CP+ 2015 レポート その6
■ コシナ・カールツァイス ブース
続いてはコシナ・カールツァイス ブースのご紹介です。
こちらのブースでは同じくコシナが製造するフォクトレンダーブランドのレンズも出展されています。
先日Kasyapaでも紹介しました『Carl Zeiss Otus 85mm F1.4』のカットモデルです。レンズ構成を現物で確認できる非常に貴重なもの。
他メーカーのスタッフも興味津々に構造を眺めていました。
数年ぶりとなるZMマウントの新レンズ『Distagon T* 35mm F1.4 ZM』も展示してあります。
ZMマウント初となるF1.4の大口径レンズ。その描写力が気になります。
こちらはフォクトレンダーの新VMレンズ『SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical III』と『ULTRON 35mm F1.7 Vintage line Aspherical』。
15mmはデジタル機で使用する事に照準を合わせマゼンタ被りを抑えた設計になっているレンズです。
そしてNOKTON 50mm F1.5に続く35mm ULTRONもVintage lineとして登場予定との事!美しいデザインとクロームメッキの塗装はクラシックカメラファンの心を掴む商品だと思います。
フォクトレンダーと言えば忘れてはいけない大口径マイクロフォーサーズマウント。
新レンズである『NOKTON 10.5mm F0.95』も展示されています。21mm相当の画角でF0.95、スゴいスペックです。
■ タムロンブース
続いては強力な手ぶれ補正機構VCを搭載するレンズが好調のタムロンブースのご紹介です。
フルサイズ用大口径ズームレンズシリーズに『SP 15-30mm F2.8 Di VC USD』が加わりました。
超広角のF2.8ながら手ぶれ補正を搭載。夜間や室内での撮影に心強いレンズです。
近年は高画素機に合わせたズームレンズの発売が続くタムロン。
ユーザーからの意見をちゃんと取り入れた商品だなと感じるレンズが多いメーカーです。
コシナ・カールツァイス、タムロン共に『MADE IN JAPAN』という日本の物作りを感じられるブースでした。
最新技術以外にもガラスを組み合わせて生まれるカメラレンズの奥深さを改めて考えさせられました。