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755:大口径の魅力、F0.95の魔力。『LAOWA Argus FF II 45mm F0.95』

755:大口径の魅力、F0.95の魔力。『LAOWA Argus FF II 45mm F0.95』

2022年03月14日

絞り:F0.95 / シャッタースピード:1/5000秒 / ISO:100
使用機材:SONY α7R IV + LAOWA Argus FF II 45mm F0.95

 

明るい超広角レンズから特殊なマクロレンズなど独自のレンズラインアップが魅力のレンズメーカー・LAOWA。近年ではコンシュマー向けのシネマ用レンズが話題になりましたが、一方でF0.95という絶対的な明るさを持つレンズシリーズ「Argus」の展開も記憶に新しいところでしょう。ミラーレス専用に設計されたAPS-C用の33mm、フルサイズ対応の35mm、そして今回ご紹介するのがフルサイズ対応45mm『LAOWA (ラオワ) Argus FF II 45mm F0.95』です。

しっかりとした作りの金属鏡筒に、ぎっしりと詰まった光学ガラス。非球面レンズ1枚、特殊低分散(ED)レンズ1枚、高屈折レンズ3枚を含む9群13枚のレンズ構成は、驚くほど浅い被写界深度と芯のあるピント面を両立させているとの事です。昼間ではこのF0.95を活かしきれないと考え、出かけたのは午後3時ごろ。程よいトルク感が気持ち良いマニュアルフォーカスリングを回し、噴水越しに捉えた陽の光、街路樹から飛び立つ鳥などにピントを合わせてスナップしていきます。ストンと落ちる四隅の周辺光量や、解像力がありつつも少しシルキーな印象が残る描写は撮影イメージを掻き立ててくれる独特の写り味です。今回は全編F0.95で撮影した写真を掲載しましたので、その描写力をお楽しみいただけたらと思います。

 

絞り:F0.95 / シャッタースピード:1/3200秒 / ISO:100
使用機材:SONY α7R IV + LAOWA Argus FF II 45mm F0.95

 

海の中に魚が居ないかと覗き込む息子と娘。娘の上着がしわくちゃなのは「ジャンパー忘れた」と言われて急遽ポケッタブルのダウンを着せたから。

直感的にピント面が分かるようにピーキング機能をONにして撮影に臨んだのですが、ピーキングで色の変わった中にある“本当の芯”を捉えるがなかなか難しいレンズです。今回は流石にピント拡大機能も併用して撮影をしました。

 

絞り:F0.95 / シャッタースピード:1/800秒 / ISO:50
使用機材:SONY α7R IV + LAOWA Argus FF II 45mm F0.95

 

何気ない被写体もレンズの描写力で特別な印象に変えてくれるのが大口径レンズの醍醐味。深いボケ味の中にある薄いピント面は、撮影者も驚かせるほど魅力的な写りです。

 

絞り:F0.95 / シャッタースピード:1/4000秒 / ISO:50
使用機材:SONY α7R IV + LAOWA Argus FF II 45mm F0.95

 

変わりゆく時代の中でこの港を見守ってきた「ハンマーヘッドクレーン」を見上げてでのカット。設置されたのが1914年(大正6年)とのことですから、今までどのような景色を見てきたのかと想像してしまいます。

そしてこの写真も絞り開放で撮影をしてみました。浅い被写界深度ながら解像感もあり、被写体との距離や光の具合で写真が変わる印象です。

 

絞り:F0.95 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:100
使用機材:SONY α7R IV + LAOWA Argus FF II 45mm F0.95

 

 

絞り:F0.95 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:200
使用機材:SONY α7R IV + LAOWA Argus FF II 45mm F0.95

 

日が沈み、夜のスナップを撮りに街へ。ガラスに映り込んだ光源ボケを意識した一枚です。

『LAOWA (ラオワ) Argus FF II 45mm F0.95』は少々大柄なレンズではありますが、その分F0.95という絶対的な明るさを活かして夜のスナップを楽しめるレンズでもあります。

 

絞り:F0.95 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO:200
使用機材:SONY α7R IV + LAOWA Argus FF II 45mm F0.95

 

 

絞り:F0.95 / シャッタースピード:1/50秒 / ISO:100
使用機材:SONY α7R IV + LAOWA Argus FF II 45mm F0.95

 

撮影したのはイルミネーションイベントが終了直前の週末だったこともあり、ライトアップされた並木通りにはカメラを持っている方も多くみられました。陽の暖かさを感じる日が増えた今日この頃。この美しいイルミネーションが見れなくなるのは少し残念ですが、また次の冬のお楽しみにしておきましょう。

 

絞り:F0.95 / シャッタースピード:1/2500秒 / ISO:100
使用機材:SONY α7R IV + LAOWA Argus FF II 45mm F0.95

 

それにしてもF0.95開放でこの描写力。高い光学性能の超広角レンズやマクロレンズをラインナップするLAOWAだけに流石と言ったところです。45mmという焦点距離もスナップで絶妙に使いやすく、F0.95の特別なレンズというよりも常用で日々撮影に使いたいレンズだと感じました。

 

絞り:F0.95 / シャッタースピード:1/50秒 / ISO:100
使用機材:SONY α7R IV + LAOWA Argus FF II 45mm F0.95

 

 

大口径の魅力、F0.95の魔力。

「夢のスペック」と言っても過言ではない0.95のF値を持つ大口径レンズ。超が付くほど高価格帯のレンズもある中『LAOWA (ラオワ) Argus FF II 45mm F0.95』は誰しもが手の届く価格でありながら、妥協を一切感じない物作りと描写性を兼ね備えた1本です。日本のコシナのようにマニュアルフォーカスレンズを専門に作るメーカーだけあってピントリングの重さや操作感の作り込みも素晴らしく、圧倒的な明るさと深いボケ味を持ち合わせていながら、スッキリとしたピントが楽しめるレンズでした。

サードパーティーと呼ばれているブランドのレンズを使用するのは、純正には無い魅力があるからと筆者は考えています。45mm F0.95という唯一無二の個性をぜひ体感してみてください。

 

Photo by MAP CAMERA Staff

 


 

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