【Leica】FUJIFILM X-T4とLeica Rレンズで日常を撮る。
adapter × movieFUJIFILMLeicaX-T4カメラの楽しみ方ミラーレス動画 フジフイルムX / GFX編動画撮影
少し落ち着きを見せる世の中、まだまだ気は抜けませんが筆者は少しずつ散歩の範囲を広げています。
旅行ができる日を見据え体力を付けておきたいのです。
今回は等々力渓谷に緑を感じに行きその様子を動画に収めてみました。
東京23区唯一の渓谷、流れる水の音を聞きながらゆっくりと過ごすのも素敵だと思いました。
・今回使用した機材
FUJIFILM X-T4
Leica ズミクロンR 50mm F2 1st
Leica マクロエルマーR 100mm F4
Leica M用Rアダプター
RAYQUAL マウントアダプター ライカMレンズ/フジフイルムXボディ
K&F Concept NANO-X バリアブルNDフィルター
Manfrotto befree GT XPRO アルミニウム三脚
散歩の域を超えた機材となりました。
さっそく動画をご覧ください。
久しぶりに緑を見るとやはり心が穏やかになります。
静止画もご紹介しましょう。
まずは最初のカットから。
最近は自転車で少し遠くまで足を伸ばすことにハマっています。
もはや散歩ではなくサイクリングなのですが、自分の中では散歩という認識になっています。
父のお下がりのカスタム自転車も良いのですが、最近よく見かける電動自転車のレンタサイクルが非常に使いやすく出かけるときによく利用しています。
自転車で家を出たことを忘れ電車で帰ってきてしまうという悩みも解消してくれます。
15分単位で借りることができ、都内の多くに返却場所があるため駐輪場を探す必要もなく非常に便利です。
そして何より電動自転車なのです。
等々力周辺はすこし起伏があり運動不足には堪えます。
自分好みのパーツで組み上げる自転車も大好きなのですが、筆者の衰えた身体には電動という現代科学の魔法に抗えませんでした。
あまりにも電動自転車の快適さに感動したので三脚を立て、空いている返却スポットでズミクロンR 50mm F2を使用してオープニング風のカットを撮影しました。
金属の光沢感が素敵です。
ここからはLeica マクロエルマーR100mm F4で撮影したものです。
遠くに立ち並ぶビルが日に照らされ柔らかな色で描かれています。
電線の滲みも綺麗です。
等々力渓谷で撮影と書いておきながら実はまだ到着していません。
ちょうどすぐ近くに野毛大塚古墳という古墳時代中期の遺跡があり、自転車の返却ついでに寄り道をしました。
一見円墳のようにも見えるのですが、どうやら解説を見ると帆立貝形古墳とのことでした。
関東地方最古とみられる鉄製の甲冑などの副葬品が出土しており、かなり有力な首長が埋葬されていたようです。
現在は東京都指定史跡となり、古墳のてっぺんは整備され見晴らしの良い小高い丘になっています。
奥にビルの写るカットではそんな古墳の頂上で、足元に大いなる存在を感じながら撮影を行いました。
まだ寄り道が続きます。
道の脇で休んでいたヤマトシジミ、小さいころ図鑑を眺めていたおかげで得た知識がこの歳になり活かされ始めています。
図鑑で見たあれだ!と何気ない瞬間に気づきを得ることは年を重ねても楽しいものです。
少し弱っていたのですがまだ元気で過ごしていると良いなと思います。
撮影に関してはピントの山が掴みやすくX-T4のフォーカスアシスト機能も相まって非常に撮影しやすかったです。
ピーキング表示は個人的に赤 (強)が一番見やすい思っています。
やっと等々力渓谷に到着、都会に疲れたカラスもゆっくり羽を休めています。
一面の緑に目が潤みます。
マスク越しで深呼吸してもなんだか爽やかな感じがしました。
ボケ味はやわらかくそれでいてピント面はしなやかに描写されています。
渓谷らしいカットを撮影して帰りたい…という事で日も段々沈んできましたが諦めず、せせらぎの様子を撮影。
水が澄んでいて涼やかな気持ちになりました。
動画を撮影しながら心洗われるというのもなかなか新鮮な気持ちでした。
立派な丈です。流しそうめんをやるのにちょうど良さそうでした。
風が吹くたびにさらさらと笹の音がして癒されます。
睡眠導入の音楽にしたいくらいです。
撮影の後、等々力のゆるキャラ「とどロッキー」を目にしたのですがなかなかインパクトのあるゆるキャラでした。
残念ながら写真ではご紹介できませんが等々力渓谷を訪れた際はぜひ。
今回はLeicaのマウントアダプターでRレンズ→Mマウントに変換したのちRAYQUAL のマウントアダプターでMマウント→Xマウントと変換しました。
精度の高いアダプターであり、ストレスなく使用する事が出来ました。
特にLeica M用Rアダプターは三脚座が付属しており、フロントヘビーになりがちな組み合わせでも難なく使用する事が出来ました。
また、三脚のリリースプレートをアダプターの三脚座につけられるため、バッテリーの交換もしやすく今回の撮影にはベストなアダプターでした。
ぜひお試し頂きたい組み合わせです。
今回使用した組み合わせはこちら
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