Select Language

【新元号令和、平成を振り返る】私のM9とSonnarと子供

[ Category: Leica|掲載日時:2019年04月28日 10時30分]




あと数日で平成も終わり、新たな元号へと変わります。 今回のブログ企画の話が来て、所有しているカメラでちょうどいい話ができそうだと思いました。そのカメラは『Leica M9』。平成はフィルムからデジタルへ変わった時代。35mmフィルムカメラの歴史そのものとも言えるライカが作った、初のフルサイズセンサーを搭載したM型ライカになります。







M9の発売は今から10年前の2009年。1800万画素のコダック製ローパスレスCCDを搭載した伝統のMマウント・レンジファインダー機。

マップカメラに入社してからM8、M8.2、M9、M9-P、M(240、262)、M-P、Mモノクローム(CCD、246)、M10、M10-Pと歴代のMデジタルを使用する機会を得て、あえて選んだのがM9です。







動画もライブビューも出来ず、背面液晶は時代を感じる23万ドット。ISO感度は80~2500ですが、感覚的にカラーなら800、モノクロなら1600くらいまでかなと思う高感度耐性。見る人によっては「時代遅れ」と言われても仕方ない仕様かもしれません。

しかしM9はダメなカメラか?と聞かれたら、私は最高のカメラと答えます。
爆速AFも高速連写も超高画素も今の自分には必要ない。操作も撮れる画もフィルムとデジタルの中間のようなM9は自分にピッタリ。なんと言うか、M9は自分とリズムが合うのです。







妙なレンズを付けていますが、これは『Carl Zeiss Jena Sonnar 5cm F2(戦前ニッケル)』に距離計連動のアダプターを付けたもの。普段はこれがメインです。他に『Carl Zeiss Sonnar 50mm F1.5(西ドイツ後期)』、たまに『Leica Summicron 5cm F2(トリウム)』。M9を使っている私ですが、ライカ派とツァイス派という話なら、明らかにツァイス派です。

ちょっとM9から脱線しますが、少しだけこのレンズの話を。 所有しているニッケルゾナーは1935年製のノンコートなのですが、本当によく写ります。やっぱり当時のツァイスは凄いなと。F1.5玉と比べると安定感があって、大人な印象の描写です。

そしてこのレンズが作られた1935年はドイツがベルサイユ条約を破棄し、ニュルンベルク法が可決された年です。激動する時代の大きな転換期に生まれたこのレンズは今まで何を見て、写し出してきたのかを想像すると非常に感慨深い。

これは自分の写真に対する考えになってしまいますが、 オールドレンズをついつい集めてしまうのは、描写や造りだけではなく歴史のロマンを感じるからなのかなと。レンズに閉じ込められた空気や当時のガラスが、現代の光を少しだけ違うものに変えてくれそうな気がするのです。







そんな私がM9で撮るのは、ほとんど子供の写真。子供が生まれてから休日に一人で写真を撮りに行くなんてできなくなりました。







本当は若い頃のように一人で海外を旅して写真を撮りたい。と思うこともありますが、それは子供達が独り立ちできるようになってからかな。







平成最後の桜も終わり、あと数日で令和元年。
平成に育ててもらった私ですが、令和は子供達の時代です。
変わりゆく世の流れと子供の成長をこれからもM9で撮っていきたいと思います。











〓〓タイムズフォト〓〓〓〓商品ピックアップ〓〓

[ Category: Leica|掲載日時:2019年04月28日 10時30分]

面白いと思ったらコチラをClick!32票


ライカ ブティック 7周年

LEICA Boutique ~MapCamera Shinjuku~ 7th Anniv.[2020年02月20日]

ライカブティックMapCamera Shinjuku は、本日2月20日にオープン7周年を迎えることとなりました。 これもひとえに、たくさんのお客様のご愛顧あってのことと心より御礼を申し上げます。 これからもご期待にお応えできるよう、スタッフ一同一丸となって皆様に愛されるお店にして参りたいと思います。 今後とも末永いお付き合いのほどよろしくお願いいたします。 今回、7周年の感謝を込めて、...
続きを読む
【Leica】本館地下 中望遠倶楽部 ~NOKTON 75mm F1.5 編~

【Leica】本館地下 中望遠倶楽部 ~NOKTON 75mm F1.5 編~[2020年02月18日]

皆さま、こんにちは。 MapCameraの店舗のある新宿は暖かいなぁと感じる日がだんだんと多くなってきました。 さて、今回はLeica M10-PとNOKTON 75mm F1.5 Vintage Line Aspherical VMを使って写真を撮ってきました。 VMとはVoigtlander Mマウントの略です。 VoigtlanderのBessaシリーズをはじめとしてM型ライカのカメラにも装着することが出来ます。 まずは開放F1.5。優しいピント面からなだら...
続きを読む
【Laica】ひだまりの暗箱、詠う蛹

【Leica】ひだまりの暗箱、詠う蛹[2020年02月15日]

のぼる朝日は靄を帯びて、 窓からのぞく歩道は白く歪んでみえます。 鼻をすする声と軽快な足音が入り混じる街は 少し早めの春の訪れを感じさせます。 皆様いかがお過ごしでしょうか。 この度はライカブティック 7周年にあやかりまして 7枚の御手と少しのおまけを 撮ってまいりました。 またお付き合いいただけると幸いです。 『愛昧』 さて、いきなりで大変恐縮ですが ...
続きを読む
Leica(ライカ) R9 アンスラサイト + Leica(ライカ)ズミクロン R50mm F2(ROM) + Kodak Ektar100

【Leica】手放せないカメラはありますか。[2020年02月08日]

2月に入り東京もグッと寒さが増してきました。 カメラを握る手も悴みます。 唐突ですが皆さんはフイルムカメラを使用しますか。 私は初めてカメラを持った時からデジタルでしたので、デジタルカメラの方が馴染み深いです。 たまの気分転換や、長く記録に残したいものがある時にフイルムを使用することはあります。 気分転換という意味で言うと、フイルム写真は出来上がりを見るまでの緊張感が格...
続きを読む
日常の気配

【Leica】日常の気配[2020年02月07日]

最近、心身ともに健康になりたく乗馬を始めました。 馬はかなり敏感な動物で、ちょっとした音にもすぐ驚きます。 感覚が鋭い故に馬は人の気配を感じ取って動くそうです。 かなり空気の読める賢い動物なんですね。 わたしたち人間も気配を感じ取ることができますが、 みなさんどうですか、最近"気配"感じ取ってますか? わたしは特に代わり映えのない日をなんとなく過ごして 「やっ...
続きを読む