使用機材:Canon EOS R5 + RF800mm F5.6L IS USM
超望遠レンズ『Canon RF800mm F5.6L IS USM』をご紹介します。大口径の超望遠Lレンズででありつつも大幅な小型・軽量化を実現し、光学性能は「RF400mm F2.8 L IS USM」のシステムを受け継いで、機動力と高画質を兼ね備えました。野生動物、飛行機、月、スポーツなど心躍らせるシーンで活躍するレンズです。別売りの『エクステンダー RF1.4×』または『エクステンダー RF2×』を併用することで、それぞれさらに1.4倍、2倍へと焦点距離を伸ばすことができます。エクステンダー装着時もAFやIS(手ブレ補正機能)が効くので、変わらずに撮影を楽しめます。防塵・防滴構造の採用で過酷な環境下に持ち出すことも可能です。隅々までLレンズの名に相応しい仕上がりとなっています。撮影してきましたので、フォトプレビューをご覧ください。
使用機材:Canon EOS R5 + RF800mm F5.6L IS USM
フェネックは犬のパピヨンのような大きな耳を持つキツネです。寒い中、ひだまりで伸びをしたままうつらうつらする様子は猫のようでもあり、まったく不思議な動物です。
使用機材:Canon EOS R5 + RF800mm F5.6L IS USM
サルが喧嘩をしていました。右のサルの顔に乗っているのは、左のサルの足。もしかしたら戯れているだけなのかもしれませんが、凶暴そうな牙がそう思わせてはくれません。素早い動きの中でも当レンズはしっかりと捉えてくれます。
使用機材:Canon EOS R5 + RF800mm F5.6L IS USM
小さなリスですが当レンズのように800mmもあればこれだけアップで撮ることができます。リスの撮影は、エサを食べているところをつい撮りがちなので、あえて別のシーンを撮りたくなります。こちらは巣箱のまわりをちょろちょろしていたところを、入口の穴から顔を出した瞬間です。
使用機材:Canon EOS R5 + RF800mm F5.6L IS USM
フェンス越しに撮った離陸寸前のプロペラ飛行機。手前にあるフェンスが影響したのか、それとももともとそうなるものなのかはわかりませんが、こちらに向いたライトが綺麗に十字を描きました。
使用機材:Canon EOS R5 + RF800mm F5.6L IS USM
高いタワーに上って見渡すと、綺麗な壁と非常階段のあるマンションが目に留まりました。よく見ると電話をしているらしき人がいます。超望遠なのでシンプルな構図になるよう思いきって切り取ります。
使用機材:Canon EOS R5 + RF800mm F5.6L IS USM
夕刻の光は街に影を落とし、幾重にも重なる建物のシルエットを形作ります。撮ると廃れた街のような、あるいは近未来の街のようにも見え、見慣れたはずのいつもの街が非日常的に感じられます。
使用機材:Canon EOS R5 + RF800mm F5.6L IS USM
太陽が空を染めながら沈んでいきます。山の天辺にある木々が切り絵のように現れます。展望台の暑いガラス越しでも、その繊細なシルエットを確かに写し出していました。
気軽に持ち出せる超望遠
名前だけを聞くと街中では大きすぎるのではと予想したくなりましたが、実物は高級感がありつつも凝縮されたスタイリッシュなデザインで、このサイズ感と軽さならば持ち出そうと思える仕上がりです。特に動物園や航空機、月などといった迫力を求めたい被写体にまさに最適です。エクステンダーも使用感が良く、単焦点レンズですが幅広い撮影が可能なのが魅力です。クリアで精細、そしてボケ味は豊かという最高の描写性能をを持つこの最高のレンズで、ぜひとも撮影を楽しんでいただきたいです。
Photo by MAP CAMERA Staff