【マップカメラ情報】★フィルム千夜一夜★ 第1夜 モノクロ現像の楽しみ
~フィルムカメラ、フィルムで撮影した写真の魅力をリレー形式で語っていくシリーズです~
平成生まれの方は、生まれて初めて自分でシャッターをきったとき、持っていたカメラはデジタルだったかもしれません。
フィルムカメラなんて触ったこともないかもしれません。
しかし、モノクロ写真は見たことがあるはずです。
社会科の教科書の偉人さん、おじいちゃんおばあちゃんの若かりし頃・・・。
デジタル全盛の今でも、そんなステキな写真が撮れるのです!
フィルムカメラは健在で、モノクロフィルムだってちゃんと買うことが出来ます。
マニュアルカメラに単焦点レンズ、中にはモノクロフィルムを入れて、思うままにシャッターを切りましょう!!
さて、第一夜はモノクロフィルムを自宅で現像する楽しみ!です。
現像に必要な道具たちです。
左の上からリール、ステンレスタンク、蓋、フィルムパトローネ用栓抜き、フィルム現像材D-76
ここからは、ダークバッグなど完全に光の届かない場所で作業してくださいね。
まず、フィルム用栓抜きでフィルムを空けます。無ければビール瓶用で代用できます。
フィルムをパトローネから出したら、ハサミでまっすぐにカットします。
両溝リールに巻いていきます。ツメが下に来るように巻き始めないとうまくいきません。この作業も完全暗室ですのでまずは、不要なフィルムを使って明るいところで練習練習。
フィルムが巻けたら、タンクに入れて蓋をしっかり閉めます。
ここまできたら、明るいところに出しても大丈夫です。
この後は現像剤のD-76を作り、現像を行います。
現像液についてはまたの機会に・・・。
今回は1:1の希釈現像にしました。
私の場合は撮った瞬間を再現するよりも、引き伸ばしやすいネガを作ることを第一に考えています。
もちろん、シャッターを切った瞬間から引き伸ばしまで、考えていますよ・・・。
★☆★ A Film makes me so happy ★☆★
2号店2階 ナツコ
愛用機:Nikon F2