Macro-Elmar 90mm/f4.0 | Kasyapa for Leica Kasyapa for Leica|(カシャパ フォー ライカ)東京新宿のカメラ専門店マップカメラが提供するLeica専門サイト 
Select Language
LEICA M9-P + Macro-Elmar90mm/f4.0 絞り:F8 / シャッタースピード:1/180秒 / ISO:160 / 使用機材:LEICA M9-P + Macro-Elmar90mm/f4.0



一眼レフからレンジファインダー機に移行した人にとって、まず大きく違和感を感じるのは最短撮影距離が1m近く、全く寄れないという点でしょう。もちろん使っていくうちに慣れるもので、ある程度距離を持って被写体を見る事も身に付くものですが、テーブルの上のコーヒーカップ等、寄りたい時ももちろんあります。
ライカもその点は理解しており、かつてはM型ライカを一眼レフ化するVisoflexや近接撮影アダプターといったアイテムが存在していました。その最新の回答がこのマクロエルマー90mmとマクロアダプターです。マクロエルマー単体でも90mmとしては珍しい最短70cmの撮影が可能ですが、アダプターを使用すると50cmまでの近接撮影が可能となります。そんな最短で撮影したのがこのカット。開放F4.0とはいえ二重像でのピント合わせは気を使いますが、想像以上に合焦は難しく有りませんでした。



LEICA M9-P + Macro-Elmar90mm/f4.0 絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:160 / 使用機材:LEICA M9-P + Macro-Elmar90mm/f4.0

ライカMやビゾシステムなどでも、マクロ向けに設計されたエルマーはどれも銘レンズ揃いでしたが、このレンズもその系譜にいる1本の様です。シャープネスも十分にあり、全面で破綻を見いだせないとても優秀なレンズです。




LEICA M9-P + Macro-Elmar90mm/f4.0 絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/350秒 / ISO:160 / 使用機材:LEICA M9-P + Macro-Elmar90mm/f4.0

葉脈まで解像する描写力を持ちながら、柔らかい描写はマクロレンズとしてはとても好ましいものです。前後のボケもとても美しく、安心して撮影にのぞめます。元より逆光にも強い様ですので、付属のフードを使用すれば完璧でしょう!




LEICA M9-P + Macro-Elmar90mm/f4.0 絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:160 / 使用機材:LEICA M9-P + Macro-Elmar90mm/f4.0

もちろん、通常の撮影でも十分にその実力を発揮してくれます。沈胴式のコンパクトさを生かして、撮影範囲を広げる一本として撮影鞄に忍ばせておくと、かなり活躍してくれそうです。




LEICA M9-P + Macro-Elmar90mm/f4.0 絞り:F4 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:160 / 使用機材:LEICA M9-P + Macro-Elmar90mm/f4.0






LEICA M9-P + Macro-Elmar90mm/f4.0 絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/80秒 / ISO:160 / 使用機材:LEICA M9-P + Macro-Elmar90mm/f4.0



M9でこの画が撮れてしまうのですから、これは嬉しくなってしまいます。フレーミングも想像以上に正確で、アダプターの硬性感もしっかりとしたもの。手ぶれにはより慎重になりたい所ですが、最初に抱いていた"特殊用途"というイメージは完全に払拭されてしまいました。しかし…重ねてになりますが、ボケは本当に美しいですね。被写体を引き立たせる柔らかい描写はなんと言ってもありがたいです。




LEICA M9-P + Macro-Elmar90mm/f4.0 絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/60秒 / ISO:160 / 使用機材:LEICA M9-P + Macro-Elmar90mm/f4.0

マクロアダプターを装着せずとも、90mmの焦点距離で70cmまで寄れるのは想像以上に使い勝手が良いものです。「もう少し寄りたい」に、この30cmは効きますよ。




LEICA M9-P + Macro-Elmar90mm/f4.0 絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/128秒 / ISO:160 / 使用機材:LEICA M9-P + Macro-Elmar90mm/f4.0





