754: 定番・高倍率ズームレンズ『OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO』
2022年03月11日
使用機材：OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
発売以来、「定番」という呼び名をほしいままにしている『OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO』。「M.ZUIKO PRO」シリーズ初の高倍率ズームです。「PRO」の名にふさわしく、高い光学性能に加え防塵防滴性能や耐低温性を持ち、どんなシチュエーションでも頼りになる一本です。ズーム域は幅広く、一般的なズームレンズ2本分の焦点域をカバーします。手ぶれ補正は6.5段と強力で、ボディー内手ぶれ補正機構とレンズ内手ぶれ補正機構を協調させて補正効果を拡大する「5軸シンクロ手ぶれ補正」技術が使われています。また接写撮影も得意で、レンズ先端からなんと最短1.5cmまで寄れ、広角12mmでの最大撮影倍率は35mm判換算0.6倍です。手持ちで自由に飛び回れるという印象の当レンズを『OM-D E-M1 Mark III』につけて撮影してきました。フォトプレビューをどうぞご覧ください。
使用機材：OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
お気に入りの展望台からの景色です。お気に入りの理由は高すぎないこと。遠くまで見渡せつつ、近くの街がほどよくリアルな感じで見えてちょうどいいのです。
使用機材：OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
水しぶきの写真が好きです。これは公園の滝を撮ったものですが、瞬間瞬間で形が異なるのでついたくさん撮ってしまいます。また滝によって透明感が違うのもポイント。これはそこまで勢いがないので透明で氷のようですが、かなり激しい水しぶきだと透明感がなくクリーミーな感じになるのです。
使用機材：OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
ムクドリの家族が地面を散歩していました。近づくと警戒されてしまい、枝に飛び乗ってしまいました。そんなときでも当レンズは35mm換算で200mmまでカバーできますから、街で出会った小鳥も撮ることができます。後ろの子が体を寄せていて可愛らしいです。
使用機材：OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
国旗がきれいに配置された窓に、木漏れ日が降り注いでいました。なんとも雰囲気があり見とれます。ここは異文化交流する場所だそうで、最近のご時世でそういったことから離れていたため、早く再開したいものだと海外の友だちの笑顔を懐かしく思い出しました。
使用機材：OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
使用機材：OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
使用機材：OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
ジャズが流れる素敵な空間でレコードプレーヤーが回ります。オーディオ機器にある赤いランプがアクセントになっています。
使用機材：OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
この図書館に並ぶのはこだわって選ばれた本たち。本を読んでいる白い人のオブジェもところどころに置かれています。本の表紙やタイトルを見ると写真にも通じるものがあり、並んでいるのを見るだけでもとても勉強になります。
定番・高倍率ズームレンズ
高倍率ズームレンズのことをよく「便利ズーム」などと呼んだりしますが、当レンズもそれを体現する便利さがあります。しかしそれだけではないのが当レンズの魅力であり、定番たる所以なのです。このサイズ感で何でも撮れて、画質面でも堅牢性でも頼りになります。日常はもちろんのこと、登山など厳しい条件の場面へも携行することができるでしょう。定番になれるほど優秀なレンズというのが、この一本を表すフレーズかもしれません。ぜひお手にとっていただきたいです。
Photo by MAP CAMERA Staff
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