Select Language
絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/320秒 / ISO:100
使用機材:SONY α7III + Voigtlander NOKTON classic 35mm F1.4 E-mount(ソニーE用/フルサイズ対応)

VoigtlanderNOKTON classic 35mm F1.4 E-mount

カメラを趣味にしていると、偶然目にした作品などからクラシックレンズが気になることがあります。ふわりとベールをかけた様な柔らかい表現や、逆光時に発生する印象的なフレアなど、現代のレンズにはない味のある描写に魅力を感じている方も多いのではないでしょうか。しかし、古さゆえに状態が良くなかったり、どれが自分好みのレンズが分からないのも事実としてあります。レンズに関して色々調べ、自分でお気に入りの1本を探す面白さはありますが、欲を言うならば現代レンズの安心感とクラシックレンズの描写を合わせた様な「古くないクラシックレンズ」があったとしたら理想的です。今回ご紹介するレンズはそのような理想を具現化させた「2018年生まれのクラシックレンズ」という言葉がピッタリ合うレンズ。『Voigtlander NOKTON classic 35mm F1.4 E-mount』をご紹介いたします。

まずNOKTON classic 35mm F1.4と聞いてピンと来たカメラ好きの方も多いはずです。元々はレンジファインダー用レンズとして発売されていた『Voigtlander NOKTON Classic 35mm F1.4 MC VM』の光学設計を見直し、Eマウント用に最適化したのが本レンズになります。開放時の柔らかな描写とMF・マニュアル絞りの操作はそのままに、絞り値を変えた時にピント位置がずれるフォーカスシフトを軽減、Exif情報や5軸ボディ内手ブレ補正機能にも対応したミラーレス専用レンズになりました。

一枚目の写真は、街中で視線を感じ、見るとバンビが黒い瞳をこちらに向けていたというシーンです。すかさず開放F値1.4で撮影すると、得も言われぬ玉ボケがふわふわと浮きあがりました。ブラウンの色合いと相まって優しい雰囲気に。

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO:100
使用機材:SONY α7III + Voigtlander NOKTON classic 35mm F1.4 E-mount(ソニーE用/フルサイズ対応)

今度はとてもきれいな色のバイクが飾られていました。手前にあるクリスマスツリーを前ボケでフレーミングし、バイクのヘッドライトにピントを合わせて撮影。普段あまりMFを使わない筆者でも、ソニーのMFアシスト機能を使うと簡単にピント合わせができました。MFアシストとは、ピントリングを回すとビューファインダーやディスプレーが自動で拡大され、ピントの微調整がしやすくなる便利な機能です。

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/320秒 / ISO:200
使用機材:SONY α7III + Voigtlander NOKTON classic 35mm F1.4 E-mount(ソニーE用/フルサイズ対応)

クリスマスツリーが吊るされていました。頭の上にあるツリーを下から眺めるなんてはじめてのような気がします。ツリーの下にオーナメントが下がっていて、下から見ても華やかです。おしゃれなライトと、壁にできたツリーの影を合わせて撮りました。本当に小さくて軽いレンズなので、カメラを上に向けるなどの少々不安定な体勢でも軽々と撮影することができます。

絞り:F3.2 / シャッタースピード:1/100秒 / ISO:3200
使用機材:SONY α7RIII + Voigtlander NOKTON classic 35mm F1.4 E-mount(ソニーE用/フルサイズ対応)

濃い色のアコースティックギターも、深みを添えてその色味をしっかりと再現しています。カーテン越しに光が差し込み優しい雰囲気も出せました。

絞り:F4 / シャッタースピード:1/100秒 / ISO:3200
使用機材:SONY α7RIII + Voigtlander NOKTON classic 35mm F1.4 E-mount(ソニーE用/フルサイズ対応)

あまり懐いてくれない実家の猫ですが、レンズが物珍しかったのか、暫くじっとこちらを見つめてくれました。レンズを絞ると美しくシャープさが増していくのが分かります。猫の表情や毛並みもくっきりと写りました。

絞り:F4 / シャッタースピード:1/25秒 / ISO:4000
使用機材:SONY α7RIII + Voigtlander NOKTON classic 35mm F1.4 E-mount(ソニーE用/フルサイズ対応)

観覧車のある広い公園へと向かい、三脚を据えての撮影も試してみました。観覧車の脚が電飾の光に照らされ立体感を強くしています。個人的な感覚になりますが、光の写り方が普通のレンズよりも綺麗だと感じます。

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/320秒 / ISO:100
使用機材:SONY α7III + Voigtlander NOKTON classic 35mm F1.4 E-mount(ソニーE用/フルサイズ対応)

