ニコンが満を持して発表したミラーレス一眼のZシリーズ。その中で、オールラウンドモデルとして開発された『Z 6』が2年の時を経て登場。今回は『Z 6II』をいち早く体験する機会に恵まれましたので、早速レポートいたします。まず最初に感じたのは、カメラとしての信頼度が大幅に増している事。前モデルの高い機動性や、像面位相差AF搭載の裏面照射型CMOSセンサーによる高品位な画作りはそのままに、EXPEED 6を2基搭載した画像処理エンジン「デュアルEXPEED 6」を新採用。これにより、AF性能や処理速度、高速連写性能が向上し静止画撮影での快適度がかなり向上しました。更に、メモリー部分はダブルスロットを搭載。CFexpress(Type B)/XQDカードとUHS-II規格対応のSDカードを使用できるため、撮影枚数の増量やバックアップを取りながらの撮影に対応するなど、安心して使える相棒となっています。最強のオールラウンダーとなった渾身のミラーレス機、その写真の写りを是非ご覧下さい。なお、今回使用するのは製品版とは仕様が異なる場合があります。ご了承ください。
手作りキャラメルをいただきました。生物のため冷蔵されているのですが、冷蔵庫から出してこの砂時計の砂が落ちたらちょうど食べごろなのだそうです。ワクワクしながら待ちます。
この絵の猫は前足が揃っています。何かを見つけて立ち止まったところです。筆者は子どものころから猫と暮らしているせいか、そんな猫の仕草から状況がなんとなく想像できるのです。
白い毛とピンクの肉球という組み合わせが本当にかわいらしいです。フワフワとした柔らかい毛が肉球の間に生えてさらなるクッションとなっています。時間を忘れて見つめてしまいます。
こちらはキノコとベーコンのカルボナーラ。チーズ専門店のパスタなのですが本当に香り高くて驚きました。フレッシュなリコッタチーズと順番に口に運ぶと絶品でした。
新しい階段に目を引かれます。渋谷駅周辺はいつも工事していると言われますが、ここも階段のまわりは工事中。綺麗な階段とのコントラストが渋谷っぽいと感じました。
夜遅い時間のハチ公の背中。周囲に広がるのはハチ公が見ている景色です。銅像ですから当たり前ですが、夜もこうしてご主人さまを待っています。
一見、道路を行き交う車のライトが主役の写真に見えるかもしれません。しかしながら筆者が注目したのはそこではなく、高速道路の下側に光がキラキラと反射して美しかったので撮りました。
ニコンの新スタンダードフルサイズ
様々なシチュエーションで撮影を行いましたが、生まれてくる一枚一枚の写真に胸が熱くなりました。高精細で立体感のある画作り、そして何とも言えない「生々しさ」。写真機、光学メーカーとして常に時代を牽引してきたニコンだから紡ぎだせる圧巻のリアリティー。何気ない日常の一枚が『Z 6II』と共に歩むことで新しい価値観の物に生まれ変わるのです。「THE NEXT CHAPTER」と題して遂に胎動を始めたZの第2世代。頼もしいZレンズは今後も次々にリリースされる予定です。撮影者のイマジネーションを幾重にも膨らませるこの一台を携えて、あらゆるときめきをカタチに残してみませんか。
なお映像作例を MapTimes『【映像作例】Nikon Z 6II【Vlog】』 に掲載しています。あわせてご覧ください。
※プロトタイプ機のため製品版と仕様が異なる場合があります。
Photo by MAP CAMERA Staff