使用機材:SONY α7RV + LAOWA Argus 28mm F1.2 FF
本日発売の『LAOWA Argus 28mm F1.2 FF』は風景写真からポートレートまで幅広く使える明るい単焦点レンズです。開放F値は1.2と大口径。背景を大きくぼかしたり、暗い室内での撮影、星景写真など、様々なシーンで活躍が期待できます。2枚の超高屈折レンズと2枚の超低分散(ED)レンズを含むレンズ構成により、開放絞りから圧倒的な解像感を誇ります。マニュアルフォーカスなのでファインダーの見え方がより重要となりますが、本レンズは明るくて見やすいことから、快適なフォーカシングも実現しました。対応マウントは、キヤノンRFマウント、ニコンZマウント、ライカLマウント、ソニーEマウントの4種類。今回は『SONY α7RV』と組み合わせて撮影してきました。フォトプレビューをどうぞご覧ください。
使用機材:SONY α7RV + LAOWA Argus 28mm F1.2 FF
大仏があるというお寺へ。境内に入るとずらりと石像が並んでいました。そこへ木々から零れ落ちる木漏れ日が斑に当たって、実に神秘的な雰囲気。見とれてシャッターを切ります。
使用機材:SONY α7RV + LAOWA Argus 28mm F1.2 FF
大仏というと鎌倉や奈良、牛久などにある大きな姿を思い浮かべますが、こちらの大仏さんは13m。その立派なお姿をあえて遠くから撮ってみました。まるで境内を散歩しているかのよう。
使用機材:SONY α7RV + LAOWA Argus 28mm F1.2 FF
美しい金の仏像と目が合い足を止めます。手前にアクリル板があることで新緑が映し込まれ、また上から伸びる緑の枝とその影が仏像を囲むことで、眼前のえも言われぬ光景に心が清められます。
使用機材:SONY α7RV + LAOWA Argus 28mm F1.2 FF
お墓参りのために用意された桶が並んでいます。開放F値1.2でずらりと並ぶそれを写し取りました。なめらかなボケ味が美しいです。
使用機材:SONY α7RV + LAOWA Argus 28mm F1.2 FF
コンクリートの壁に蔦の葉が這い、そこへ木立や街路灯の影が描かれています。最近はビルと植物の組み合わせをよく見かけるようになりましたが、共生というには植物の力があまりにも強く、人工物が飲み込まれしまうのではないかとどこか感じます。コンクリートの質感もよく描写されています。
使用機材:SONY α7RV + LAOWA Argus 28mm F1.2 FF
夕刻、幹線道路の橋げたの横を歩いていると、いい光が入ってきました。時間帯の空気感も写す描写力に驚きます。空気に色が付いているかのよう。
撮影を堪能する大口径
使っていて気持ちのいいレンズでした。ファインダーを覗いたときに視界が良好で、外の世界が広がっていくのを感じました。それを感じることができたのは、やはりこのレンズだからでしょう。マニュアルフォーカスで楽しみながら撮ることができるのです。それを感じることができたのが一番大きな長所であり、代えがたい価値であると思います。ぜひお手に取って、体感していただきたい一本です。
Photo by MAP CAMERA Staff