焦点距離:135mm(35mm換算:216mm) / 絞り:F8 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:400 / 露出補正:+0.67ev
35ミリ判換算で広角28.8mmから望遠216mm相当の欲張りすぎない倍率と、キヤノンEFレンズとしては新採用となるSTM(ステッピングモーター)を搭載しAF駆動時の静音性に優れた設計の高倍率レンズ。ステッピングモーターというとレフレックスミラーを搭載しないミラーレス一眼で主流のコントラスト検出式AFに最適化された駆動方式。EOSシリーズで初となる動画撮影時のAF追従機能を備えた『EOS Kiss X6i』と同時にリリースされたこともあり、非常にスムースかつ無音に近いAFを実現しています。
焦点距離:135mm(35mm換算:216mm) / 絞り:F8 / シャッタースピード:1/640秒 / ISO:100 / 露出補正:-0.33ev
自由に被写体大きさを変え、背景の差し引きを行えるフットワークの良さは高倍率ズームレンズならでは。それほどズーム倍率が高すぎないことで、表現のイメージが散漫にならないところも18-135クラスのズームレンズの長所であると捉えています。
焦点距離:108mm(35mm換算:173mm) / 絞り:F8 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:100 / 露出補正:+2.0ev
決してF値の明るいレンズではありませんが、望遠側で捉えればボケを活かした撮影が行えます。テーマパークの柵を前ボケにして被写体を遮り、観覧車と空と3つの空間を作り出してみました。
焦点距離:89mm(35mm換算:142mm) / 絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:250 / 露出補正:+0.67ev
画角と足でのフットワークを駆使することで、ナンバープレートなど映し込みたくないものを削りつつもイメージに近い大きさで被写体を捉えることができます。
焦点距離:35mm(35mm換算:56mm) / 絞り:F5 / シャッタースピード:1/60秒 / ISO:320 / 露出補正:+0.67ev
やや線が太めの描写も、被写体の色調と相まって力強いイメージが出ました。
焦点距離:42mm(35mm換算:67mm) / 絞り:F5 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:100 / 露出補正:+1.33ev
決して逆光に強いレンズではありませんが、個人的に気に入っているEOSの粘り過ぎないハイライト描写との相乗効果で清々しさを与えます。
焦点距離:19mm(35mm換算:30mm) / 絞り:F8 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:400 / 露出補正:+0.67ev
車を走らせていたところ厚い雲から太陽が顔を出し、奥から日なたが迫ってきました。助手席から慌てて撮った一枚。車のフロントの窓枠をとっさに画面外で追いやることができ、ズームレンズのありがたみを感じました。いつも重たいカメラバッグに複数本のレンズを持ち歩いてますが、シャッターチャンスに強いこのレンズと表現力に優れた大口径単焦点2本でだいたい撮れるのではないか。そう感じてしまった1本です。
Photo by MAP CAMERA Staff
使用機材:Canon EOS 7D +EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS STM