Select Language




SONY (ソニー) FE 85mm F1.8 SEL85F18 絞り:F2/ シャッタースピード:1/100秒 / ISO:250/ 使用機材:SONY α7II ボディ + FE 85mm F1.8

SONY (ソニー) FE 85mm F1.8 SEL85F18

今回のKasyapaでは、ソニーから新たに発売されたレンズ『SONY FE 85mm F1.8』をご紹介いたします。
ソニーEマウント用85mmと言えば『FE 85mm F1.4 GM』が真っ先に頭に浮かびますが、今回ご紹介するレンズはお値段がなんと『FE 85mm F1.4 GM』の3分の1以下というリーズナブルっぷり。昨年発売された『FE 50mm F1.8』と同じ位置づけのレンズです。

このレンズを持ってみてまず最初に思うのが「小さくて軽い」ということ。軽い、といっても外装にはアルミを採用しているため安っぽさはなく、品のある作りとなっているのが嬉しいですね。マウントもしっかりとした金属マウントです。
ED(特殊低分散)ガラスを含む8群9枚で構成されているため、色収差も効果的に補正してくれるとのこと。
果たしてその写りはいかに!…ということで、α7IIに装着して実際に撮影へと出かけてきました。

冒頭の写真は、夜に撮影したとあるお店のショーウインドウ。中望遠レンズならではの立体感、そしてボケの美しさには思わずうっとりしてしまいました…。
日を同じくして発売された『FE 100mm F2.8 STF GM』の陰に隠れてしまいがちな本レンズですが、このレンズ侮れませんよ!


SONY (ソニー) FE 85mm F1.8 SEL85F18 絞り:F2/ シャッタースピード:1/100秒 / ISO:200/ 使用機材:SONY α7II ボディ + FE 85mm F1.8


「ポートレート撮影を手軽に楽しめる」と謳われているレンズということで、今回は友人にモデルをお願いしてポートレート撮影をしてきました。
大口径中望遠単焦点レンズであるのにも関わらず約371gという小型・軽量設計なのが非常に嬉しい所。まさに文字通り「手軽に」楽しめる機動力の高いレンズです。


SONY (ソニー) FE 85mm F1.8 SEL85F18 絞り:F2/ シャッタースピード:1/100秒 / ISO:100/ 使用機材:SONY α7II ボディ + FE 85mm F1.8


AFの速度は想像以上に早く、ストレスなく撮影を楽しむことが出来ました。
個人的な感想ではありますが、『FE 50mm F1.8』よりもAF性能は優れていると感じました。ダブルリニアモーターが搭載されているおかげでしょうか。ポートレート撮影は一瞬を切り取ることを特に必要とするので、この使い勝手の良さは嬉しいですね。笑顔になった瞬間の表情もばっちり捉えてくれました。


SONY (ソニー) FE 85mm F1.8 SEL85F18 絞り:F2/ シャッタースピード:1/800秒 / ISO:100/ 使用機材:SONY α7II ボディ + FE 85mm F1.8


ピントが合っている手前の髪の毛から奥の髪の毛にかけての、なだらかなボケのグラデーションがたまりません。
開放付近で近づいて撮影をすると若干ですが周辺の光量落ちが見られます。


SONY (ソニー) FE 85mm F1.8 SEL85F18 絞り:F1.8/ シャッタースピード:1/800秒 / ISO:100/ 使用機材:SONY α7II ボディ + FE 85mm F1.8


拡大をして見てみると、開放からシャープに写っていることがよくわかります。ピント面が滲むこともありません。
ごみごみとしてうるさかった背景も、柔らかなボケの中に包まれてしまいました。


SONY (ソニー) FE 85mm F1.8 SEL85F18 絞り:F5/ シャッタースピード:1/100秒 / ISO:160/ 使用機材:SONY α7II ボディ + FE 85mm F1.8


この日は生憎の曇天。幸いにも雨に降られずに済みましたが、本レンズは防塵・防滴に配慮された設計のため雨の日の撮影でも臆することはありません。風の強い日や天気の悪い日でも気にせず持ち運んで撮影が出来るというのは非常に頼もしいです。


SONY (ソニー) FE 85mm F1.8 SEL85F18 絞り:F2.2/ シャッタースピード:1/800秒 / ISO:100/ 使用機材:SONY α7II ボディ + FE 85mm F1.8




SONY (ソニー) FE 85mm F1.8 SEL85F18 絞り:F1.8/ シャッタースピード:1/400秒 / ISO:100/ 使用機材:SONY α7II ボディ + FE 85mm F1.8
SONY (ソニー) FE 85mm F1.8 SEL85F18


