
以前、オールドレンズを使ってみたくて、コンタックスの『SonnarT*85mm F2.8 MM』を拝借したことがあります。
ソニーのミラーレスカメラにアダプターを装着し、このレンズを組み合わせました。
一体どんな写りをするんだろう。
わくわくとした気持ちで紅葉撮影をしに公園に赴きました。
今から約4年ほど前になる当時の思い出を振り返ってみたいと思います。
SONY(ソニー)α7SII×CONTAX(コンタックス)SonnarT*85mm F2.8 MM
SONY(ソニー)α7SII×CONTAX(コンタックス)SonnarT*85mm F2.8 MM
秋といえば紅葉。
ひんやりと涼しい空気を顔に浴びながらの公園散策。
写真の中に映し出される空気感のような描写表現は、コンタックスレンズの為せる技でしょうか。
発色も綺麗で赤い紅葉がよく映えます。
背景のぽやぽやとした玉ボケが可愛い、と写真を見返してみて、思いました。
SONY(ソニー)α7SII×CONTAX(コンタックス)SonnarT*85mm F2.8 MM
SONY(ソニー)α7SII×CONTAX(コンタックス)SonnarT*85mm F2.8 MM
秋といえば銀杏(いちょう)。
黄色から黄緑色にかけて変色していくグラデーション。
そして開放からシャープな表現力。
葉の色がとても鮮やかで綺麗だと感じました。
赤系だけでなく緑系の発色もナチュラルな存在感を放っていて、とても好きな写りです。
SONY(ソニー)α7SII×CONTAX(コンタックス)SonnarT*85mm F2.8 MM
黄色味が増して、枯れ散った銀杏と枯れ葉。
銀杏(ぎんなん)とどんぐりが、コロコロとたくさん転がっていました。
銀杏の匂いを嗅ぐと、あらためて季節は『秋』なんだと感じさせられる瞬間です。
そしてあたりを見渡すと、黄色い絨毯が敷き詰められたような光景が広がっていたのでした。
SONY(ソニー)α7SII×CONTAX(コンタックス)SonnarT*85mm F2.8 MM
SONY(ソニー)α7SII×CONTAX(コンタックス)SonnarT*85mm F2.8 MM
四季のなかで1番好きな季節は秋です。
ひんやりと涼しい空気が過ごしやすく、美味しい食べものがたくさんあるからです。
当時、SonnarT*85mm F2.8 MMを使用してみて感じたこと。
開放でもピントの山が掴みやすく撮影がしやすかったという記憶があります。
個人的感覚ではありますが、カメラ内に搭載されているピーキング機能のアシストをOFFにしていても問題なく撮影できます。
※ピーキング機能そのものは、ピント合わせが楽になり、たいへん便利でお勧めです!
今回ご紹介したSonnarT*85mm F2.8 MMのスペックは下記のとおり。
【SonnarT*85mm F2.8 MM】
焦点距離:85mm
開放F値:F2.8
絞り羽根枚数:6枚
レンズ構成:4群5枚
最短撮影距離:1 m
フィルター径:55 mm
最大径x長さ:61×45.5 mm
重量:230 g
実際に撮影した当時に比べると、SonnarT*85mm F2.8 MMを見かける機会が少なくなったように感じます。
当サイトでも、ときどき入荷していることがありますのでお見かけた際には、ぜひ体験していただきたいおすすめの1本です。
最後に触れずにいたα7SIIを相棒に選んだ理由。
それは高感度に強いボディで夜のライトアップ紅葉を撮りたかったからです。
またいつかリベンジを果たしたいと思います。