
ここ一週間ほどでぐっと肌寒くなり、秋を肌で感じられるようになりました。
寒い季節になるとスープやお茶などを買いこんでしまう筆者ですが、
今年はすでにいろいろなお茶の葉を買ってしまったために消費するまで買うのは我慢せねばなりません。
本日は「秋、色撮りどり」ということで、
昨年京都で撮影した写真を中心にSIGMA DP Merrillの写真をご紹介できたらと思います。
さすがはMerrill。ピント面の描写は質感まで感じ取れます。
何かが集まっているとこれでもか、というほど描写をしてくれます。
パソコンで表示するとどの写真を見ていても拡大してみてしまうほどです。
このカメラが出してくれる色味の中で個人的に好きな色はアンダーで撮った時の色。
他のカメラではただ暗く、つぶれてしまうイメージがありますが独特の存在感を出してくれます。
そのため癖でアンダーの写真が続いてしまったり。
木の年輪をしっかり表現してくれました。
歴史、とか貫禄、などの言葉で済ませてしまうにはもったいない、木材の質感。
指で確かめつつ、シャッターをきります。
歩き疲れたところで、目についたカフェに入りました。
なんとなく入ったのですが、落ち着く空間でいっしょに頂いた焼き菓子も非常においしかったです。
やはり旅は食も大事ですね。
もし今年も京都に行くのであれば、また訪れたい場所になりました。
東京に帰ってきて、1枚。
暗所に弱いMerrillを橋の手すりに手でグッと押し付けて撮影をしました。
開放値のF2.8、ISO400で1.6秒。無理やり手持ちでこらえた一枚です。
暗いところで綺麗に撮れるか心配したものの、透き通った色でこの時の空気をよくとらえてくれています。
いかがだったでしょうか。
秋、と聞いた時どうしても紅葉ばかりが浮かんで、ありがちな写真になってしまったかもしれません。
しかしながら紅葉を実際に目の前に見ると、不思議なほどきれいに色づいていて、
どこか現実味が湧かない、独特の気持ちになります。
皆さんは今年の秋はどこでなにを撮りますか。どんなカメラといっしょに出かけますか。