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【MINOLTA】AF 28-70mm F2.8 Gで動画撮影

コニカミノルタがカメラ事業からの撤退を発表したのが2006年。
同年6月にソニーが一部事業を引き継ぐ形となりました。
そこから連綿と続くミノルタの系譜は現在もソニーEマウントでリリースされる「G」レンズに引き継がれています。

【adapter × movie】

今回ご紹介するレンズは「MINOLTA AF 28-70 F2.8 G」です。
本レンズは1993年に発売されました。

基本スペック

レンズ構成:11群16枚

最短撮影距離:0.85m

最大撮影倍率:0.09倍

フィルター径:72mm

大きさ:全長114.5mm

重さ:850g


ILCE-7SM3+LA-EA5/AF 28-70 F2.8G 動画からの切り出し

スペック表をざっと見ただけでもお分かりかと思いますが、最短撮影距離が気になります。
85cmの最短は最近の標準ズームと比べると距離があるので、その感覚のまま使うと不便さを覚えます。

さらに、F2.8通しレンズなのでしょうがないと言えばそれまでですが、重量はかなりあります。
今回マウントアダプター「LA-EA5」を使用してα7SⅢで撮影しましたが、アダプター分前に
飛び出るので、通常位置よりも重量を感じることとなりました。

発売当時の評判も、大きい・重い・寄れない・AF遅い、などと四重苦レンズと揶揄されることもありました。

ILCE-7SM3+LA-EA5/AF 28-70 F2.8G 動画からの切り出し

しかし、このレンズには特別な魅力があります。

それはボケ味の良さです。ボケの描写感が非常に柔らかく、かつシャープさも損わないのはさすがミノルタと言わざるを得ません。
ボケ描写は、画面の立体感、空気感に直接関係するので、非常に重要な要素と言えます。
くせが少なく柔らかいボケ味は非常に特徴的です、現代のレンズと比較すると少し古臭くみえるかもしれません。
ただ、それは言い換えると非常に個性的で、味のある描写とも言えます。

ILCE-7SM3+LA-EA5/AF 28-70 F2.8G 動画からの切り出し

その他の特徴をあげるとフレアカッターの搭載や、ズーム・ピント合わせで鏡筒がほとんど伸びないという点があります。

フレアカッターとは、通常の絞りとは別に可変式の絞りが仕込まれているもののことを指します。ワイド端で最も絞られた状態になり、中間域を出るとほとんど見えなくなります。
フレアの原因となる逆光時に効果を発揮してくれる機能で、凝った仕組みとなっています。

また、ズームやピント合わせで鏡筒がほとんど伸びない点は、重心が変わらないのでジンバルなどのバランスセッティングが必要な機材で使用する場合に効果を発揮します。
正確に言うと数mmの伸び縮みはしてしまいます。ピントでも動きますし、ズーミングでも前玉のユニットが多少動きます。鏡筒の中だけでの動きなので外枠の全長は変わりません。
現代の標準ズームレンズでF2.8通し、かつレンズ全長が変化しないレンズは数すくないのでそういった視点からみると非常にユニークなレンズと言えます。

 

実際に使用した感想としましては、柔らかい描写を必要とする画づくりの際に非常に頼りになるレンズだと思いました。開放付近ですとハイライト部に若干の滲みがでますが、光線状況に気を配って撮影すれば気にならない場合もあります。
今回のボディとアダプターの組み合わせは動画中のAFは非対応なので、マニュアルでのピント送りになります。ピントリングは回転角が浅く、トルク感にも乏しいので細かなピント送りには不向きでした。動きの多い被写体を相手にする際には注意が必要です。
コストパフォーマンスに優れるF2.8通し標準レンズ、かつ柔らかいボケ描写などを求める方にはもってこいのレンズです。

[ Category:MINOLTA | 掲載日時:21年08月07日 11時45分 ]

 

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