CP+ 2015 レポート その7
■マルミ光機ブース
マップカメラオリジナルフィルターの製造元でもあるマルミ光機のブースは今年もフラグシップフィルターの「EXUS」がメインです。
新製品に関して伺ったところ、動画向けの需要が増えた事から価格を抑えたNDフィルターのラインナップを増やしているとの事。
サイズ豊富にND8からND64まで並ぶ姿は圧巻です。
さらに参考出品と書かれた棚の中に”強化ガラス”の保護フィルターを発見。
製品化に向けて製作中のフィルターはライバル社の強化ガラスよりさらに強い強度を持つのとの事。
フィルター界の熾烈な競争が面白いことになってきました。
■銀一ブース

銀一ブースではスタジオ小物から、動画撮影用のレコーダー、カメラバッグやクリーニング関連まで多種多様な商品が並びます。
その中で一際目についたのが「GRAMAS」液晶保護ガラス。
一般的な保護フィルムは貼りミスをカバーするために多少小さめに作られているのに対し、
GRAMASは隙間無く貼れるよう、ジャストサイズにこだわったとの事。
また気泡が抜けやすいので、貼った後の仕上がりがとても綺麗です。
強度にも優れ、汚れの拭き取りも容易。なかなかの優れものと感じました。
■防湿庫
防湿庫の2大メーカーはそれぞれ参考出品や新製品がお出迎え。
東洋リビングでは、天体望遠鏡を保管する縦長モデルや、光触媒機能を省き食品を保管するモデルを紹介。

トーリ・ハンではデジタル湿度計や光触媒シートの棚板を無くした廉価版モデルが登場です。
■三脚
動画機能の普及に伴い、三脚メーカーには勢いがありました。
マンフロットブースではカラーバリエーション豊富に大小様々な三脚が並びます。

ジョイスティック型のハンドル雲台は直感的な操作で簡単に操作できます。

堅牢なGITZO三脚がズラリと並ぶ姿は圧巻です。

スリックで参考出品されていた「レベリングユニット2」。三脚と雲台の間に挿入することで、滑らかな水平出しが可能になります。

ベルボンではレンズの光軸を中心に回転させることで、縦・横位置の切替時に構図を大きく損なわない
「リボルビング雲台」が紹介されていました。

シルイやベンロでは自立式の一脚が目立っていました。
一脚とは思えない安定性の高さに驚きます。稼働部のスムーズな動きがフレミングをサポートしてくれるのも嬉しいです。

カラフルな雲台が目を引いたフォトクラムは韓国のメーカー。色をカスタマイズする楽しみもあります。