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173:『D FA MACRO 100mm WR』

2013年11月18日

D FA MACRO 100mmF2.8 WR 絞り:F2.8|シャッタースピード:1/160秒|ISO:1600|露出補正:-1|使用機材:PENTAX K-3 + D FA MACRO 100mmF2.8 WR

D FA MACRO 100mmF2.8 WR

ペンタックス「D FA MACRO 100mmF2.8 WR」は35mm判フルサイズをカバーするマクロレンズだ。アルミ外装をまとった質感の高いレンズで、Limitedレンズのような距離指標表示がアクセントとなっている。さらに簡易防滴性能をもち、雨の日のならではの世界を表現できるようになった。

最短撮影距離は0.303m、円形絞りを採用しておりF5.6まで絞っても綺麗な玉ボケとなる。今回撮影に使用したK-3では、35mm判換算約153mm相当の望遠マクロレンズとなるため寄ることが難しい被写体にも強い。

D FA MACRO 100mmF2.8 WR 絞り:F5.6|シャッタースピード:1/160秒|ISO:800|露出補正:-0.3|使用機材:PENTAX K-3 + D FA MACRO 100mmF2.8 WR

D FA MACRO 100mmF2.8 WR 絞り:F4|シャッタースピード:1/1000秒|ISO:200|露出補正:-0.3|使用機材:PENTAX K-3 + D FA MACRO 100mmF2.8 WR

D FA MACRO 100mmF2.8 WR 絞り:F4|シャッタースピード:1/160秒|ISO:3200|露出補正:+0.3|アドバンストフィルター:ダイナミックトーン|使用機材:PENTAX K-3 + D FA MACRO 100mmF2.8 WR

D FA MACRO 100mmF2.8 WRは、単焦点レンズならではのキレと透明感を感じた。そのキレのある描写が被写体を鮮明に捉えるため、被写体の存在感やみずみずしさがより引き立つ。まさにマクロレンズの真骨頂を実感できた瞬間で、とにかく良いレンズに出会ったそう思ったのだった。

みずみずしさや光のまぶしさ、そして温度が感じられる、待望のマクロレンズと言って良いだろう。

D FA MACRO 100mmF2.8 WR 絞り:F2.8|シャッタースピード:1/160秒|ISO:3200|露出補正:+0.3|使用機材:PENTAX K-3 + D FA MACRO 100mmF2.8 WR

D FA MACRO 100mmF2.8 WR 絞り:F2.8|シャッタースピード:1/1600秒|ISO:200|露出補正:-0.3|使用機材:PENTAX K-3 + D FA MACRO 100mmF2.8 WR

D FA MACRO 100mmF2.8 WR 絞り:F2.8|シャッタースピード:1/250秒|ISO:200|露出補正:-0.7|使用機材:PENTAX K-3 + D FA MACRO 100mmF2.8 WR

もちろんマクロレンズなので、ボケの綺麗さも開発者のこだわりであるだろう。自然に溶けていくような柔らかいボケは美しく、このボケを見たくて創作意欲が掻き立てられるそんな相乗効果を感じた。撮影者としてはこのようなレンズへの信頼感これは絶対条件だ。

点光源もエッジが柔らかく、とろけるような美しい描写となっている。これはポートレート撮影にもオススメしたいレンズだ。

D FA MACRO 100mmF2.8 WR 絞り:F4|シャッタースピード:1/250秒|ISO:100|露出補正:0|使用機材:PENTAX K-3 + D FA MACRO 100mmF2.8 WR

D FA MACRO 100mmF2.8 WR 絞り:F8|シャッタースピード:1/250秒|ISO:100|露出補正:0|使用機材:PENTAX K-3 + D FA MACRO 100mmF2.8 WR

D FA MACRO 100mmF2.8 WR 絞り:F3.2|シャッタースピード:1/400秒|ISO:200|露出補正:-0.3|使用機材:PENTAX K-3 + D FA MACRO 100mmF2.8 WR

中望遠レンズとしてもその独特のキレの良さが発揮される。ピント面のエッジの立ち方そして絞ったときの繊細な描写力が素晴らしい。マクロ撮影以外に、もっともっと活用していきたいと感じるレンズだ。解像力のあるレンズならではの透明感がD FA MACRO 100mmF2.8 WRの魅力である。

D FA MACRO 100mmF2.8 WR

D FA MACRO 100mmF2.8 WRはワンランク上のリッチな描写力をもつレンズで、このレンズを使うことでマクロレンズそして、単焦点レンズの魅力を感じることができるだろう。寄ることもできる万能な中望遠レンズとしても魅力たっぷりで、入り口としてはこう言った視点でこのレンズを選んでも良いと思える。是非手にしてこのレンズの良さを体感して欲しい。

Photo by MAP CAMERA Staff

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