【マップカメラ情報】6月16日「Nikon D800セミナー」を開催しました
2012年6月16日、株式会社ニコンイメージングジャパンのご協力の下「Nikon D800」の体験セミナーが開催されました。
D800と言えば、3600万画素という驚愕のスペックで今春発売されたばかりの最新鋭機で、世界中で予想を超える予約数から生産が追いつかない状況が続いている超人気モデル。
すでに購入された方や、これから購入を検討されている方など多くの方にご参加いただきました。今回はその模様の一部をご紹介いたします。
今回講師を務めてくださったのは、ニコンカレッジの講師でもある塙真一先生。人物撮影を中心に幅広い分野で活躍されています。
まずは塙先生が撮影された画像を見ながらD800の特徴と性能をフルに引き出す撮影ポイントを講義形式でご説明いただきました。
塙先生曰く、D800は例えるなら高級スポーツカー。普段使いも出来るが、しっかり使いこなすことでより写真が楽しくなるカメラとの事。レンズ性能の違いによる映りの変化や、ブレやモアレに対する注意点なども含め、細部までしっかり描写するD800の解像力の凄さを説明していただきました。
講義後は、会場に撮影スペースを作成し実際にモデル撮影体験をしていただきました。
Raw現像など撮影後に画像調整が可能なデジタル撮影ですが、前もって完成形をイメージし撮影の段階で出来る限りの調整をしておくのが望ましいとの事で、露出の調整は念入りに行います。
モデルさんを立たせての最終テスト撮影で準備完了。約15分ほどのあっという間の作業でした。モデルは須山るみさん。
塙先生がカメラの先ほど調整したカメラ設定を皆様に伝え、いよいよ撮影がスタートです。
撮影機材の台数が限られていたため、皆様順番に撮影していただきました。
照明機材を変更することで別の雰囲気が得られるとの事から、後半は照明機材を蛍光灯に変更。
先に使用したストロボ撮影と違いシャッター速度が遅くなるため、よりブレに対して注意が必要となります。
高解像力を持つD800はとにかくブレに注意して欲しいと先生は仰ってました。
最後に質疑応答でセミナーは終了となりました。
ブレを完全に抑えるために三脚が有効ですが、D800ではより大きな三脚が望ましいとの事。シビアな撮影が求められるD800ですが、全てが上手く作用したとき驚きの解像力が得られますので、皆様もぜひ実践してみてください。
おかげさまでご参加いただいた皆様のご協力の下、今回も無事に終了することができました。ありがとうございました。
皆様からいただいたアンケートを基に、これからも様々なイベントを行ってまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
最後に、親切丁寧な解説をしてくださった塙先生、モデルの須山るみさん、そしてご協力頂きました関係各所の皆様にもこの場を借りて、お礼申し上げます。