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【Canon】11月、秋風に手を振って ー憧れー

[ Category: Canon|掲載日時:2019年11月12日 19時00分]



待っていました。頬撫でる風に秋の匂いが混ざるこの時を。
待っていました。憧れ続けたこのカメラを使えるその時を。

キヤノンユーザーならば一度は使ってみたいと思うカメラ、「EOS-1DX MarkⅡ」。左肩には誇らしげに輝く「D」のバッジを配し、日本の、ひいては世界の報道やスポーツ現場の“今”を伝え続けたメッセンジャー。
そのカメラに「EF85mm f1.2L Ⅱ USM」を装着し、夢の島へ行ってまいりました。
長年の夢だった組み合わせで撮影する場所が「夢の島」だなんて、素敵な偶然もあったものです。久しぶりの潮風も、なんだか祝福してくれているかのよう。カメラの重量は普段よりずっと増えているのに、私の足取りは軽やかなのでした。


EOS-1DX MarkⅡ+EF85mm f1.2L Ⅱ USM
さて、1Dシリーズには専用の高電圧なバッテリーが搭載されています。それによりレンズのオートフォーカスが高速化するという利点があり、今回まさにそのことを実感できました。エスカレーターに乗りながらとっさにAFを駆動させたのですが、迷うことなく合焦。
これが愛用のEOS 6D MarkⅡでは、間に合わなかったと思います。同じレンズなのに、明らかに動作が違う。
「どうだい?」という得意げな声が、カメラから聞こえてくるようです。


EOS-1DX MarkⅡ+EF85mm f1.2L Ⅱ USM
行き交う人の波を通り抜け、静かなヨットハーバーへやってきました。
スケッチの方々が描いている素敵なキャンパスを横目で盗み見ながら、彼らの世界を壊さぬようそっとシャッターを切ります。
そっと・・・。
「ガシャン!」
・・・。
今日の私の相棒は、どこまでも元気なカメラなのでした。




EOS-1DX MarkⅡ+EF85mm f1.2L Ⅱ USM
さて、素敵な植物園を見つけたので広角レンズに変更し訪れてみます。この日はだいぶ涼しかったので、温室の中は冷えた体に丁度良い温度でした。
つい先日まで「早く冬に」と体中で訴えていたはずなのに、もう「あの夏に帰りたい…」と思ってしまう。困ったものです。
EOS-1DX MarkⅡ+EF16-35㎜ f4L IS USM

EOS-1DX MarkⅡ+EF16-35㎜ f4L IS USM
しかしこの植物園、なんだか見覚えがあると思ったら、小学校の遠足で訪れた場所でした。まさかこんなすごいカメラをぶら下げて再訪するだなんて、あの頃の自分は全く想像もできないでしょう。
友達とふざけた場所や、先生に怒られた場所を通り過ぎるたびに
「いつか過ぎ去る日々だと知っていれば、もっと慈しんだのにな…」と思います。
時は思い出っていう手荷物にして初めて、その重さが分かります。



なんだかしんみりとしてしまったので、敢えて人混みの中に戻りました。騒がしい光に彩られたザ・都会。被写体は無限にあります。右へ左へ、上へ下へ。たまに腹ごしらえを挟みながらシャッターを切る。
EOS-1DX MarkⅡ+EF85mm f1.2L Ⅱ USM
秋風、秋空、秋うらら…。なんだか素敵な一日です。



そんなこんなで斜光の時間に。今日はもう大分長い事カメラを首から下げて歩いていますが、疲れは全く感じません。
感動というエサを食べ続けたせいでしょうか。足にはまだまだエネルギーが残っています。せっかくなので、階段を使って高いところに登ってみました。
85ミリをこういった用途で使うことはあまりないのですが、程よい遠近感で少しだけミニチュア風に。
EOS-1DX MarkⅡ+EF85mm f1.2L Ⅱ USM
この切り取る感じ、癖になりそう…。広角レンズを使っていると、やはりどうしても綺麗な景色やフォトジェニックな場所に頼った撮影になりがちですが、中望遠なら。
EOS-1DX MarkⅡ+EF85mm f1.2L Ⅱ USM



「この広い世界のどこを切り取るか?」

「どの絞り値で切り取るか?」

選択肢が数多く用意され、自分でいかようにも変えられる悦びをたっぷり味わえる。少しばかりパープルフリンジが目立ちますが、それもf4くらいまで絞り込めば大人しくなります。
室内でさえ立体感を失わないその描写の前では、些細な欠点など無きに等しいでしょう。


EOS-1DX MarkⅡにEF85mm f1.2L Ⅱ USMの組み合わせは、今となってはスペック的に特筆すべきところがありません。
でもカメラ選びは、数字だけで決まらない。
「自分の中のどの部分を満たしておけば、本当に幸せになれるのか」
私が尊敬する方の言葉ですが、これに尽きると思います。
心の底からの憧れに気づけたとき。その時こそ幸せへの道が拓かれるのでしょう。


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[ Category: Canon|掲載日時:2019年11月12日 19時00分]

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