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【FUJIFILM】X-S10×TTArtisan 35mm F1.4 C

【FUJIFILM】X-S10×TTArtisan 35mm F1.4 C

1万円以下で購入できる明るい単焦点レンズ『銘匠光学 (めいしょうこうがく) TTArtisan 35mm F1.4 C』、発売当初から気になっていた中華レンズです。

8,910円という驚異的な価格設定でありながら明るさが『F1.4』。まさに夢のようなアイテムです。

一体どんな写りが楽しめるのでしょうか…もうすでに楽しみで仕方がありません。

今回はコンパクトでサイズバランスが良さそうなFUJIFILM X-S10と組み合わせ、少々運動も兼ねて公園を散歩します。


FUJIFILM(フジフイルム)X-S10×銘匠光学 (めいしょうこうがく) TTArtisan 35mm F1.4 C

本レンズはマニュアルフォーカス専用のため、ピント合わせはすべてリングを回して手動で行います。

クラシックな外観をしているので写真にも少しフィルム感を出したいな、と思い下記設定で撮影しました。

■フィルムシミュレーションSTD PROVIA/スタンダード

■グレインエフェクト(強度:弱▶︎粒度:小)を設定して撮影を行いました。

※グレイン・エフェクトとは…フィルム写真が持つ独特の粒状感を再現する機能


FUJIFILM(フジフイルム)X-S10×銘匠光学 (めいしょうこうがく) TTArtisan 35mm F1.4 C

最短撮影距離は0.28m、開放絞りF1.4、絞り羽根10枚。

おもちゃのリンゴを地面に置いて開放、最短撮影距離での撮影。

リンゴの中心部分はしっかりとシャープに写り、周りは綺麗にふわっと優しいボケが表現できます。

これがF1.4の威力。

ここから本レンズの様々な描写表現をご覧いただきます。


FUJIFILM(フジフイルム)X-S10×銘匠光学 (めいしょうこうがく) TTArtisan 35mm F1.4 C

桃色のかわいらしい梅の花が咲いていました。

もうそんな季節か。と時間が経過するスピードの速さにすこし戸惑ってしまいました。

花びらが複数枚に重なり合った部分に、光が透き通り繊細で綺麗な描写に感じました。

こちらも開放で撮りましたが、今度はとろっとしたボケ味。なかなか良いです。


FUJIFILM(フジフイルム)X-S10×銘匠光学 (めいしょうこうがく) TTArtisan 35mm F1.4 C

今度は泡がはじけたような丸いボケがたくさん。

ブクブクしていて、これもまた楽しい描写となりました。


FUJIFILM(フジフイルム)X-S10×銘匠光学 (めいしょうこうがく) TTArtisan 35mm F1.4 C

シャーと流れるような太陽の光線。

これが光のシャワーというものなのでしょうか。なかなか面白い描写です。


FUJIFILM(フジフイルム)X-S10×銘匠光学 (めいしょうこうがく) TTArtisan 35mm F1.4 C

格安レンズでありながらもしっかりとシャープな描写。

木の皮の質感や模様、立体感、影と光の表現も満足感を得られる逸品です。


FUJIFILM(フジフイルム)X-S10×銘匠光学 (めいしょうこうがく) TTArtisan 35mm F1.4 C

提灯が光に照らされ、ほんのりと透けている部分も綺麗に描写されました。


FUJIFILM(フジフイルム)X-S10×銘匠光学 (めいしょうこうがく) TTArtisan 35mm F1.4 C

緑の葉の濃い部分、薄い部分も。温度や感触が伝わってくるようです。


FUJIFILM(フジフイルム)X-S10×銘匠光学 (めいしょうこうがく) TTArtisan 35mm F1.4 C

フェンスのつるっとした質感もよく表現されています。


FUJIFILM(フジフイルム)X-S10×銘匠光学 (めいしょうこうがく) TTArtisan 35mm F1.4 C

いかがでしたでしょうか。

個人的な感想は、なんとも『コスパがよすぎるレンズ』です。

レンズ本体は金属鏡筒で重厚感のある仕上がり。

そのクラシックな見た目とお値段に惹かれました。

値段以上の満足感を味わえる、コストパフォーマンスが高いレンズ『銘匠光学 (めいしょうこうがく) TTArtisan 35mm F1.4 C』

皆様のぜひ一度お試しください。

 

[ Category:etc. FUJIFILM | 掲載日時:21年03月12日 20時00分 ]

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