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【11/30はカメラの日】AF時代の幕開け『Konica C35 AF ジャスピンコニカ』

【11/30はカメラの日】AF時代の幕開け『Konica C35 AF ジャスピンコニカ』

今から遡るとこ、約43年前。
1977年11月30日「ピンボケさん、さようなら」という名セリフと共に、カメラ史に残る伝説的な一台が登場しました。

『Konica C35 AF ジャスピンコニカ』

プラスチッキーでいかにも70〜80年代に登場したコンパクトフィルムカメラなのですが、なんと世界初のオートフォーカス(AF)を搭載したカメラなのです。今回は社内でジャスピンコニカを所有しているスタッフが居ましたので、そちらを拝借してご紹介いたします。
 

レンズは全群移動のヘリコイド式でピントを合わせる3群4枚『HEXANON 38mm F2.8』
正面右側にはピント距離を示すインジケーターが搭載されています。

ご紹介するカメラのレンズには無数のカビが繁殖し、腐海の森となっていました。これも40年の歴史というやつでしょう。
 

使用する電池は高電圧の“カメラ電池”ではなく、単3電池を2本という経済性と汎用性の高さ。こういう細かい所が大ヒット商品には大事だと思います。
 

裏蓋を開けてみましょう。モルトもそこまで朽ちてはおらず思っていたより良好。そしてキラリと光るステッカーには…
 

『SAKURA COLOR FILM』推奨です!
戦後から1970年代にかけての国内フィルム市場では『さくらカラー』がフジカラーよりも圧倒的なシェアを誇っていたそうです。
 

カメラ上面はいたってシンプル。
 

続いては箱を見てみましょう。
パッケージデザインが超カッコいいです。サイケデリックな要素がありつつも、洗練された配色とノイジーなロゴマーク。
 

模様を凝視しているとジミ・ヘンドリックスの「Purple Haze」が聞こえて来そうです。
もしくはマイ・ブラッディ・ヴァレンタインなどシューゲイザー系のノイジーなサウンド。
 

取扱説明書こと「ご愛用者のしおり」も発見しました!
 

まずは仕様を確認。
 

中を開くと、たまらない雰囲気がする各説明が。
 

ファインダーの見え方はこのように。写真は七五三?ここに写っている子は今いくつになったのだろうかと想像してしまいます。
 

使い方を見てみたり…
 

昔の西新宿の風景に思いを馳せられます。
 

この頃の絵本のような挿絵がたまらなく良いと感じてしまうのは私だけでしょうか。筆のタッチまでわかる絵を説明書に載せている素晴らしさ。日本の宝です。
 

何やらもう一枚出てきました。クローズアップレンズと言いつつ、この前に突き出たアンテナが気になります。
 

この人工衛星的なアンテナは最短撮影距離を測るもので、この中でフレーミングすればファインダーを覗かなくても撮影ができるというもの。
 

一家でモテモテです。そして「わしは盆栽」という神成(かみなり)さん的なコメントも気になります。
 

本当は撮影写真もご紹介したかったのですが、本機のAFは壊れていて動作せず、残念ながら撮影は叶いませんでした。無念…
ちなみにご紹介した『Konica C35 AF ジャスピンコニカ』は、現在マップカメラでは扱っておりませんのでご了承ください。

狙った所にピントを合わせるだけでなく、被写体を認識して追従し続ける現代のオートフォーカス。その第一歩がこのコンパクトカメラから始まったという事にとても感銘を受けました。AFがなければ写真の歴史そのものが変わっていたことでしょう。
11/30はカメラの日こと、世界初のAFカメラが発売された記念日。これからカメラが、そしてAFがどのように進化していくのか非常に楽しみです。
 

[ Category:etc. | 掲載日時:20年11月30日 16時37分 ]

 

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