LEICA M9-P + Macro-Elmar90mm/f4.0 絞り:F5.7 / シャッタースピード:1/750秒 / ISO:160 / 使用機材:LEICA M9-P + Macro-Elmar90mm/f4.0

これだけ日差しが強くても、神経質にならないこの描写は価値のあるものです。葉の立体感もしっかりと感じられ、この安定感は頼もしさすら感じさせます。





ボディとレンズの間にある、ファインダーと一体になった部分が「マクロアダプター」。通常撮影時には外していますが、近接撮影時には装着し、その前部にレンズを装着します。要は中間リングなのですが、距離計連動機構とパララックス補正を可能にしている所にライカの意地と底力が感じられます。外観を見ると、かなり「特殊」な感が有りますが、使ってみると手放せない。そんな1本であることは間違い有りません。ライカの使用範囲が確実に一回り広がる、そんなレンズに仕上がっています。



Photo by MAP CAMERA Staff




お買い物はこちら

お買い物はこちら


レンズカテゴリートップへ戻る"

KasyapaforLEICAトップへ戻る"




Leicalens-Report.

[Category: Elmar|掲載日時:2012年07月05日 13時07分]

PeterKarbe氏ライカSLレンズ インタビュー

ピーター・カルベ氏 ライカSLレンズ インタビュー VOL.3[2019年12月04日]

ピーター・カルベ氏が作ってみたい「リバイバル・レンズ」とは 先ほど、ラインナップの充実という点について話題になりましたが、近年ライカでは「ズマロン M28mm F5.6」「タンバール M90mm F2.2」の様な、かつてのレンズをリメイクして世に出しています。過去に作られたレンズを現代に作り直すということは難しい部分があるのでしょうか? ...
続きを読む
PeterKarbe氏ライカSLレンズ インタビュー

ピーター・カルベ氏 ライカSLレンズ インタビュー VOL.2[2019年12月04日]

日本国内のメーカーはF1.4をはじめ、時にはF1.2やF0.95などの高性能な大口径レンズを発表しています。明るさへのこだわりが強くあるような印象を受けますが、ライカではこの「プライムレンズシリーズ」の開放F値をF2.0としました。 先のプレゼンテーションでもMレンズの「ズミルックス F1.4」に劣らないボケ感や画質のお話がありましたが、ライカにも...
続きを読む
PeterKarbe氏ライカSLレンズ インタビュー

ピーター・カルベ氏 ライカSLレンズ インタビュー VOL.1[2019年12月04日]

前回までのライカカメラ社の光学設計マネージャ、ピーター・カルベ(Peter Karbe)氏のプレゼンテーションを元に、同氏へのインタビューの模様をお届けいたします。 できるだけレンズをクリーンに作る 「ライカSL」で「アポズミクロンM75mm F2.0 ASPH.」「アポズミクロンM90mm F2.0 ASPH.」を使って感じたのですが、他の2,400万画素のカメラと比較...
続きを読む
Peter Karbe氏

ピーター・カルベ氏によるライカSLレンズ プレゼンテーション VOL.2[2019年11月26日]

前回に引き続き、ライカカメラ社の光学設計部門マネージャであるピーター・カルベ(Peter Karbe)⽒のプレゼンテーションをお届けいたします。 高い信頼性を追求 続いては、製品クオリティの信頼性という観点から魅⼒をお話しします。高性能なレンズをつくるためには、光学設計において様々な工夫が可能ですが、一方で安定した一定品質の製品を供給するため...
続きを読む
Leica SL2 + バリオ・エルマリート SL24-90mm F2.8-4.0 ASPH.

LEICA SL2[2019年11月25日]

焦点距離:42mm / 絞り:F11 / シャッタースピード:1/320秒 / ISO:100 使用機材:Leica SL2 + バリオ・エルマリート SL24-90mm F2.8-4.0 ASPH. LEICASL2 M型とは別にライカを支える大きな柱として成長したLマウントシリーズ。その頂点に君臨する『Leica SL』が遂にフルモデルチェンジを果たした。今回のKasyapa for Leicaでは最新機種『Leic...
続きを読む



閉じる