【SONY】α7Ⅳ×Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA×FL
Beyond basic「次代の、新基準へ」———。
新たなベーシックモデルとして登場したSONYのα7Ⅳ。
ベーシックモデルとしては素晴らしく人気を博したα7Ⅲの発売から三年半の月日が過ぎ、SONYのベーシックはどのように変わったのでしょうか。
今回、我々Map CameraのSONYコーナー担当スタッフが各々好きなレンズとα7Ⅳを組み合わせて撮影をしてきましたので
それらを作例と共にご紹介出来たらと思います。
α7Ⅳはシャッター音が良い。
シャッター音にこだわりがある筆者にとって、α7Ⅳは最近発売されているミラーレスカメラで一番シャッター音が心地よいと思います。
ですので、α7Ⅳは撮影したい気持ちを向上させてくれます。
今回使用したレンズはSONY Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA。
Zeissレンズのコンパクトな単焦点レンズで、スナップ撮影に大変オススメなレンズです。
そして今回は贅沢にα7ⅣのクリエイティブルックFLを使用して撮影をしました。
「落ち着いた発色と印象的な空や緑の色味に、メリハリのあるコントラストを加えることで雰囲気のある画像に仕上がる」というSONYの説明です。
“雰囲気のある画像”とは…どんな作風に仕上がるのでしょうか。今回掲載している写真はすべてFLで撮影しました。早速ご覧くださいませ。
α7Ⅳ×Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA 1/100 f5.6 iso100
α7Ⅳ×Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA 1/100 f5.6 iso100
まず見慣れた新宿の景色でさり気なく撮った写真の雰囲気になるほど、と思わず声を出してしまいました。
「雰囲気のある写真とは、こういうことか。」
コントラストの強さからはっきりとした印象を受け、その場の空気感まで伝わってきそうな立体感ある写りに感動しました。
1/80 f2.8 iso100
ふとした光景を撮影した雰囲気ある1枚。まるでフィルムで撮影したかのような味わいのある色合いに惚れ惚れしてしまいます。
1/40 f5.6 iso1250
有効約3300万画素のα7ⅣにZeissレンズの組み合わせですので解像力は抜群です。
撮るだけでオシャレな雰囲気で撮影ができるので、街中をどんどん撮影してしまいます。
1/100 f5.6 iso250
1/80 f2.8 iso100
「印象的な空の色味」とSONYが説明している理由がよく分かります。
一目写真を見ただけで印象が残る深みのある色味がとても好みです。
1/40 f2.8 iso2500
1/40 f2.8 iso3200
その街の生活感がほんの少し分かるスナップ撮影が好みな筆者。シャッタースピードを少し落として動きのある写真を撮影してみました。
クリエイティブルックFLのおかげでこうした目立つ主題が無くとも、オシャレな作風で撮影ができます。
1/40 f2.8 iso1600
最後のカットもZeissならではのボケの美しさが際立ちます。コンパクトなレンズであることを忘れてしまいそうなほど、写真の完成度の高さがうかがえます。
ハンドストラップを着用し、片手でホールドしながら長い時間撮影を楽しみました。
ボディとレンズの組み合わせのバランスがよく、持っているだけで気持ちを上げてくれました。またこの組み合わせで撮影に行きたいと強く感じます。
スナップ撮影を楽しみたいあなたへ、この組み合わせをおすすめします。