絞り:F16 / シャッタースピード:30秒 / ISO:320
使用機材:SONY α7RIII + Voigtlander NOKTON classic 35mm F1.4 E-mount(ソニーE用/フルサイズ対応)

絞り:F16 / シャッタースピード:30秒 / ISO:320
使用機材:SONY α7RIII + Voigtlander NOKTON classic 35mm F1.4 E-mount(ソニーE用/フルサイズ対応)

葛西ジャンクションの方へ移動をして、長時間露光で撮影。街灯や車のライトが尾を引いているような写真が撮れました。広い画角を使えるので、奥行のあるダイナミックな撮影にも強いレンズです。周囲が暗くなってくる時間帯でしたので、この時はファインダーではなく液晶モニターを見ながら撮影をしました。

 NOKTON classic 35mm F1.4 E-mount(ソニーE用/フルサイズ対応)

現代生まれのクラシックレンズ

普段はとにかく楽できるAFレンズを好んで使っている筆者にとってMFレンズは勝手が違うため、撮影に持ち出す際に心配したのですが、それは杞憂に終わりました。動体撮影は慣れが必要なものの、静止した被写体であればMFアシスト機能を利用してテンポよく撮影を楽しむことができます。189グラムと軽く小さいので携帯性に優れ、持ち歩きが楽だというのも大きなポイント。また何よりふんわりした味のある描写が気に入りました。特に開放F値1.4では独特の写りをしてくれます。一方で少し絞るととてもシャープで、全く別の顔を覗かせてくれるのも魅力です。クラシックレンズのような強い印象を与えられる写真を撮ってみたい方に方におすすめのレンズです。

Photo by MAP CAMERA Staff








マップカメラ TOPページへKasyapa TOPページへ

[Category: Carl Zeiss & Voigtlander|掲載日時:2019年12月27日 04:30:00 PM]

面白いと思ったらコチラをClick!17票


Voigtlander NOKTON classic 35mm F1.4 E-mount

561:現代生まれのクラシックレンズ『Voigtlander NOKTON classic 35mm F1.4 E-mount』[2019年12月27日]

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/320秒 / ISO:100使用機材:SONY α7III + Voigtlander NOKTON classic 35mm F1.4 E-mount(ソニーE用/フルサイズ対応) VoigtlanderNOKTON classic 35mm F1.4 E-mount カメラを趣味にしていると、偶然目にした作品などからクラシックレンズが気になることがあります。ふわりとベールをかけた様な柔らかい表現や、...
続きを読む
Voigtlander (フォクトレンダー) APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical E-Mount

558:標準レンズのマスターピース『Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical E-Mount』[2019年12月20日]

絞り:F2 / シャッタースピード:1/40秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α7R IV + Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical VoigtlanderAPO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 長野県に創業し、今年60周年を迎えるコシナからマイルストーンとも呼べる一本がリリースされました。フォクトレンダーで最も高い光学性能を持つレンズに与えられる「APO-LANTHAR...
続きを読む
526:Zeissレンズの凄みを感じる『Carl Zeiss Otus 100mm F1.4 ZF.2 / ZE』

526:Zeissレンズの凄みを感じる『Carl Zeiss Otus 100mm F1.4 ZF.2 / ZE』[2019年06月20日]

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/6400秒 / ISO:100 / 使用機材:Nikon D5 + Carl Zeiss Otus 100mm F1.4 ZF.2 Carl ZeissOtus 100mm F1.4 ZF.2 / ZE 世界最高性能を謳う「Carl Zeiss Otus」シリーズに望遠域をカバーする『Otus 100mm F1.4』が登場しました。同じクラスのレンズの中でも最高のクオリティを誇るという本レンズ。これまでに発売され...
続きを読む
Carl Zeiss Batis 40mm F2 CF

523:新時代の万能レンズ『Carl Zeiss Batis 40mm F2 CF』[2019年04月29日]

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/40秒 / ISO:1250 / 使用機材:SONY α7RIII +Carl Zeiss Batis 40mm F2 CF(ソニーE用/フルサイズ対応) Carl ZeissBatis 40mm F2 CF 今回ご紹介するのは、昨年2018年の11月に発売されたカールツァイスの標準レンズ『Carl Zeiss Batis 40mm F2 CF』。メーカーの製品説明の言葉を拝借すれば、「新時代の万能レン...
続きを読む
Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 110mm F2.5

504:切り取り過ぎない程よい画角が魅力『Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 110mm F2.5』[2018年12月07日]

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α7RIII + Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 110mm F2.5 Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 110mm F2.5 今回のKasyapaでは、フォクトレンダーから新しく登場した中望遠マクロ『MACRO APO-LANTHAR 110mm F2.5』をご紹介いたします。 人気を博している『MACR...
続きを読む