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世紀の大イベント、金環日食を安全に楽しもう!

[ Category: 文と写真|掲載日時:2012年05月18日 21時00分]
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こんにちは! マップカメラEC営業グループの岡田です。

数日後にせまった5月21日の金環日食ですが、皆様、準備はお済みでしょうか。
まだ、という方も、特別な器具を使わずに、安全に日食を観察する方法をご紹介いたします!

どこでも言われていることですが、太陽はとてもまぶしいので、裸眼で直接見てはいけません。
太陽を見た部分の網膜が焼き付いて、いつまでも視界に影が残ったり(日食網膜症といいます)、
最悪、失明の危険もあります。
大規模な日食のあとには、眼科を受診する方が必ずいらっしゃるようです。

しかしながら、そうは言っても、チョットなら裸眼でも見られるだろう、
という向きもいらっしゃるかと思います。

実際、私は2009年の皆既日食の時、そんな安直な気持ちで、
きちんとした遮光グッズを持たずに観察に出掛けました。

確かに、裸眼でも一瞬なら太陽のかたちがわかります。
でも、あんまり苦しくて、見続けることができません。
※何度も申し上げますが、真似をしてはいけません!

しかも今回の日食は、欠けはじめから太陽が元通りになるまで、
条件の良い場所では2時間40分以上の時間があります。
その間、数分おきに、何度も太陽を直視するようなことは不可能です。

少しでも日食に興味をお持ちの方は、やはり専用の遮光グッズを用意しておくべきです。
運よく目を痛めなかったとしても、快適な観察はできません。
想像以上に、太陽は明るいです。

大切な目を傷つけないために、十分な対策を!

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さて、直接太陽を見るには、専用の遮光グッズが必要だとお話しいたしました。
しかし、その他にも安全に日食を観察する方法があります。


ピンホールを使って日食を観察しよう!

ピンホール、というのは、針の先ほどの小さな穴のことですが、
これを使って、太陽のかたちを確認することができます。



適当な厚紙に小さな穴を開けます。
お菓子の空き箱などでも構いません。
先ほど、針の先と申し上げましたが、あまり小さいと観察しずらくなってしまいます。
厳密に開ける必要はありませんが、1mm~1.5mmくらいの大きさがいいと思います。



この穴を通して太陽の光を写すと、太陽のかたちがわかります。



穴の空いたテレホンカードをお持ちでしたら、これも利用できます。
きれいに丸い穴が開いていますから、好都合です。

でも、これだと穴も、太陽も丸いですから、本当に太陽のかたちが写っているのかわかりません。



本番の日食を待っていては遅いので、建物を使って確認します。
ビルからちょうど半分くらい太陽が隠れるようにした状態で、どう映るか見てみましょう。



きちんと半月状になっています。
穴は丸いままなのに、不思議ですね。

ところで今回の日食は、朝7時台に最大食となりますので、
太陽の角度が35度前後(東京の場合)と低めの状態です。
その為、ピンホールで観察する場合、地面に映すと太陽が横に伸びたように見えてしまいます。
できれば、投影面もピンホールの角度に合わせて動く、
上のお菓子箱のような箱状のものを用意しておくとよいと思います。


◆鏡を使って日食を観察しよう!

次に、鏡を使った日食の観察方法をご紹介します。



鏡の形はどんなものでもかまいませんが、あまり大きくないほうが扱いやすいと思います。
観察方法は先ほどのピンホールより簡単、太陽の光を遠くの壁に反射させて映すだけです。



太陽のかたちを映すには、鏡の大きさに応じた距離が必要です。
今回使った鏡は長辺が8cm程度のものですが、太陽を丸く映すには、鏡から20m以上の距離が必要でした。



反射させた光を近くに映すと、鏡のかたちがそのまま映ってしまいます。
また、丸い鏡を使うと、もともと丸い影ができてしまうので、
本当に太陽のかたちを映しているかわかりづらくなります。
気を付けてください。

この方法では、簡単に大きな太陽の像を作ることができますので、
多人数での観察にオススメです。



また、小さい鏡を使うことで、太陽を映すのに必要な距離が短くなります。
大きな鏡しかない場合や、近くに映して観察したい場合、
上の写真のようにカバーを作ることで対応できます。
※1cm角ぐらいが扱いやすいようです。

ぜひ、お試しください。

以上、簡単・安全に楽しめる、日食の観察方法をご案内いたしました。
皆様の日食観察の一助となれば幸いです。



NDフィルターを使った太陽撮影

最後に、太陽の撮影について簡単にご案内いたします。

太陽を撮影するためには、肉眼で観察する際と同様、太陽の光を適切に減光するフィルターが必
要です。
各フィルターメーカーから、日食に合わせて太陽撮影用のフィルターが発売されていましたが、
すでにメーカー在庫はなくなってしまっているようです。

なお、太陽撮影用のフィルターは、肉眼観察には使えないものが多いので注意が必要です。
見た目には適切に減光されているように見えますが、
目に見えない有害な光によって、目に障害を与える可能性があります。

逆に、肉眼観察用のフィルターを太陽撮影用に使うことはできますが、
必ずしもよい結果が出るとは限らないようです。



下の写真は、ニコンの500mm F8ミラーレンズで撮影した太陽です。
フィルターはマルミ光機のND-100000(10万)フィルターを使って撮影しています。



さすが太陽撮影用フィルターですね!
黒点まで綺麗に写っています。

これを、手持ちの肉眼観察用フィルターで撮影しましたところ、
下の写真のようになりました。



レンズは変えていませんし、ピントも合った状態です。特に色補正もしていません。
かろうじて右下の大きな黒点は写っていますが、輪郭が大きくぼやけています。

必ずしも肉眼観察用フィルターで撮影をするとこうなってしまう、ということでは
ないと思いますが、画質にはかなりの影響があるようです。

綺麗に日食を撮影したい!という方は、
やはり、太陽撮影用フィルターをご用意されることをおすすめします。

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それでは皆様、5月21日に向けてしっかり準備をして、日食観察を楽しみましょう!



- 晴れるといいですね!

[ Category: 文と写真|掲載日時:2012年05月18日 21時00分]

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