春分の日が過ぎ、ソメイヨシノ桜も咲き誇り、もう流石に寒さも終わりでしょうか。
桜ばかりがこの季節の被写体に目立ちますが、根元に生えている植物に私は着目しました。
こちらは、SONY α7RIV ボディ ILCE-7RM4A +SIGMA Art 105mm F2.8 DG DN MACRO (ソニーE用/フルサイズ対応)で撮影しております。
はて、何でしょう。
よく見ると、「ツクシ・土筆」です。
ツクシは植物名ではありません。
正式には「スギナ・杉菜」です。
ツクシはスギナの「花茎と花」に相当します。
まだ、出て来てないので、マイフォトストックより掲載です。
SONY α77IIボディにTAMRON SP 180mm F3.5 Di LD[IF] MACRO 1:1を付けて撮っております。
「スギナ・杉菜」です。
スギナが「葉」の役割をします。
名前の由来は、杉の葉に似てるのでこの名前が付きました。
葉のように見えるのは枝で、本当の葉は退化して鞘状で節に付いています。
スギナは民間療法でお茶にすると、利尿・解熱・鎮咳に効果があり、
漆のかぶれには煎液で洗う、回虫駆除にはスギナをよく煮て食べると良いとされてます。
形が筆に見えて、土に生えた筆の様なので、「土筆」と書きます。
「ツクシ・土筆」と「スギナ・杉菜」は、地下茎でつながってます。
スギナはシダの仲間で、胞子を飛ばして増えます。
その胞子を飛ばす役目が、ツクシです。
この穂の部分から、淡緑色の胞子が飛びます。
ツクシは胞子茎と言われ、胞子を出し終えると枯れます。
ツクシは油炒め、酢の物、つくだ煮と楽しめます。
八百屋さんではあまり売っていない、春の味覚です。
但し、文献によっては下ごしらえをする時、あく抜きが大変なのが関係しているのか、多食は禁物とのことです。
話は変わりまして最近、そのカメラに搭載された認識機能に興味がありまして
人物、動物に加えて新たに、私の分野のとくに鳥、とくに昆虫にも対応したので、SONY α7RV ボディ ILCE-7RM5を購入いたしました。
早速、撮って見ました。
SONY α7RV ボディ ILCE-7RM5にTAMRON 150-500mm F5-6.7 DiIII VC VXD A057S (ソニーE用/フルサイズ対応)で撮影
蜜を吸っているメジロばかりなのですが、このメジロはモミジバフウの実で何を探しているのでしょう。
実はイモムシを捕食してました。
メジロもタンパク質を食べたいという事でした。
α7RVの認識機能はメジロの小さい瞳を良くとらえています。
そして、もう一羽、頭から背と胸は黒色、白い額の「セグロセキレイ・背黒鶺鴒」です。
ほぼ日本だけに生息する、セキレイです。
真っ黒な部分に瞳があるところを後ろ姿なのに、良くとらえてます。
正面はこんなふうです。
少し大きい自然公園に行けば逢えると思います。
巷では、二刀流、二刀流と話題を呼んでいますが、
今後、SONYα7RIV ボディ ILCE-7RM4AとSONY α7RV ボディ ILCE-7RM5の二刀流?でこれからもよろしくお願いします。。
最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。
【参考文献】
なんでもハーブ284 (ポケット図鑑)山下 智道 (著)文一総合出版
フィールドベスト図鑑17巻 日本の薬草 監修: 矢野 亮 出版社: 学研
身近な薬草活用手帖: 100種類の見分け方・採取法・利用法 寺林 進 (監修)出版社 : 誠文堂新光社
改訂版 散歩で見かける草花・雑草図鑑 高橋冬 (著), 鈴木庸夫 (写真) 出版社 : 創英社/三省堂書店
大きくて見やすい! 比べてよくわかる! 山野草図鑑 (朝日園芸BOOKS) 金田/洋一郎(著) 朝日新聞出版
持ち歩き! 野草・雑草の事典532種 金田 洋一郎 金田 初代 (著)出版社 : 西東社
街で見かける 雑草・野草図鑑金田 一 (著)出版社 : 交通新聞社
鳥くんの比べて識別!野鳥図鑑670 永井真人 著 茂田良光 監修 文一総合出版