撮影途中、雲の隙間から少しだけお日様が顔を覗かせました。その瞬間を逃さずキャッチ!
本レンズの側面にはフォーカスホールドボタンが搭載されているのですが、このボタンはピントを固定するだけでなく、設定を変えることで好みの機能を割り当てることも可能です。ポートレートを撮る上で有用な「瞳AF」を割り当てておけばポートレート撮影をより快適に楽しむことが出来ますよ。

また、フォーカスホールドボタンのすぐ側にはAF/MF切り替えスイッチも。AF性能がしっかりとしているため今回の撮影でMFを使用する機会はありませんでしたが、動画撮影時は重宝しそうですね。動画撮影のこともきちんと考えられている仕様がソニーらしいです。


SONY (ソニー) FE 85mm F1.8 SEL85F18 絞り:F4/ シャッタースピード:1/100秒 / ISO:200/ 使用機材:SONY α7II ボディ + FE 85mm F1.8


撮影をしているときは気が付かなかったのですが、現像時に吊り灯篭の下のところにハートマークを見つけました。縁結びに強い神社なのかなと思い調べてみたところ、どうやらこのマークはハートではなく、日本古来からある「猪目」と呼ばれる文様なのだそう。
魔除けや福を呼び込むといった意味がある文様だそうで、イノシシの目の形がハートに見えるから猪目と呼ばれているとのこと。写真を撮っているといろいろな発見があるので、雑学がどんどん増えて行きます。(笑)


SONY (ソニー) FE 85mm F1.8 SEL85F18 絞り:F1.8/ シャッタースピード:1/320秒 / ISO:100/ 使用機材:SONY α7II ボディ + FE 85mm F1.8




SONY (ソニー) FE 85mm F1.8 SEL85F18 絞り:F1.8/ シャッタースピード:1/320秒 / ISO:100/ 使用機材:SONY α7II ボディ + FE 85mm F1.8


この写真を撮りながら、しみじみとボケの美しさに感動してしまいました。やっぱりポートレートは中望遠くらいの距離感とボケ味がベストですね。
私は普段あまり枚数をたくさん撮らない方なのですが、この日の撮影は背景が綺麗にボケてくれるのが嬉しくて、いつの間にかいつもの倍くらいシャッターを切っていました。
「撮影が楽しい」と純粋に思えるレンズに出会うと、写真を撮るのが何倍にも楽しくなります。


SONY (ソニー) FE 85mm F1.8 SEL85F18 絞り:F4/ シャッタースピード:1/100秒 / ISO:4000/ 使用機材:SONY α7II ボディ + FE 85mm F1.8


撮影がひと段落したのでカフェで一休み。とても素敵な内装だったので、頼んだものが届くまで店内を撮影させていただきました。
広角レンズだと全体を捉えられるぶん周りの人や余計なものまで入り込んできてしまうのがネックですが、中望遠レンズの場合は印象に残った部分だけを切り取ることができるのが良いですよね。
AFの駆動音もほぼ無音と言っていいくらい静かなので、室内での撮影で煩わしさを感じることもありません。


SONY (ソニー) FE 85mm F1.8 SEL85F18 絞り:F2.5/ シャッタースピード:1/100秒 / ISO:1000/ 使用機材:SONY α7II ボディ + FE 85mm F1.8




SONY (ソニー) FE 85mm F1.8 SEL85F18 絞り:F4.5/ シャッタースピード:1/100秒 / ISO:5000/ 使用機材:SONY α7II ボディ + FE 85mm F1.8


最後に1枚だけ夜のポートレート写真を。ミックス光だったため少し色温度を下げて暖かい色味に現像調整しました。
高感度に強いカメラ、となると真っ先にα7Sシリーズが思い浮かびますが、α7IIも負けていませんね。ISO5000だとさすがにノイズが目立ちますが、それでも睫毛や髪の毛の1本1本までもがしっかりと確認できるのには驚きでした。


SONY (ソニー) FE 85mm F1.8 SEL85F18
SONY (ソニー) FE 85mm F1.8 SEL85F18


『SONY FE 85mm F1.8』いかがでしたでしょうか。
1日を通して使用してみて、正直「このレンズ、欲しい!」と心の底から思いました。
美しいボケ味と、スムーズにピントが決まる高いフォーカス精度。そして何よりコンパクトであること。被写体に威圧感を与えずに高品質なポートレート写真を生み出してくれることが、普段からポートレート撮影をしている私にとって最大のメリットでした。
もちろん、ポートレートだけでなくスナップや風景撮影でも活躍してくれますよ。

