使用機材:Panasonic LUMIX S5II + LUMIX S 100mm F2.8 MACRO
2024年2月15日発売予定の『Panasonic LUMIX S 100mm F2.8 MACRO』をご紹介します。等倍マクロ撮影や背景をぼかしたポートレート撮影など多彩な撮影シーンで活躍する中望遠マクロレンズです。ダブルフォーカス構成と非球面レンズ3枚を採用した新たな光学設計、新開発デュアルフェイズリニアモータの採用により、高性能とクラス世界最小・最軽量を誇ります。AFは動体追従に優れた高速・高精度なAF性能と静粛性に優れたAF動作性能を両立しています。また映像制作のワークフローに最適になるよう考慮されていることから、幅広い活躍が期待できます。今回は「Panasonic LUMIX S5II」と組み合わせて撮影してきました。フォトプレビューをどうぞご覧ください。
使用機材:Panasonic LUMIX S5II + LUMIX S 100mm F2.8 MACRO
先日東京にも雪が降りました。数日経っても残っていたので、これはマクロで撮ったら綺麗かもしれないと思い、最短撮影距離まで近づいてシャッターを切りました。氷の粒ひとつひとつが見事に捉えられています。
使用機材:Panasonic LUMIX S5II + LUMIX S 100mm F2.8 MACRO
古い家。廊下の突き当りに窓があり、その向こうには庭の木の枝が見えます。室内の光と外の光の強さが大きく変わらないことから、どちらも程よい明るさで写すことができました。光の向きを感じられる一枚です。
使用機材:Panasonic LUMIX S5II + LUMIX S 100mm F2.8 MACRO
開放絞りでマルチカバーの裾を撮ってみました。何気なく撮ったのですが後で等倍で見てみると、布の織りが精細に描写されており、一本わずかにはみ出した繊維さえも写し取っています。嫌な滲みや不鮮明さはなく、優秀なマクロレンズでしか味わえない描写です。
使用機材:Panasonic LUMIX S5II + LUMIX S 100mm F2.8 MACRO
味のある窓の桟にネジ締り錠が収まりよく鎮座しており、それにピントを合わせて撮影したところ、外の木の葉が光り白い丸ボケとなりました。午後のゆったりしたひと時を感じさせます。
使用機材:Panasonic LUMIX S5II + LUMIX S 100mm F2.8 MACRO
暗い場所に光が差し込んでいるように見えますが、実際は陰を探して撮った一枚。ピントがあっている部分は細かなところまで繊細に写っており見惚れてしまいます。葉の表面にあるトライコームという産毛のようなものだけに光が当たって輝いている箇所が面白く感じました。
使用機材:Panasonic LUMIX S5II + LUMIX S 100mm F2.8 MACRO
梅の枝から枝へとメジロが飛んでいました。花にくちばしを突っ込んでいたので、蜜を吸っているのでしょう。離れた場所からの撮影でしたが、メジロのお腹の柔らかな羽の質感がよく描写されています。
使用機材:Panasonic LUMIX S5II + LUMIX S 100mm F2.8 MACRO
マクロレンズであることに注目しがちですが、100mmという中望遠は街中のスナップ撮影にも向いています。これはそこまで陽が落ちていない時間に捉えた、2人から伸びる影。
使用機材:Panasonic LUMIX S5II + LUMIX S 100mm F2.8 MACRO
これまでにも大きなシャボン玉の写真を撮ったことがありましたが、こんなに夕陽のオレンジが美しい時に撮ったのは初めてでした。シャボン玉は繊細なレインボーカラーに色づいていますが、ピンクがかったオレンジとのコラボレーションはまるで絵本の世界のよう。
使用機材:Panasonic LUMIX S5II + LUMIX S 100mm F2.8 MACRO
このシャボン玉をたくさん飛ばす道具は、自作なんだそうです。2本の釣竿の間に張られているのはホームセンターに売っているチェーンで、そのサイズや繋げる形を変えることで色々なシャボン玉を作れるとのこと。色も形も、そして消えてしまう特性も不思議で、子どもはもちろん大人にも大人気です。いつも夢をいただいています。
軽快マクロ
快適にスイスイと撮影でき、撮る行為が楽しく感じられるレンズです。マクロは被写体との距離が近い分、少しズレると大きくボケてしまうので、特にAFが高速かつ正確であることが求められますが、その点においてストレスフリーでした。そして最短撮影距離が短いので、制限されることなく心の赴くままに近寄ったり離れたりできました。近づけない機材だと諦めないといけないこともありますが、本レンズであればそれがないので、より自分ならではの作品を追求することができます。パナソニックの「Sライン」ですから画質も申し分ありません。制限から解放されて自由に縦横無尽に撮りたい方へ。お勧めのレンズです。
Photo by MAP CAMERA Staff