【RICOH】コンパクトを楽しもう『RICOH GR IIIx』編
『コンパクト』とは、「小さくまとまっており、ギッシリと詰まっている様子」を意味する単語です。
この単語は様々な製品にこの単語が使われています。
もちろんカメラも例外ではありません。
フィルムカメラが主だった時代では「コンパクトカメラ(コンパクトフイルムカメラ)」、
デジタルカメラが広く普及している現在では「コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)」が
「コンパクト」の名を冠して普及されています。
技術の向上により、デジタルカメラの性能が伸びると同時に、
カメラメーカー各社が販売しているコンパクトデジタルカメラの性能もあがり、
「スマホで十分!」と言わせない、写真撮影に興味を持ったユーザーを
納得させるようなコンパクトデジタルカメラが次々と登場しています。
この記事では『コンパクトデジタルカメラ』を実際に使ってみた使用感を紹介します。
今回のコンパクトデジタルカメラは『RICOH GR IIIx』
2021年10月に発売されたカメラです。
2019年3月に発売された『RICOH GR III』のフルサイズ換算28mm相当から40mm相当の画角に変更されたモデルになります。
ボタン配置を含めた基本的な性能は画角以外は『RICOH GR III』と同等なので、
28mmが苦手でGRシリーズに手を出しにくかったユーザーも選択肢に入りやすくなりました。
上記で『ボタン配置を含めた基本的な性能は画角以外はRICOH GR IIIと同等』と書いた通り、
パッと見るだけでは見分けはつきません。
両機体には『GR』のロゴは彫り込んでありますが、『III』や『IIIx』の文字は底面に貼られているシールにしかありません。
区別するにはレンズ前枠の長さの表記か底面のシールで確認する必要があります。
起動時のレンズのくり出し長さの比較ですが、III、IIIxともに同じ長さでした。
こういった面も含めて画角以外は二点とも同等の使い勝手です。
今回は『RICOH GR IIIx』と『RICOH GR III』を両方持ち出して撮影を行いました。
やはり外観ではパッと判別できず、IIIxを起動しようとしたらIIIだったといった事もあったため、
途中からは混乱しないように、片方の機体を動作音が鳴るように設定しました。
三脚を持って行かなかったため、
大体の比較になってしまいますが、換算画角28mmと40mmの違いが出るように同じシーンを撮影してみました。
比較すると28mmと40mmはかなり違ってきます。
28mmの写真の上に40mmの写真を大雑把にハメてみました。
画角の差が大きい事が良くわかります。
35mmや50mmに慣れ親しんだユーザーは28mmはかなり広く感じてしまうと思います。
40mmの距離感ならば35、50mmに寝れ親しんだユーザーも切り取りやすい画角です。
他にGR IIIxを使用して撮影した写真を紹介します。
いかがでしたでしょうか。
GR IIIの換算40mm画角バージョンの本機。
画角の好みに合わせてIIIとIIIXを選択できるため、より広いユーザーにマッチするシリーズになりました。
使用するコンデジにお困りの方は是非とも検討していただければ幸いです。
それでは、次回の「コンパクトを楽しもう」をお楽しみに!