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【SONY】α PHOTO Vol.23 Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA編

SONY (ソニー) Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA
F1.4 1/400秒 ISO64
α PHOTO Vol.23
『Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA』

【α PHOTO】は、スタッフがSONYのAマウント・Eマウントレンズを
持ち出して自由に楽しく撮った写真を皆様にご紹介しております。

今回は、6/26に発売したばかりのDistagon T* FE 35mm F1.4 ZAをご紹介いたします。
SONYのFEレンズの中で一番の明るさ「F1.4」を誇るこのレンズ。
心待ちにされていた方も多いのではないでしょうか。
かく言う私もそのうちの一人です。
早速、発売したばかりのレンズと共に撮影に行ってきました!

SONY (ソニー) Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA
F2 1/800秒 ISO100
よし、撮影に行くぞ!…と意気込んだは良いものの、
場所が決まっておらず、なんとなく六義園へと来てみました。
六義園といえば桜と紅葉のライトアップで有名ですね。
ちょうど今の時期は紫陽花がたくさん咲いていました。

SONY (ソニー) Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA
F1.6 1/640秒 ISO64
私はテレビよりもラジオ派で、いつも何かしらラジオをつけているのですが、この間ラジオで
「梅雨の時期は紫陽花もいいけれど、苔もとても綺麗な時期なんだよ」
と言っていたのを聞いてから、最近は苔にも目を向けるようになりました。
ちょうど一か所だけに光が差し込んでいて、神秘的な雰囲気を醸し出しています。

SONY (ソニー) Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA
F5.6 1/800秒 ISO160
晴れ女パワーを発揮して、今日も見事な快晴です!
この時点でだいたい撮り始めてから30分ほど経過していますが、
α7とこのレンズの組み合わせは、見た目は重そうですが意外と疲れを感じません。
計算してみたところ、レンズとボディを合わせても約1.1kgしかありませんでした。
暑いと重いカメラを持ち歩くのがつらいなあ…と思っていた去年までの私とはオサラバです!

SONY (ソニー) Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA
F4 1/125秒 ISO200
このレンズはAFレンズですが、絞りリングが付いています。
また、クリックのON/OFFスイッチがレンズについているので、
静止画の際はクリックON、動画撮影の際はクリックOFFと使い分けることが出来ます。
静止画のみならず、動画撮影にまで配慮した設計は、さすがSONYと言わざるを得ません。

SONY (ソニー) Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA
F2 1/1250秒 ISO100
そろそろ紫陽花の季節も終わりですね。
紫陽花が終わると、次はいよいよひまわり。夏本番!といった感じですね。

SONY (ソニー) Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA
F1.6 1/320秒 ISO160
開放での撮影では当然のことながらピント面がとても浅いです。
他に使用されている方の感想を聞くと、
ボディよりもレンズの方が重くバランスを取るのがなかなか難しいからか、
開放では三脚を使った方がいいと言ったような意見もありました。
ただし、ピントがバッチリ合った時の描写はとても素晴らしいです。

SONY (ソニー) Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA
F1.4 1/8000秒 ISO125
重厚感があり、上品な写り。
Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZAの存在があるだけに、
「この大きさと価格はちょっと…」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
この大きさと価格に納得してしまう写りが、そこにはありました。

SONY (ソニー) Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA
F2 1/500秒 ISO100
…さて、場所は変わって今度は室内です。
晴れ女なのはいいことなのですが、晴れ過ぎました…。
暑くてへとへとになってしまったので、近くのカフェへと移動です。

SONY (ソニー) Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA
F2.8 1/1000秒 ISO400
私以外誰もおらず、オシャレな店内を独り占めすることが出来ました。
ここぞとばかりにシャッターを切ります。

SONY (ソニー) Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA
F2 1/1600秒 ISO400
自然光のよく入る窓際の席を選びました。
本当はパスタが食べたかったのですが、ケーキを撮りたかったのでケーキを頼みました。
撮影しに来ているのか、ごはんを食べに来ているのか、たまにわからなくなる時があります。笑

SONY (ソニー) Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA
F2 1/1250秒 ISO320
以前にマップカメラで行った「D750ポートレートセミナー」のブログを読んでいて、
「確かに!」と、とても納得してしまった言葉があります。
それは、この記事の最後の方に書いてあるのですが、
「写真の善し悪しは被写体80%、光16%、機材4%で決まる」
といった文章です。本当にその通りだなと思いました。
かわいいケーキとレモンスカッシュを頼み、窓際を選んで座った私に抜かりはありません。

SONY (ソニー) Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA
F4 1/500秒 ISO400
窓から差し込んだ柔らかい光が、ケーキの可愛さをより一層引き立てています。
35mmはこういったテーブルフォトでも大活躍しますね。
最短撮影距離も30cmまで寄ることが出来ます。

SONY (ソニー) Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA
F2 1/640秒 ISO320
まるでその場の雰囲気をそのまま切り取って持ち帰ってきたかのよう。
フォトプレビューサイトkasyapaでも、たくさん写真を掲載しています。

SONY (ソニー) Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA
F2 1/640秒 ISO320
お会計後、かわいい店内を撮らせて頂きました。
暗いところでもピントはバッチリ。
フォーカスの駆動音もとても静かで、店内でも他の方の迷惑になることなく撮影をすることができます。

SONY (ソニー) Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA
F2 1/640秒 ISO320
この日は夜に予定があったので撮影はここでおしまいでしたが、
この一枚を見て、夜景をこのレンズで撮ってみたいなと思いました。
先にはなりますが、イルミネーションを撮影したらきっと物凄く素敵な写りを見せてくれることでしょう。

…さて、いかがでしたでしょうか?
SONYの特設ページにポートレートの作例が載っていますが、
このレンズでポートレートを撮ってみたら…と思うと、想像するだけでワクワクします。
スナップ、風景撮影、ポートレート撮影と、幅広くお楽しみ頂けるレンズだと思います。

αPHOTO第23回のレンズは『Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA』でした。
今回の使用ボディは『α7』です。

次回はどんなレンズが登場するでしょうか?
お楽しみに!!

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[ Category:SONY | 掲載日時:15年07月04日 10時30分 ]

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