使用機材:Panasonic LUMIX G9PROII + LEICA DG VARIO-ELMARIT 35-100mm F2.8 POWER O.I.S.
2023年10月27日発売予定の「Panasonic LEICA DG VARIO-ELMARIT 35-100mm F2.8 POWER O.I.S.」をご紹介します。今年発売されたF2.8通しの標準ズームレンズ「Panasonic LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-35mm F2.8 ASPH. POWER O.I.S.」の兄弟レンズのような位置付けの一本です。魅力が数多ある中でも特筆すべきは、やはり画質の良さでしょう。「LEICA DG VARIO-ELMARIT」の冠で一目瞭然。ライカの厳しい光学基準をクリアし、ズーム全域で周辺部に至るまで美しい描写性能を実現しています。AFは高速・高精度で240fps駆動も可能です。ボディ・レンズ両方の手ブレ補正を最適に制御する「Dual I.S. 2」搭載ですので、強力な味方となってくれるでしょう。本レンズは長さ約99.9mm、重量約360gと小型・軽量です。マイクロフォーサーズならではの小型・軽量、そして安心の防塵・防滴機構や耐低温設計によりどこへ連れていっても安心な頼れるレンズです。「Panasonic LUMIX G9PROII」と組み合わせて撮影してきましたので、フォトプレビューをどうぞご覧ください。
使用機材:Panasonic LUMIX G9PROII + LEICA DG VARIO-ELMARIT 35-100mm F2.8 POWER O.I.S.
テーブルに顔を埋めている人に目が留まって撮った一枚ですが、背景もなかなか美しいです。奥の人物、窓ガラス、ガラスに映る景色、ガラスの向こうに広がる街並み。そんなレイヤードされた複雑な景色がフレーミングされていて印象的です。
使用機材:Panasonic LUMIX G9PROII + LEICA DG VARIO-ELMARIT 35-100mm F2.8 POWER O.I.S.
使用機材:Panasonic LUMIX G9PROII + LEICA DG VARIO-ELMARIT 35-100mm F2.8 POWER O.I.S.
陽が当たっている椅子がお行儀良く並んでいます。まるで砂浜で日焼けをしている人のようで、どこかユーモアを感じてシャッターを切りました。色合いも茶系でまとまっていて統一感があります。
使用機材:Panasonic LUMIX G9PROII + LEICA DG VARIO-ELMARIT 35-100mm F2.8 POWER O.I.S.
デッキはさらに茶色一色の世界。板が白く光り、写真を見るだけでも眩しく感じます。奥へと伸びる板のラインと、手摺の影が台形をたくさん作っています。
使用機材:Panasonic LUMIX G9PROII + LEICA DG VARIO-ELMARIT 35-100mm F2.8 POWER O.I.S.
使用機材:Panasonic LUMIX G9PROII + LEICA DG VARIO-ELMARIT 35-100mm F2.8 POWER O.I.S.
運河に浮かぶ船にポーチライトが灯っていました。左奥の強く光っている部分が運河です。手前にある夕陽が当たる草を前ボケに入れて、ちょっぴり華やかな印象に仕上げました。
使用機材:Panasonic LUMIX G9PROII + LEICA DG VARIO-ELMARIT 35-100mm F2.8 POWER O.I.S.
グラウンドの色合いが好きです。緑の芝に白いラインが引かれ、中央には土色のエリアがあります。野球を楽しむ人たちをしばらく見ていましたが、人々が去った直後の急に寂しくなった芝を写しました。
使用機材:Panasonic LUMIX G9PROII + LEICA DG VARIO-ELMARIT 35-100mm F2.8 POWER O.I.S.
立派なナイター照明を仰ぎ見ます。近くに寄ってこの角度で見ると本当に大きいです。ふと学生時代を思い出し切なくなりました。筆者の学校にはこのような立派な設備がなかったため、顧問の先生が自分の車のヘッドライトでグラウンドを照らしてくれている中、ボールを追っていたものです。
使用機材:Panasonic LUMIX G9PROII + LEICA DG VARIO-ELMARIT 35-100mm F2.8 POWER O.I.S.
使用機材:Panasonic LUMIX G9PROII + LEICA DG VARIO-ELMARIT 35-100mm F2.8 POWER O.I.S.
朝の駅。ラッシュのピークは過ぎて、落ち着いてきた時間です。天井の骨ばった感じが好きでいつも見とれてしまいます。カラーだと煩雑になると思ったので、より光を感じられるモノクロで撮りました。
機動力に優れる大三元望遠ズーム
全域F2.8の明るいレンズでありながら小型・軽量であるということは、それだけでも十分魅力的です。本レンズのすごいところは、さらに写りの良さを誇る点です。写りの良さとは高画質というだけではなく、ワンランク上の空気感までも写せるレンズということです。また「POWER O.I.S.スイッチ」が便利でした。手持ちで撮ったあとに三脚に取り付けたり手摺に乗せて撮影する際などに、簡単に手振れ補正機能をオン/オフできるというものです。切り替えるのにボディのメニューの奥深くまで潜らなければならない機材もあるので、とても便利でした。常に持ち運びたくなる写りの良いレンズです。ぜひお手に取っていただきたいです。
Photo by MAP CAMERA Staff