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【FUJIFILM】桜を綺麗に撮る方法を動画でご紹介

ソメイヨシノ満開が待ち遠しいこの季節。マップカメラでは「桜の撮り方」をテーマに、一足早く咲く河津桜の名所にて動画撮影をしてまいりました。
使用機材は『FUJIFILM X-H2S』とマウントレンズ各種。実際に撮影した写真を交えながら、レンズの特徴を紹介します。最後までお楽しみください!

 本編映像

 動画チャプター

00:00 オープニング
00:44 広角レンズ編
02:19 望遠レンズ編
03:43 標準レンズ編
05:20 マクロレンズ編
06:23 単焦点レンズ編
07:33 フィルターを使用した撮影
08:49 撮影を終えて
09:27 エンディング

 

 広角ズーム:FUJIFILM フジノン XF10-24mm F4 R OIS WR

広い画角を生かし景観をダイナミックに切り取れる広角レンズですが、それゆえに余計な要素まで写り込むことが悩みどころです。特に桜の時期は沢山の人や注意書きの看板なども多く、なかなか使いどころが難しく感じるかもしれません。そんな時はレンズを上に向けるのもテクニックの一つ。この写真ではひざ下くらいの高さから菜の花と桜を入れ込み撮影をしました。広角レンズは写真に入れ込む要素を整理すると、全体のまとまりが良くなります。

 

この写真では光が星型になる「光芒」を意識したカット。広角レンズはこの光芒が出やすく、絞り値を絞りこむ(数値を上げる)ことで綺麗な形が得られます。
また、桜の木を撮影にすると枝や幹の色が濃いので写真の中で強めに主張してきます。この写真では一番目立つ左下の幹の位置を四隅の角に持ってくるようにカメラを回し構図しました。

 

ボケ味が出にくい開放F値F4の広角レンズですが、被写体にグッと近寄ればこのように背景をボカすことも可能です。「面」で見せるだけでなく、使い方次第では「点」で見せる撮り方も可能です。

 

 望遠ズーム:FUJIFILM フジノン XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR

望遠ズームの特徴は3つ。
1つ目は遠くの被写体を大きく撮れること。2つ目はボケ味を作れること。そして3つ目は圧縮効果という、写真の中に要素をぎゅっと詰め込んだ写真が撮れることです。

この写真はひと房の桜の花が太陽の光を浴びてまるで照明のようなイメージに感じたので、その雰囲気を撮影したカットです。桜の花は数えきれなくらい沢山咲いているのですが、その中の一つに注目して切り取りました。そして背景が大きくボケてくれるのも大きなポイント。写真の中にメインの被写体をより強調して撮れるのも望遠レンズのメリットです。

 

梅と空色のコントラストが綺麗でした。この写真のポイントは前に写っているピントの合っていないピンボケの花です。これが無いと普通に花と空を漠然と撮っただけの写真になってしまいますが、前にピンボケの花があることで目線が誘導され、ピントの合っている枝ぶりが強調されます。

 

一面の菜の花畑のように感じる写真ですが、実はそこまで広くなく間には桜の木があったりと、菜の花だけを見せる写真にするには難しいシチュエーションでした。そこを解決してくれるのが望遠レンズの圧縮効果。横の要素を切り捨て、縦にある要素をぎゅっと写真の中に詰め込むことができます。

 

 標準ズーム:FUJIFILM フジノン XF16-55mm F2.8 R LM WR

続いては標準ズームレンズ。
大きな特徴として言えるのは広角的にも望遠的にもこの1本で撮ることができるということ。上の写真は広角端16mm(35mm判換算24mm)で撮影した一枚です。構図の発想としては冒頭に掲載した「菜の花と桜を足元から見上げた写真」と同じで、上部に桜の枝を写り込ませ、下の菜の花を強調する写真の雰囲気を作り出しました。

 

こちらは望遠端55mm(35mm判換算82.5mm)で撮影した一枚。右手前にボケ味を作り出し、ピントの合わせた花に目が行くように演出しています。

また、桜の季節は多くの人が訪れるため、思い通りの距離で撮影できないこともあります。ポートレートや愛犬などの撮影も目的とした場合、標準ズームならば焦点距離を変えるだけで臨機応変に写真を撮ることが可能です。

 

 マクロレンズ:Voigtlander MACRO APO-ULTRON 35mm F2 X-mount

マクロレンズは通常のレンズより被写体に近づいて撮影することができ、小さな被写体でも大きく写すことのできるレンズです。
解像力の高いレンズも多く、リアルな質感を求めた写真も、ボケ味を活かして雰囲気を求めた写真も撮ることができます。

 

桜の花と+αで写真の印象が大きく変わったりもします。
写真撮影は一人で行く方も多いと思いますが、そんな時は自身の手を入れてみると臨場感やポートレート的な要素が加わり、花だけを撮影した写真とは違う仕上がりになります。

 

今回使用したレンズが標準画角のハーフマクロレンズということで、昆虫にピントを合わせつつも周囲の情景が伝わる「菜の花畑にいる昆虫」が伝わる一枚が撮れました。これが100mm前後のマクロレンズとなると、周囲が切り取られ被写体を点で捉えるようになります。どのような写真を撮りたいか、普段どのように使用したいかでマクロレンズの焦点距離を選んでみてください。

 

 大口径単焦点レンズ:SIGMA Contemporary 56mm F1.4 DC DN

大きなボケ味を得ることのできる大口径単焦点レンズ。先に紹介した距離でボケ味を演出する望遠レンズとの違い、F値の明るさでボケ味を演出できるという点です。その特徴を活かす写真を撮るためにはメインの被写体の他に、前ボケと後ボケを意識すると印象的な一枚になります。

 

F値の明るい撮影だとシャッタースピードも上がりますので手ブレや被写体ブレも軽減させてくれます。しかし条件によってはカメラ側のシャッタースピード上限を超えてしまう場合もあります。その場合は電子シャッターを利用したり、少しF値を絞るなどを試してみてください。

 

 特殊フィルター:marumi MAGNETIC SLIM BLACK MIST 1/4

今回の撮影ではマルミ光機株式会社より新登場した「MAGNETIC SLIM BLACK MIST 1/4」も使用して撮影してみました。この「ブラックミスト」と呼ばれている種類のフィルターは映画撮影の現場で用いられている特殊フィルターの一種です。写真全体のコントラストが弱まり、光の印象も柔らかくなります。

 

ブラックミストフィルターは写真の中に光源を入れることで効果が強く発揮されます。この写真もフィルターを付けなければ撮れない一枚。今やカメラ内のデジタルフィルターやRAW現像で自分好みの写真に仕上げることもできますが、この光の拡散は後からの加工では同じようにはなりません。効果の強さも選べますので、お好みでオリジナリティの強い一枚を仕上げてみてはいかがでしょうか。

 

 最後に

今回はレンズの種類によって効果的な撮影方法をご案内いたしました。毎年訪れる桜の季節、写真を趣味にしている方ならば必ず桜を撮りに行き、そして悩まれたこともあるのではないでしょうか。動画内ではX-H2SとXマウントレンズで撮影していますが、撮影のポイントさえわかれば様々なメーカーや機種のカメラ・レンズに通ずる動画になっています。もし今回の記事を見て、どのように自分のイメージする写真に近づけるか、次はどのように撮ってみたいかなどご参考にしていただたら幸いです。

マップカメラでは今後もカメラ好きの皆さま、そしてこれからカメラを好きになる皆さまに向け動画を配信して参ります。是非ともマップカメラ公式YouTubeチャンネルの登録をよろしくお願いいたします。
 
 

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[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:23年03月17日 12時05分 ]

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