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【私のお気に入り】本日もまた写真日和。四日目。

SONYα7RⅢ+SIGMA Art 30mm F1.4 DC HSM

夏が過ぎ去りつつあります。
ほんの数日前までのあの暑さはどこへやら…もう季節は、秋への移ろいを感じさせます。
少しでも涼しくなれと願ったあの日も、いざ過ぎ去るとほんの少し、寂しくすら感じる今日この頃…
今回は夏を振り返りながら書きます、それでは、本日も新人スタッフのカメラ話に、暫しお付き合い下さいませ。

SONYα7RⅢ+SIGMA Art 30mm F1.4 DC HSM

さて、前回のブログからちょうど、真夏を挟んでの投稿です。
私にはこの夏というものが過ごし辛くて、じっとり暑くて堪りません。でも、惹かれてしまうのです。
灼熱に灼熱を重ねたこの季節を、愛おしくすら感じてしまうのです。
此度は、このシリーズの第一回でも使用したSIGMA Art 30mm F1.4 DC HSMを、
SIGMA マウントコンバーター MC-11 を介しまして、SONYα7RⅢに付けて撮影してまいります。

SONYα7RⅢ+SIGMA Art 30mm F1.4 DC HSM

夏は好きです。強いて言うなら四季の中では「お気に入り」と言って過言ではありません。
ただ、この気温に限ってはお気に入りと言える人は少ないのではないでしょうか。
ということで、比較的涼しい夏へ向け、新宿の暑さから数日だけ逃避行です。読んで字のごとく、避暑です。

毎年この季節はこの場所に来ます。
避暑地と言うには暑いんじゃないかと思うこともありますが、さすがに東京の暑さに比べれば心地よいものです。

SONYα7RⅢ+SIGMA Art 30mm F1.4 DC HSM

天気は晴天に恵まれ、また、荒天にも恵まれ(?)様々な表情の夏を写すことが出来ました。
晴れも良し、雨も良し、霧もまたよし、ただ、夜だけは星空を見させてくれと天に祈ります。
晴れてはからりと。
降ればしっとり。
ここで過ごし難いと感じる時間は全くありません。

SONYα7RⅢ+SIGMA Art 30mm F1.4 DC HSM

SONYα7RⅢ+SIGMA Art 30mm F1.4 DC HSM

やれ降った、やれ止んだ、と騒いでいると、周りはあっという間に白に包まれていました。
ことばを添えることが億劫になるような空気感と、物語の中に迷い込んだような世界の色を感じていただけますでしょうか。

SONYα7RⅢ+SIGMA Art 30mm F1.4 DC HSM

体感する時間が限りなく遅く遅くなり、ヒトの時間に生きながら、五感は植物の消長を知り得るまでに鋭敏に研ぎ澄まされます。
写真では音を伝えることはできません。
いつか、この静寂を伝えられる写真を撮ってみたいと思うのです。

SONYα7RⅢ+SIGMA Art 30mm F1.4 DC HSM

SONYα7RⅢ+SIGMA Art 30mm F1.4 DC HSM

音を全く出さない、色彩の集合体である“写真”という表現方法。
そこに、撮影した世界の音を感じさせることですら非常に困難を窮めます。
まして、一瞬に切り取られた世界が内包していた“無音”すら伝えたいと望むのは、簡単なようで非常に難しいのです。
ちなみに、私の写真が音を発したことはただの一度もありません。

陽は傾き、散歩をしているうちにあっというまに山のすそ野に吸い込まれてしまいました。
いつの季節よりも長く長く我々を照らすというのに、いざ沈み始めると夏の夕日はあっというまです。
「お日様、少々飽きっぽすぎやしませんかね、いえ、もっと強く照らしてくれだなんて言ってませんよ。どうか明日もお手柔らかに。」

このレンズ、私のお気に入りです。
APS-Cセンサー用レンズですので、
フルサイズセンサーで撮ると四隅の光量がやや落ち着いてしまいますが、それもまたよい味です。
きっと私が生きる限りこの先もずっと、私の目に確かに届けてくれるのです。
祈りが届いた空の、小さな小さな星の瞬きまで。
日本で一番高いところを目指す、数多の人々の灯まで。

SONYα7RⅢ+SIGMA Art 30mm F1.4 DC HSM

長いようで短かったこの旅も、もうお終いです。
つい東京の暑さを忘れて買った洋服も、9月に入ればようやく着ることができるでしょうか。
今年の夏もまた、私の写真は音を出しませんでした。声を聞かせてやくれませんでした。
来年は聞かせてくれるのでしょうか、向き合おうと10年以上経った今も私は、写真の背中を追い続けています。

SONYα7RⅢ+SIGMA Art 30mm F1.4 DC HSM

暦上ではすでに秋です。
暑い、熱い、夏で再び逢うことができたこと、喜ばしく思います。
これから世界は大きく色を変え、冷たい季節に移り替わりますが、どうかどうか、みなさまくれぐれもご自愛ください。

それではまた。


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[ Category:SIGMA | 掲載日時:19年08月27日 12時00分 ]
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