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手持ちのカメラで、ましかく写真!

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お久しぶりです! マップカメラ楽天市場店担当の岡田です。

突然ですが、ハッセルブラッドってご存知ですか。
カメラファンの方々には、6x6判の中判カメラとしてお馴染みのことと思います。
私も大好きです。

このカメラ、6x6判ということで、縦横56mmの正方形のネガが出来上がります。
正方形ですから、写真の縦横もなく、落ち着いた、端正な写真を撮るには最適です。


そんなハッセルブラッドが、最近わが家にやってきました。
お借りしたものですが、実際にさわってみると、やはりいいものですね。
特に、ウエストレベルファインダーを覗いた時のクリアな像は、逸品です。



- これがハッセルブラッドだ!


以前から正方形の写真には憧れがあって、撮ってみたいなあとは思っていたのですが、
フィルムカメラで正方形というと、あまり無いんですね。

特に35mmフィルムを使うものですと、思いつくものでは「ROBOT」や「マミヤスケッチ」、
最近はトイカメラでも、ましかく写真が撮れるものがいくつかあるようですが、
本当に数が少なくて、それがまた、魅力のひとつにもなっています。

そんな正方形の写真を手持ちのカメラで撮れないか、ということで試してみたのが今回の記事です。


用意したのはこのカメラ、「OLYMPUS 35RC」です。


- これがOLYMPUS 35RCだ!


このカメラは、機械式シャッターを採用しており、完全マニュアルでの撮影ができるのが特徴です。
軍幹部に小さなシャッタースピードダイヤル(B・1/15~1/500)が付いていて、
さらに絞りも自由に設定できますので、コンパクトカメラながら
撮影者の意図に沿った撮影ができるのがいいですね。

レンジファインダーなのでピント合わせもしっかりできますし、
内蔵露出計を使ったシャッタースピード優先オートもできますので、文句なしです。
私は、ちょっとしたお出掛けの時に、よくこのカメラを使っています。


さて、前置きはこのくらいにして、カメラの改造に進んでいきます。

改造とはいっても、実に簡単なことです。


まずは、黒い紙を用意して、適当な大きさに切ります。
黒い紙がなければ、白い紙を黒く塗ってもよいと思います。
光を通さないような、適当に厚い紙がいいです。



カメラの裏ぶたを開くと、フィルムを装てんするスペースが見えます。
まんなかに長方形の穴が開いていまして、これが横36mm×縦24mm、ネガの1コマの寸法になるわけです。



この穴が24mm×24mmになれば、正方形の写真ができます。
先ほど切った紙をうまいこと置いて、穴がきちんと正方形になるようにテープで止めます。
ここでは、あとで簡単にはがせるように粘着力の弱いタイプを使っています。

※粘着力が強いと、テープをはがした時にカメラの黒い塗装まではがれてしまう可能性があります。
 十分に注意してください。
 また、テープカッターで切ったような、端がギザギザのテープを使いますと、
 フィルムを痛めるだけでなく、写真屋さんに迷惑がかかってしまう可能性があります。
 必ずハサミなどでまっすぐに切ったテープを使いましょう。



次に、ファインダー側です。
ファインダーを覗きながら、撮像範囲が正方形になるように、黒い紙をテープで止めておきます。
これは目安なので、大体でいいとおもいます。

ここで注意しなければいけないことは、
「フィルム面の右側をマスクした場合、ファインダー像の左側が欠ける」ことです。
上の写真をもう一度見ていただくと、フィルム面は右側を隠していますが、
ファインダーは左を隠していることがわかるとおもいます。

これは、レンズから入った光が上下左右逆像となってフィルムに届くからです。

大判カメラをお使いになられる方はご存知のこととおもいますが、それと同じ原理です。

また、最初にご紹介したハッセルブラッドは、一眼レフタイプの場合ミラーを挟む為、
像の上下が更に反転されて、ウエストレベルファインダーで見ると左右のみ逆像となっています。

一般的なアイレベルファインダーを持つ一眼レフカメラでは、ミラーで上下を反転した後、
ペンタプリズム(またはペンタミラー)を使って左右も反転させ、
上下左右正像で被写体を見られるようになっています。
すごい技術ですね!


そして、実際に撮影したのが下の写真です。



コマとコマの間は開いてしまいますが、きちんと四角い像が写っています。

ところで、こうして撮影したフィルムを現像に出す時には、
四角い写真を撮りました、と店員さんに申し出てください。
きちんと伝えておかないと、現像ミスを疑われる場合があります。

また、同時プリントを依頼する際には、お店の方とよく話し合って決めてください。
時間に余裕があれば、フィルムの現像だけ先にお願いして、
仕上がったネガを見ながらプリント方法を指定されることをお勧めします。


最後に作例です。





上は、ベランダに土をこぼした時の写真、下はどこだったか、地下鉄の駅です。

近所の写真屋さんで、ノートリミングでプリントをお願いしようと思ったのですが、
どうもうまくできないということでしたので、手持ちのスキャナーで取り込んでいます。

お店でフツーにプリントをお願いすると、キャリアーの都合上
写真の上下が切られてしまって、きれいな正方形の絵ができません。
気をつけてください。

しかし、こんな簡単にしかくい写真が撮れるのは楽しいです。
高価なハッセルがなくても、ほとんどのカメラで、同じように四角い写真が撮れちゃいます。

皆さんもお手持ちのカメラで、ましかく写真。
いかがでしょうか。





【ご注意!】

 当記事の内容は、メーカーの推奨する撮影方法ではございませんので、
 制作、ご使用にあたっては、お客様ご自身の判断にてお願いいたします。
 各カメラメーカーやマップカメラでは、今回の記事をご参考いただいたことによる
 機材の故障や破損について、補償を行うことはできません。
 あらかじめご承知いただきました上で、お楽しみください。



written by マップカメラ・EC
この記事のカテゴリーは『トル・アソブ』です | この記事は2012年04月07日現在の情報です。


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