【マップカメラ鉄道倶楽部RailMap】ひたちなか海浜鉄道湊(みなと)線
お久しぶりです。ストロベリーです。
関東地方の梅雨が明けた日、上野駅を出発して「ひたちなか海浜鉄道湊(みなと)線」に行って参りました。
ひたちなか海浜鉄道湊線は、JR常磐線勝田(かつた)駅から途中交換駅の那珂湊(なかみなと)駅を経て、終点の阿字ヶ浦(あじがうら)までのおよそ14kmをディーゼルカーで結ぶ非電化ローカル線です。車両はレトロ感いっぱいのキハ20系が人気ですが、キハ20系は殆どが非冷房車のため夏季には走りません。真夏に訪れた我々を出迎えてくれたのは、1990年代後半に入線したキハ3710形でした。
キハ3710形の3710は「み→3」「な→7」「と→10」の語呂合わせです。
(中根駅~金上(かねあげ)駅間にて)
PENTAX K200D+SMC F*300mmF4.5ED
田んぼの中を走るキハ3710(中根駅~金上(かねあげ)駅間にて)
PENTAX K200D+DA18-55mmF3.5-5.6AL
ひたちなか海浜鉄道湊線は、今年3月までは茨城交通湊線と呼ばれていました。茨城交通湊線は、一時期茨城交通の鉄道事業撤退から存続の危機にありましたが、紆余曲折の結果、昨年ようやく第三セクター方式による全路線の存続が決定し、今年4月から「ひたちなか海浜鉄道湊線」として新たなスタートを切ったばかりの路線なのです。
4両連結で留置されていたキハ20系。(那珂湊(なかみなと)駅にて)
PENTAX K200D+DA18-55mmF3.5-5.6AL
日本初のステンレス製ディーゼルカー「ケハ600形」。
既に廃車になっていますが、愛嬌のある「湘南顔」は健在です。(那珂湊(なかみなと)駅にて)
PENTAX K200D+DA18-55mmF3.5-5.6AL
かつては上野からの長大編成の列車が乗り入れていたこともあるため、湊線のプラットホームはローカル線とは思えないくらいものすごく長く造られています。(阿字ヶ浦駅にて)
PENTAX K200D+DA18-55mmF3.5-5.6AL
阿字ヶ浦駅外観 PENTAX K200D+DA18-55mmF3.5-5.6AL
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この日のお昼ご飯は、大きなネタで有名な、那珂湊(なかみなと)駅近くの回転寿司屋さんに行きました。
PENTAX K200D+DA18-55mmF3.5-5.6AL
もはや寿司ネタというよりは魚屋さんで売っている「切り身」に近い大きさです。もちろん美味しいことは美味しいんですが、特にマグロ系の「切り身」の大きさは一瞬食べるのをためらうくらいです・・・。場所は那珂湊駅から魚市場方面に歩いて10分程度のところにありますので、ご自分の目(舌?)で確認したい方は是非どうぞ。
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(中根駅~金上(かねあげ)駅間にて)
PENTAX K200D+SMC-A645 75mmF2.8
(中根駅にて)
PENTAX K200D+DA18-55mmF3.5-5.6AL
第三セクター方式によってひとまず存続が決定したとは言え、ひたちなか海浜鉄道湊線が収益面でまだまだ予断を許さない状況に変わりはありません。鉄道ファンの一人として、いまや関東地方では珍しくなってしまった、非電化ローカル線の今後を見守っていきたいと思います。