各メーカーから「大三元」と呼ばれるレンズが発売されています。F2.8通しの広角ズーム、標準ズーム、望遠ズームの3本からなり、それらが揃っていれば何でも撮れると言われるようなレンズ群です。そこへ、この度タムロンから『35-150mm F2-2.8 Di III VXD』が発売されたのです。35-150mmという焦点距離のカバー域、そしてF2スタートの大口径。いずれも「大三元」レンズの1本を凌駕する上位互換と言えるでしょう。その数字だけでも「欲しい!」と思う方がたくさんいるかと思いますが、値ではわからない写りや使い心地を確かめてきました。ぜひご覧ください。
定期的に見たくなるこの景色を久しぶりに見に来ました。鳥居の向こうに江ノ島があります。カメラと鳥の距離は遠すぎても近すぎてもよくないので、ほどよい大きさに写る位置に飛んでくるのを少し待ってアクセントに加えました。
ガラスに楽しい顔がたくさん描かれています。シンプルな線画ながら絵心がありバリエーション豊かですごいと感心します。絵と写真は共通点もありますが、その難しさはそれぞれ異なり、どちらも納得のいくものを作り上げるのは難儀で悩まされます。
おすすめのアクティビティ”SUP”。SUPはStand Up Paddleboard(スタンドアップパドルボード)の略で、このようにボードの上に立ってパドルで漕ぎます。以前はボードもパドルも長いものが主流でしたが、近年は小型化してきています。自然と一体になり自分のペースで動けるSUPはぜひ多くの方の挑戦してほしいです。
大きめの貝が落ちていました。向こうには海面が太陽を受け輝いています。太陽の光は貝を透けさせて、不思議と貝に血が通っているかのように見えたのです。そんな貝を主役に据え、海を背景に撮りました。クリックして拡大すると貝の表面の細かな凹凸も見て取れます。
見ていて羨ましくなる瞬間です。仲間との語らいは最高の時間。それが海を見ながらならば尚更です。例え今は何気ない時間だと感じていたとしても、年を取った時に「そういう時間こそが最高だった」と気付くことでしょう。
夕日が浜辺を金色に染めていました。オートホワイトバランスにすると色味がイメージと異なるため、手動で色温度を設定して暖色にしました。ほぼ見えたとおりの色となり満足です。
ややピンクがかった夕焼け空は雨が近い証だなんてことを聞いたことがあります。この味のある停留所は有名なのか、人がひっきりなしにやって来てスマホを向けていました。いまも中でおひとり自撮り中です。少し引いて美しい空とともに写真に収めます。
大三元を凌駕する。
利便性の高いズームレンズをいくつも発表しているタムロン。当レンズもそんなタムロンらしいレンズのひとつであると感じました。これだけのスペックですからいやが上にも期待が高まりますが、それを凌駕する描写性能が魅力です。まるで何本もの単焦点レンズを付け替えることなく使えているような感覚で、撮影に集中できる夢のようなレンズでした。
Photo by MAP CAMERA Staff