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LEICA SL(Typ601)

LEICA SL ワークショップ レポート



都内某スタジオにて、ライカが主催するワークショップ『ライカアカデミー』が開催されました。今回のKasyapa for Leicaではその様子を撮影した写真も交えてレポートいたします。


LEICA SL(Typ601)

今回のセミナー講師としてドイツより来日したライカカメラ社グローバルアカデミーインストラクターのOliver Vogler氏。スポーツ写真を中心にドイツ国内だけでなく、国際的に活躍されているプロフェッショナルフォトグラファーでもあります。ライカアカデミーでは、プロフェッショナルフォトグラファーや写真愛好家向けに各種ワークショップを開催し、講師を務めています。


LEICA SL(Typ601)


セミナー用機材として用意されていたのは『LEICA SL(Typ601)』。これほど並んでいると圧巻の一言です。交換用レンズには『ズミルックス SL50mm F1.4 ASPH.』、『アポズミクロン SL75mm F2.0 ASPH.』、『アポズミクロン SL90mm F2.0 ASPH.』、『スーパー・バリオ・エルマー SL16-35mm F3.5-4.5 ASPH.』、『バリオ・エルマリート SL24-90mm F2.8-4.0 ASPH.』、『アポ・バリオ・エルマリート SL90-280mm F2.8-4.0』のフルラインアップに加え、マウントアダプターと『ノクティルックス M 75mm F1.25 ASPH.』の組み合わせもある、非常に豪華な機材達です。


LEICA SL(Typ601)


まずは座学にて『LEICA SL(Typ601)』の特徴とメリットをOliver氏が撮影した写真をスライドで見ながら説明を受けます。
『LEICA SL(Typ601)』はライカレンズとSLの優れた描写性だけでなく、AF性能や連写性能、堅牢性など、他社のフラッグシップ機に負けない性能を持っていることがよくわかりました。

LEICA SL(Typ601)


海辺での撮影の際には波を被ってカメラがずぶ濡れになったそうですが、タオルでさっと拭き取り、そのまま撮影を続行できたと言います。そんな話をしながら突然水の入ったペットボトルを手に取りカメラにジャバジャバと掛け始めました。『LEICA SL(Typ601)』と『バリオ・エルマリート SL24-90mm F2.8-4.0 ASPH.』はお話の撮影時のようにずぶ濡れです。そしてレンズ面に溜まった水を「カンパーイ」と言って、飲み干す仕草をするOliver氏。その姿に思わず会場から驚きと笑いの声が上がります。


LEICA SL(Typ601)


続いてはモデル撮影の実技編です。
「ポートレートはコミュニケーションがとても大事。こういうポーズをして欲しいなど、写真の意図をしっかり伝えてください」と言い、モデルさんへポーズを伝えるOliver氏。


LEICA SL(Typ601)


撮る際も話しかけながら撮影を進めていきます。


LEICA SL(Typ601)
使用機材:LEICA SL(Typ601) + アポズミクロン SL75mm F2.0 ASPH.


今回のセミナーで撮影モデルをしていただいた「外崎 梨香(とのさき りか)」さん。
モデルだけでなくタレント活動もされている多才な方です。


LEICA SL(Typ601)
使用機材:LEICA SL(Typ601) + バリオ・エルマリート SL24-90mm F2.8-4.0 ASPH.


スタジオ内には様々なシチュエーションが用意されており、受講者は思い思いの場所で撮影をしていきます。


LEICA SL(Typ601)
使用機材:LEICA SL(Typ601) + スーパー・バリオ・エルマー SL 16-35mm F3.5-4.5 ASPH.


これほど多くのレンズをポートレートで試せる機会もそうそう無いので、レンズの特徴を掴むためにも広角から望遠まで幅広く使用してみます。写真は新発売された広角ズーム『スーパー・バリオ・エルマー SL 16-35mm F3.5-4.5 ASPH.』にて撮影をしました。


LEICA SL(Typ601)
使用機材:LEICA SL(Typ601) + ズミルックス SL50mm F1.4 ASPH.


こちらは『ズミルックス SL50mm F1.4 ASPH.』を使用しての一枚。絞りは開放のF1.4です。解像感とボケ味のバランスがとても良いのでポートレート撮影にも向いている一本です。


LEICA SL(Typ601)


お昼休憩を挟み、セミナー後半がスタートです。
Oliver氏より「ぜひ75mmや90mmなど、ポートレート向きのレンズに交換して撮影を行ってみてください」と指令が下されます。


LEICA SL(Typ601)
使用機材:LEICA SL(Typ601) + ノクティルックス M 75mm F1.25 ASPH.


そこで私が選んだレンズは『ノクティルックス M 75mm F1.25 ASPH.』。写真は開放F1.25で撮影しました。
以前“Kasyapa for Leica”の撮影で使用したことがあったのですが、ポートレートで使用してみたいと思っていたレンズです。

このレンズは開放からピント面が驚くほどシャープなのですが、その分中望遠F1.25ということもあり、ピント合わせがシビアなレンズでもあります。しかし『LEICA SL(Typ601)』が搭載している440万ドットの高精細EVFはその“山”が非常に掴みやすく、特に中央以外のところへピントを合わせるシーンでは他のミラーレス機を寄せ付けないほど高い視認性のあるファインダーです。


LEICA SL(Typ601)
使用機材:LEICA SL(Typ601) + ノクティルックス M 75mm F1.25 ASPH.


こちらの写真も開放F1.25で撮影。モノクロームで仕上げてみました。
撮影後、Oliver氏から「難しいレンズなのに完璧にピントがきている!素晴らしい!」と褒められた一枚です。
これも『LEICA SL(Typ601)』だったからこそ撮れた一枚だと思います。本当に良いカメラとレンズです。


LEICA SL(Typ601)


モデル撮影後は、その撮影データを用いてOliver氏のRAW現像レクチャーが始まります。ソフトはAdobe Lightroomを使用し、レタッチの仕方や各ツールの使い方を説明をしていただきました。
「(シャープネスに関して)AdobeのLightroom担当者と話したのですが、LEICA SLの絵作りだと“適用量 +80 / 半径 +1.5 / ディテール +5”がベストなシャープネスを得られるセッティングになります」
間近でプロカメラマンの現像の仕方を見れる機会はなかなか無いのでとても参考になりました。


LEICA SL(Typ601)
使用機材:LEICA SL(Typ601) + ズミルックス SL50mm F1.4 ASPH.


私も少し現像をしてみました。
左下の露出を少し落とし、明暗のメリハリを付けて被写体がより際立つように。瞳はマスクをかけ、色の濃さと明瞭感を微調整。その後シャープネス・コントラスト・色味などを調整し、個人的に好みな低彩度のヴィンテージ風の写真に仕上げました。


LEICA SL(Typ601)


講師であるOliver氏のワンショット。
今回はドイツ本国のライカアカデミー講師によるレクチャーが受けられるという、とても貴重な経験をさせていただきました。

また、2015年に発売された『LEICA SL(Typ601)』ですが、その性能の素晴らしさに改めて感動しました。ライカレンズ本来の性能を引き出せるセンサー設計はもちろん、440万ドットの高精細なEVFなどは日進月歩するミラーレス機の中でもいまだに飛び抜けた性能と描写性を持つカメラです。使用してみると「さすがライカは違う」と思わせる魅力のあるカメラでした。



Photo by MAP CAMERA Staff
取材協力:ライカカメラジャパン株式会社









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[Category: Leica Special Contents|掲載日時:2018年08月22日 19時20分]

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