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691:『OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8』

691:『OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8』

2021年06月09日

絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:400 / 使用機材:OLYMPUS OM-D E-M5 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8

 

今回ご紹介するのは『OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8』です。このレンズの長所は、何と言っても軽くて小さいので持ち歩きがしやすいこと。フルサイズ換算で焦点距離90mm、開放F値1.8というスペックながら質量はわずか116g。ポートレート撮影などでも積極的に使いたくなります。機材の大型化に待ったを掛ける頼もしい存在です。ポートレートに最適なのは画角だけではありません。被写体がくっきりと浮き上がり、思わず目を引くような滑らかなボケ味もこのレンズの持ち味。人物撮影のみならずスナップ撮影に使ってもその描写を心行くまでお楽しみいただけると思います。そんな一本を『OLYMPUS OM-D E-M5 Mark III』と組み合わせて撮影を行ってきましたので、ぜひご覧ください。

 

絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/1600秒 / ISO:200 / 使用機材:OLYMPUS OM-D E-M5 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8

 

雨の多い季節が訪れても、目を喜ばせてくれる紫陽花を見ると憂鬱な気分もどこかへ行ってしまいます。早速、開放での描写を試してみました。ギュッと身を寄せながら咲く様子を精密に描きながら、背景は柔らかくぼけています。木々の合間からさす木漏れ日が、綺麗な玉ボケとなって画を飾っているのにも注目です。誇張しないナチュラルな色再現も、オリンパスの魅力と言えるでしょう。

 

絞り:F5.0 / シャッタースピード:1/160秒 / ISO:200 / 使用機材:OLYMPUS OM-D E-M5 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8

 

マイクロフォーサーズセンサーゆえに、中望遠レンズでもぼけ味は物足りないのでは…と思いながら撮影に出たのですが、全くの杞憂でした。中望遠だからこそなせるたっぷりのボケ量。鉄柵の上を渡っていた小さな冒険者にピントを合わせます。解像感とボケの妥協点を探るべく、やや絞ってF5.0での撮影。メインの被写体を際立たせることができました。

 

絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/6400秒 / ISO:200 / 使用機材:OLYMPUS OM-D E-M5 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8

 

風景をあでやかに写す「Vivid」にピクチャーモードを設定。なんの気なしに撮った一枚だったのですが、後で見返して驚きました。不思議な立体感で描かれた白樺の樹、この一本が画面から浮き出してきているようです。どうやら本レンズには中望遠距離で美味しい写りを見せるポイントがあるようです。スナップ撮影でも、積極的に使っていきたくなります。

 

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:200 / 使用機材:OLYMPUS OM-D E-M5 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8

 

 

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:200 / 使用機材:OLYMPUS OM-D E-M5 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8

 

 

絞り:F10 / シャッタースピード:1/100秒 / ISO:200 / 使用機材:OLYMPUS OM-D E-M5 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8

 

ピクチャーモードを「モノトーン」に設定。物憂げなマネキンの横顔に迫ります。カメラを覗いている時もどんな風に写るのかとワクワクしていましたが、こうして見てみると階調表現の豊かさに驚きました。目元や頬のなだらかな凹凸をつたう影が見事に描き出され、グラデーションの美しさを感じます。

 

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/1600秒 / ISO:200 / 使用機材:OLYMPUS OM-D E-M5 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8

 

 

絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/20秒 / ISO:400 / 使用機材:OLYMPUS OM-D E-M5 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8

 

マクロレンズではありませんが、最短撮影距離は0.5mと中望遠の中では寄れるレンズです。アルトサックスの管体を近接撮影してみました。ピントはひとつの調節用ねじに定め、ふんだんにボケを取り込みます。イルミネーションのようなきらびやかな玉ボケを撮り収めることが出来ました。やや暗い室内でシャッタースピードは1/20と手ブレが気になる所ですが、強力な手ブレ補正が撮影をサポートしてくれました。

 

絞り:F8.0 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:200 / 使用機材:OLYMPUS OM-D E-M5 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8

 

最後はF8までしっかり絞っての遠景。空に浮かぶ雲のもこもことした雰囲気がつたわってきます。眼下の建物の線は緻密に描写され、高い解像性能を持っている事が分かります。雨と雨の間に、ときおり顔をのぞかせる気持ちの良い空を、一点の曇りもなく一枚に収めることが出来ました。

 

日々を色褪せない思い出へ

美しいボケ味や絶妙な圧縮効果を活かすことで、ふだん何気なく見ている風景を印象的に切り撮ることが出来る『OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8』は、常にそばに携えておきたいレンズの一本と言えるでしょう。ふと笑った家族の表情、街で見かけた綺麗な装飾、ずっと忘れないでいたい絶景などを気持ちよく写真に収めてくれます。ボケ味を活かして立体感を出すもよし、絞ってシャープに魅せるのもよし。マイクロフォーサーズがもたらした恩恵を余すことなく享受することが出来る単焦点、ぜひお試しください。

Photo by MAP CAMERA Staff


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