【マップカメラ情報】条件が悪い時だからこそ撮れる写真がある・・・という事にしておきましょう。
久しぶりに早朝から出かけてみようと思いまして、朝の五時過ぎぐらいに目を覚ましてみました。
まだ外は暗いのですがそれよりも気になっていたのは天候。昨日はまだ雨が降っていたのです。
幸い晴れてはいたのですが雲が多いのが少し気になります。
朝日を背景に旅客機を撮影しようという目論見のもと
Nikon D3sとAF-S 70-200mm F2.8G VRⅡを用意していたのですよね。
さくらの山公園は朝6時から夜の11時まで開放されています。
到着するまでに空が晴れてくれる事を祈っていましたが・・・。
ついてみたら空はこんな感じです。
雨も上がって間もないので空気中にかなりの水分を含んでいるので
近くに見える機体もかすんで見えます。
朝日を背負わせて旅客機を撮るには曇りすぎです。
さすがD3sとAF-S 70-200mmF2.8GⅡだけあって本来の見た目よりも機体を
しっかりと捉えていますけど。
花壇などを撮るには十分キレイに写ります。
とはいえこんな状況でなくては撮れない写真というのもあるのです。
すこし見難いかもしれませんが翼をみると白い雲のような筋が見えます。
これはなんでもヴェイパー現象というものらしいです。
通常は戦闘機などが音速を超えたときに機体周辺に急激な気圧の低下をまねく事によって
起こるものらしいのですが大気に水分が多量に含まれた状態なら低速でも起こるそうです。
低速といっても確か260km/hくらいの速度がでていると思うのですが。
残念ながら今回は目的の写真は撮れなかったわけですが
これはこれで普段はあまり見られない現象を見られました。
すこし空がすぐれなくともそんなときでしか出会えないこともあります。
ちょっと天候が悪いからといって諦めるのは実はもったいないことなのかもしれません。
後日、Nikon D3とAF-S 70-200mm F2.8G VRとテレコンバーター×1.4を
用意して改めて出かけてみたらまたこういう天気。
いや前よりは良いんだけれども。天候に左右される撮影は根気がいりますよね?