日常の何気ない瞬間を印象的に切り取ってくれる、ソニーの新しい85mm。値段もお手頃でアマチュアの方でも手を出しやすい価格帯となっているので、キットレンズからのステップアップにもおすすめのレンズです。


Photo by MAP CAMERA Staff










マップカメラのTOPページへKasyapaのTOPページへ




カテゴリー: SONY   
この記事が面白いと思ったらここをクリック!→投票数:26票   




≪BEFORE Top Page NEXT≫

418:常に持ち歩きたくなる1台『FUJIFILM X-T20』 418:常に持ち歩きたくなる1台『FUJIFILM X-T20』 2017年04月21日
焦点距離:33mm(換算50mm)/ 絞り:F3.6/ シャッタースピード:1/240秒 / ISO:200/ 使用機材:FUJIFILM X-T20 + フジノン XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS 今回のKasyapaでは、フジフイルムのミドルクラスミラーレス一眼『X-T10』の後継機である『X-T20』をご紹介いたします。 フジフイルムらしい洗練されたクラシカルなデザインが目を引く本機。X-T10と比べると全くと言っていいほど外観の違いはありませんが、なんとフラッグシッ...
続きを読む
417:伝統と現代が重なる135mmゾナー『CarlZeiss Batis 135mm F2.8』 417:伝統と現代が重なる135mmゾナー『CarlZeiss Batis 135mm F2.8』 2017年04月20日
絞り:F2.8/ シャッタースピード:1/100秒 / ISO:800/ 使用機材:SONY α7RII + Carl Zeiss Batis 135mm F2.8 Eマウント専用レンズとしてツァイスより展開している『Batis』シリーズに伝統の135mmという焦点距離が登場しました。今回はその新レンズである『CarlZeiss Batis 135mm F2.8』を早速レポートいたします。 戦前のレンジファインダーレンズから通常のラインアップとして存在していた135mm。時代が一眼レフに変わっても135mmは存在していましたが、F1.4...
続きを読む
416:被写体の魅力を引き出してくれる1本『SIGMA A 135mm F1.8 DG HSM』 416:被写体の魅力を引き出してくれる1本『SIGMA A 135mm F1.8 DG HSM』 2017年04月06日
絞り:F1.8/ シャッタースピード:1/1600秒 / ISO:100/ 使用機材:Canon EOS 5D Mark IV ボディ + SIGMA A 135mm F1.8 DG HSM 次々にハイクオリティなレンズやカメラを生み出しているシグマから、またまた新レンズの登場です。その名も『SIGMA A 135mm F1.8 DG HSM』。 私は前々からシグマのレンズが大好きで、中でもArtラインレンズシリーズの大ファンです。ボケの美しさもさることながら、がっちりピントが合った時のあのカミ...
続きを読む
415:圧倒的な解像力と写真画質『FUJIFILM GFX 50S』 415:圧倒的な解像力と写真画質『FUJIFILM GFX 50S』 2017年03月30日
絞り:F5.6/ シャッタースピード:1/80秒 / ISO:100使用機材:FUJIFILM GFX 50S + GF 63mm F2.8 R WR / フィルムシミュレーション:CLASSIC CHROME フジフイルムといえば、やはりXシリーズ。・・・というのは最近の話で、昔から様々なフォーマットのカメラや写真関連用品を作り、日本の写真文化を支えてきたメーカーです。その中でもブローニーフィルムを使う中判カメラは、今までこんなに多くの種類を出しているのかと驚くほどのバリエーション数。そして現在も『GF670...
続きを読む
414:極上のボケ味と解像力『SONY FE 100mm F2.8 STF GM OSS』 414:極上のボケ味と解像力『SONY FE 100mm F2.8 STF GM OSS』 2017年03月26日
絞り:F5.6/ シャッタースピード:1/60秒 / ISO:400/ 使用機材:SONY α7R II + FE 100mm F2.8 STF GM OSS 「新しいソニーのFEレンズは、STFらしいよ。」そんな話を聞いた時、ついにミノルタの伝家の宝刀をEマウントへ持ち出したな。と勝手ながらに思いました。 STFこと、“Smooth Trans Focus”(スムース・トランス・フォーカス)とは、アポダイゼーション(APD)光学エレメントという、レンズの周辺にいくほど通る光の量(透過光量)が少なくなる特殊効果フィルター(...
続きを読む

 [TOP Page] | Leica Canon | Carl Zeiss & Voigtlander | FUJIFILM | Nikon | OLYMPUS | Panasonic | PENTAX & RICOH | SIGMA | SONY | TAMRON | etc. |