーク入りだったのはちょっとビックリです。(写真左)
国鉄マーク入り扇風機1000系の運転席
折り返しの隙をねらって運転台を撮影。(写真右)
2ハンドルのマスコンも貴重品です。電車の運転手を夢見た幼少期を思い出させます。

復刻第一弾のオレンジバーミリオン色の1000系
オレンジバーミリオン色の1000系
三峰口~白久間にて(使用機材:Nikon D300 + AF-S ED28-70mmF2.8D)

中央線色の1000系京浜東北線色の1000系
オレンジバーミリオン色の1000系(写真左)とスカイブルー色の1000系(写真右)御花畑駅にて

撮影場所を探しながら歩いていると「急行芝桜」のヘッドマークを付けた回送電車6000系が通過していきました。
6000系は西武鉄道からの譲渡車で急行(秩父路)専用車両として活躍しています。
西武鉄道時代、この車両も101系と呼ばれていました。101という数字になにか秩父鉄道でのこだわりを感じます。
急行芝桜号の6000系
三峰口~白久間にて (使用機材:Nikon D300 + AF-S ED28-70mmF2.8D)
ちなみに芝桜号。沿線の羊山公園(御花畑駅下車)内にある芝桜の丘で花が見頃になる時期だけに付けられた
期間限定の愛称です。

ということで、芝桜の丘へ足をのばしてみました。
羊山公園の芝桜の丘
芝桜芝桜の中に咲くタンポポの綿毛
花はもう終わりに近く、至る所で葉の緑が目立っていましたが、芝桜独特の甘い匂いが丘一面に広がっていました。


日没まで探したのですが、「カナリアイエロー」の1000系とは会う事ができませんでした。
お詫びに昔のアルバムから総武線101系の写真を載せておきます。
総武線のさよなら101系
昭和63年11月東船橋駅にて(使用機材:Nikon F501+AF35-70mmF3.3-4.5S)
総武線のさよなら101系2
昭和63年11月稲毛駅にて(使用機材:Nikon F501+AF35-70mmF3.3-4.5S)
カナリアイエローの色にちなんでカナリアの絵が描かれた「さよなら101系」のヘッドマーク。
千葉県では県の花、菜の花カラーとして親しまれていました。

アルバムの日付を見てビックリ!旧国鉄101系に乗ったのは20年ぶりという事になります。
鉄道博物館等で101系を見ては懐かしいな〜と感じていましたが、ちょっと物足りない...。
やはり保存車には無い現役車に残る暖かさと言うか、命に似た何かがあるのだと感じました。
コイルバネの台車と、バネの利いた椅子の織り成す弾むような乗り心地は、子供の頃に戻った懐かしい記憶も
弾ませてくれました。
秩父鉄道というと「SLパレオエクスプレス」が注目されがちですが、旧101系でも十分楽しむ事ができます。
いつの日か大勢の人が101系を乗りに訪れ、乗車率250%とかになったら、国鉄101系全盛時を体感させてくれる
かもしれません(笑)。

written by コリドラス
この記事のカテゴリーは『撮り鉄(車両/設備関連)』です | この記事は2008年05月12日現在の情報です。


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