私は大学一年生の時に、祖父の形見のNikon F4を譲り受け、今でもF4で写真を撮り続けています。
今回はF4で撮影した、どこか懐かしい気分にさせてくれるようなポートレートをご紹介しながらF4の魅力に触れていきたいと思います。
Nikon F4は1988年にフラッグシップ機として発売されました。Nikon F一桁シリーズ初のオートフォーカスが搭載されています。
見た目はとてもメカメカしく、レバーやダイヤルにも存在感があります。シャッタースピードの最高速は1/8000秒。
そして大きくて重量があるのも特徴…!!
ボディの重さは約1090gあり、単三電池4本をグリップ部に装填するタイプで、にぎりやすく、ほどよく手に収まります。
F4を持って撮影に行くと、とても肩がこります…
使用レンズ…Nikon Ai AF Zoom Nikkor35-70mm F2.8D
これも祖父の形見のレンズで、直進式のズームレンズです。
撮影場所は江戸東京たてもの園。
大好きな場所で、今までに撮影で10回ほど行っています。
このレトロな電車も、たてもの園の敷地内にあります。
晴れている日は光が綺麗に射し込むので、フィルムカメラで撮影するには最適です。
フィルムは富士フィルムのSUPERIA X-TRA400を使用しました。
愛用していたフィルムだったのですが、現在ではもう生産終了になってしまい寂しいです…
なんといっても F4はファインダーが明るく見やすい!!
ピントが合わせやすいので、貴重なフィルムを一枚一枚、無駄にする事なく撮れます。
そして、大きなシャッター音も特徴のひとつです!!
数人で撮影に行くと、必ずと言っていいほど「シャッター音かっこいい!!」と言ってもらえます。
いかにも「写真を撮っている」という音がするので、身が引き締まります。
次にご紹介する写真は、江ノ電沿いの七里ヶ浜海岸と極楽寺駅で撮影した写真です。
この時に使用したフィルムは富士フィルム業務用100。
業務用フィルムの写りが好きで、なおかつ値段もお手頃なので、まとめ買いしています。
使用レンズ…Nikkor-S Auto 50mm F1.4
私は普段、「撮っている時を楽しむ」「自分の撮りたい写真をとことん撮る」と言う気持ちを大切にしています。
また女性ならではの視点で、女性の美しさや可愛さを切り取るのが好きです。
以上、 F4で撮影した写真とF4の魅力について書かせて頂きました。
このブログを読んで、少しでも「F4使ってみたい!」「フィルムカメラ楽しそう!」と思って下さった方がいましたら、とても嬉しく思います。