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【Leica】Leicaのある日常 #19

久しぶりの更新となってしまいました「Leicaのある日常」、今回紹介するのは『Leica SL2』。その性能は今更説明するまでもなく現代ライカの一つの完成形として高いクオリティを誇ります。不動の人気レンズ『Leica APO-Summicron SL50mm F2.0 ASPH.』と、新たに登場した『Leica Summicron SL50mm F2.0 ASPH.』。2本の50ミリを試してまいりましたのでご覧ください。後半はどちらのレンズで撮影したのか予想しながらお楽しみいただけます。写真は勿論JPEG撮って出し。

 

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Leica APO-Summicron SL50mm F2.0 ASPH.

 

色収差を徹底的に排除したアポクロマート設計。28ミリから90ミリまで、幅広い焦点距離のアポズミクロンをいち早く揃えたSLシステム。茂みから顔をのぞかせる蒼鷺も、松島で見た波の一つ一つも克明に捉えることができました。明暗差が大きい2枚目も、僅かなフリンジさえも感じさせません。目で見たものをそのまま写す。ありのままを写すことの難しさは、アポズミクロンの写りを見て初めて理解できたように思えます。本レンズで撮影したものは拡大してお楽しみいただけます、是非ご確認ください。

 

 

Leica Summicron SL50mm F2.0 ASPH.

 

価格・重量ともにアポズミクロンから大幅に引き下げながら、そのクオリティは全く引けを取らないズミクロン。絞り開放から高いシャープネス、クセのないなだらかなボケ味はMシステムのズミクロンから引き継がれているように思えます。場合によってはハイライトが滲むことがありますが、不自然なことはなく写真をより印象的なものにする良いアクセントになります。諧調の表現力はモノクロで撮影した1枚をご覧いただければわかるはず。

 

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自宅で育てているエバーフレッシュが花を咲かせ、公園ではバンの子どもがすくすくと成長しています。光や波紋によって刻々と移り変わる水面は見ていて飽きることはなく、時を忘れて眺めてしまいます。忙しない日々の中で自分の時間のことばかりを考えてしまいますが、同時に別の場所で確かに時が流れていること感じることができるのも写真の醍醐味なのかもしれません。

 

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人生の選択肢は多く、レンズの選択肢は少なく。散々悩んで買いあぐねる筆者の持論です。純正でオートフォーカスが使える50ミリ、今回の2本に加えてズミルックスが存在しますがそれでも3本。選択肢にキリのないMシステムに比べれば選びやすさこの上なし。新たに登場したシルバーと組み合わせるとよりクラシックな外観となる『SL2』、今後も活躍が期待される1台を是非ご検討ください。

 

 


 


 












[ Category:Leica | 掲載日時:23年09月18日 18時00分 ]

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