「映像制作日記」3回目の今回は前回紹介した「手ブレロック」を活用して、実際に街中での動画撮影を試しました。
動画撮影というと三脚を構えてしっかり撮影に臨まないといけないイメージが有りますが
「手ブレロック」の補正は非常に強力でスナップ感覚でブレの少ない動画撮影が気軽に楽しめます。
また、電子接点の無いレンズに対しても有効な機能なのでマウントアダプターを利用した撮影でも活用できるのは嬉しいポイント。
今回撮影した映像
使用ボディ:Panasonic LUMIX DC-GH5
使用レンズ:LEICALEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3(1,2)
M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2(3,4,5,6)/LEICALEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm F2.8-4.0(7,8,9)
撮影設定:C4K VFR 48/24p V-Log L記録/Graded with Adobe After Effects
※使用レンズ後()内の数字は動画での使用カットの番号です。最初の1~3カット以外は「手ブレロック」で撮影しています。
また、GH5のバリアブルフレームレート(VFR)撮影を使う事で4Kでも手軽にスローモーション撮影が可能となります。
今回は主に48fps [C4K] 4096×2160, 24pで撮影をしたので通常の約2倍のスローモーション効果を得られました。
※VFR時はMFのみとなります
[C4K] 100Mbps(4:2:0,8bit LongGOP)素材から切り出し/右半分グレーディング済み
今回は全て「V-Log L」で撮影をしました。グレーディング作業は手間が掛かり、慣れるまでは扱いにくい印象でしたが、慣れてくると通常撮影時より自由度が広く自分好みの雰囲気に色味をコントロール出来、Log撮影特有の眠たく灰色がかった映像に色が段々付いてくるのは面白くクセになります。
「V-Log L」については以前の記事で紹介しているので、是非ご覧ください。
GH5はこれから動画撮影を始める方からプロの方まで幅広いニーズに応えられる機能を持ちながら、本格的な映像を気軽に収録できます。
まさに、動画撮影の楽しさを再発見させてくれる一台です。
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