梅雨になり写真を撮るタイミングがますます難しくなってきました。
最近では日中に急な雨が降ることも多く、気を抜いた瞬間に綺麗な夕焼けが現れ、何度シャッターチャンスを逃したことか。
そんな筆者は、写真による天候の影響を受けづらい夜に撮影をすることにしました。
その為に今回導入したのはKenko ブラックミスト No.05 82mmです。
レンズに付けるだけで幻想的な雰囲気を出せるというこのフィルターは、どれほど効果を発揮してくれるのでしょうか。
撮影で使ったカメラとレンズはSONY α7IIIとCarl Zeiss Batis 40mm F2 CF です。
こちらのレンズはΦ67mmのものですがステップアップリングを用いてΦ82mmのものをつけています。
NDフィルターや特殊なフィルターは価格の高いものが多いので、一番大きいものを購入してお持ちのレンズのフィルター径に応じたステップアップリングを用いると経済的にオススメです。
レンズフードを付けられなくなってしまうこともありますが、そこさえ目をつぶれば大きな問題ではないと思います。
ではブラックミスト No.05を使ったのと使ってないのではどれほどの差が出るのか見ていきましょう。
かなり効果が見てとれる二枚です。
ブラックミスト No.05 を使っていない写真と比べると、街頭や車のヘッドライトなどの光源がとても幻想的に拡散されています。
またブラックミスト No.05の使用が無いものよりも光源が大きくなっているので写真自体も明るい印象にしてくれます。
いつもならぼーっと見ているだけの普段の景色もブラックミスト No.05にかかれば特別なものにしてくれます。
そしてお次は一足早い夏の風物詩。手持ち花火を撮影してきました。
ブラックミスト No.05と手持ち花火は相性が抜群。
夜にカメラを手持ちで撮影しているので、編集で後から明るさなどを調節する必要がありますが、十分きれいに撮ることができました。
Carl Zeiss Batis 40mm F2 CFも暗いながらにしっかりと被写体にピントが合っておりストレスなく撮影を楽しめました。
今年は観光地以外にも身近なところにKenko ブラックミスト No.05をカメラにつけて撮影に出かけてみてはいかがでしょうか。