絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:400 / 使用機材:LEICA M + Elmar 135mm/f4.0
ライカMの登場でガラリと印象の変わったレンズがあります。135mm近辺の長焦点レンズ達はこれまでF値の暗さと視野枠の狭さからどうにも敬遠されがちで、描写の良さは聴こえるものの積極的に使えるレンズではありませんでした。しかしライカMの登場で高感度耐性が大幅にアップし、更にライブビューが使える様になった事で、お手頃な価格と相まって”使いやすい”レンズに様変わりした様に思います。軽量ですから旅行や散歩の控えレンズとしても具合が良くて、私もちょっと小旅行につきあってもらいました。
最近の手水鉢は親切で、お清めの手順も描いてくれているんですね。手桶が行儀よく並んでいるのを撮りたかったのですが、前後のボケがとても綺麗なのでしっかり主役を引き立ててくれました!
絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/90秒 / ISO:600 / 使用機材:LEICA M + Elmar 135mm/f4.0
老舗の看板娘?ライブビューなので瞳にピントを…!と頑張った結果です。毛並みも柔らかに写してくれます。
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO:200 / 使用機材:LEICA M + Elmar 135mm/f4.0
瓦屋根の1枚1枚までしっかりと、金属の枯れた雰囲気も美しいです。古い建物の持つどっしりとした雰囲気と、時代を感じさせる風体をとても魅力的に描き出してくれました。
ライカ!というと広角レンズでバシッとスナップ、というイメージが強かったですが、望遠レンズで切り取るイメージも新鮮で楽しい、撮り方一つで被写体がいろいろな表情を見せてくれます。
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:800 / 使用機材:LEICA M + Elmar 135mm/f4.0
絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/90秒 / ISO:400 / 使用機材:LEICA M + Elmar 135mm/f4.0
絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:800 / 使用機材:LEICA M + Elmar 135mm/f4.0
水盤の水のボケ方がとても特徴的です。ゆらりと揺らいだ様な、でも綺麗なボケ方です。
絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:400 / 使用機材:LEICA M + Elmar 135mm/f4.0
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/90秒 / ISO:400 / 使用機材:LEICA M + Elmar 135mm/f4.0
絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:400 / 使用機材:LEICA M + Elmar 135mm/f4.0
古いレンズでも、ここまでしっかりと写るのには驚きです。木目や日差しの雰囲気も優しく捉える、その描写も魅力的です。
絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO:400 / 使用機材:LEICA M + Elmar 135mm/f4.0
絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/90秒 / ISO:600 / 使用機材:LEICA M + Elmar 135mm/f4.0
長いレンズですが、軽量スリムなので持っていてもさほど苦にはなりません。この前世代の『Hektor 135m』はF4.5、この『Elmar 135mm』はF4.0と少し明るくなりましたが、全体的なサイズはほとんど変わり無いようです。鞄にすっと忍ばせておくだけで、一味違ったライカでの撮影を楽しめるレンズです。
Photo by MAP CAMERA Staff